goo blog サービス終了のお知らせ 

夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

この邦題にご苦労様。

2003年03月11日 | 映画(番外編:映画と邦題・字幕・台詞)
『わたしが美しくなった100の秘密』(1999)を含め、
長めの邦題で苦労の色が見えるものがいろいろあります。

『2999年異性への旅』(2000)。
男性しか存在しない星からやってきた主人公。
彼の使命は地球の女性と子どもをもうけて繁殖させ、やがて宇宙を支配すること。
偽の生殖器を装着された彼は、地球で出会った女性とめでたく結婚し、
ひたすらセックスをくりかえす。
とってもB級チックだとお思いでしょうが、出演者はそれなりの人が固めています。
原題は“What Planet Are You From?”。
ちょっと、いやかなりスベってる?

『宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式』(1999)。
宇宙人向けに地球人の性行動を解説したドキュメンタリー風コメディ。
男女の出会いからセックスにいたるまでの背景、心情をこと細かに解説。
くそまじめなナレーションがとっても笑えます。この映画は侮れん。
借りるには勇気のいる邦題ですが、見つけたら迷わずにレンタルしましょう。
原題は“The Mating Habits of the Earthbound Human”。

ここ数年の「流行(ハヤリ)ものタイトル」は、ちょっと長めでおしゃれな感のあるもの。
どちらも原題に近いと言えますが、
『彼女を見ればわかること』(2000)←“Things You Can Tell Just by Looking at Her”
『クリスティーナの好きなコト』(公開中)←“The Sweetest Thing”
この2本はどちらもキャメロン・ディアス主演。

そして、彼女の出演作のもう1本の「流行ものタイトル」は『姉のいた夏、いない夏。』(2001)。
原題は“The Invisible Circus”だから、完璧な流行もの。
語尾に「。」がついてるところがミソ。
「モー娘。」の影響力ってすごい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする