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きのうは時の記念日。1920年に東京天文台と生活改善委員会が「欧米並みに時間をきちんと守り、生活の改善と合理化を図ろう」と呼びかけて、この記念日が制定された。かつて「山形時間」ということがよく言われた。意味は時間にルーズということだ。会社づとめのころは、営業が長かったので、一番留意したのが時間であった。
このような呼びかけが奏功したのか、日本は時間守る折り目正しい生活を手に入れたように思う。電車のダイヤなどの正確さは、来日する外人を驚かせるほどだ。外国へ旅行に行ってきた人の話では、電車や飛行機の時間が不正確でいらいらさせられることが多いようだ。
この間、ある会で話がでたが、年を取ると時間が過ぎるのが早く感じるのは頭の回転によるという。反対に、若い頃は頭の回転が速く、記憶や行動の容量が大きいので時間が長く感じる。ちょっと本当らしくもあるが、はたしてどうだらろうか。
数年前、平井堅が歌ってヒットした「大きな古時計」には、100年もの間、正確に時を刻んだ柱時計のエピソードが有名になった。時計を買った本人が、年をとり息を引き取ったと同じ時刻に動くのを止めた柱時計だ。時を刻むというのは、万人に共通のことであるが、生きている人間の中では、同じ時間が長くなったり、短くなったり、時として止まってしまうことすらある。
大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計
百年いつも動いていた ご自慢の時計さ
おじいさんの生まれた朝に 買ってきた時計さ
今はもう動かない その時計
百年休まずに チクタクチクタク
おじいさんと一緒に チクタクチクタク
今はもう動かない その時計
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