『ライオン・キング』(原題:The Lion King)
監督:ジョン・ファヴロー
声の出演:ドナルド・グローヴァー,セス・ローゲン,キウェテル・イジョフォー,アルフレ・ウッダード,ビリー・アイクナー,
ジョン・カニ,ジョン・オリヴァー,ビヨンセ・ノウルズ=カーター,ジェームズ・アール・ジョーンズ他
前週同様、全館停電(正確には節電)で休みだった水曜日、
109シネマズ箕面にてIMAX2Dの字幕版を鑑賞。
お盆休み中の映画館って凄いです。
いつもこれぐらい盛況なら、潰れないだろうかと心配しなくていいのに(笑)。
ジョン・ファヴロー、監督としても役者としても大好きです。
“アイアンマン”シリーズ最初の2本の監督で、
“アベンジャーズ”シリーズにもハッピー・ホーガン役で出演。
そのハッピーは今も公開中の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では
「汗臭いおじさん」呼ばわりされていましたけれど(笑)、頼りになる。
私がなんと言っても好きだったのは、彼が監督・脚本・主演を務めた、
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2014)。
別にタイプじゃないですよ、でもいつも彼の作品は幸せいっぱい。
で、『ライオン・キング』です。
サバンナの王国プライドランド。
絶対的な王でありながら動物たちの尊敬を集めるライオン、ムファサ。
その息子として生を受けたシンバだったが、
ムファサの弟(=シンバの叔父)で王座を狙うスカーの謀略に陥り、
父ムファサを失ったうえに、それがシンバのせいだと思い込まされ、
母サラビや幼なじみのナラに別れも告げぬまま、プライドランドを後にする。
行き倒れになりかけたところを通りかかったのが
陽気なイボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモン。
シンバを助けて自分たちの仲間に引き入れる。
こうして明るく平和に満ちた場所で成長するシンバ。
一方、プライドランドはハイエナと手を組んだスカーが牛耳っていた。
ハイエナが次々と動物を襲い、残らず食い尽くそうとする。
先行きを心配するサラビを見たナラは、助けを呼んでくると言って飛び出す。
そこでシンバと再会を果たすのだが……。
CGの進歩に目を見張るばかり。
ぎこちなさも一切なし、動物たちの表情や動きの凄いのなんのって。
特に産まれたばかりのシンバの可愛さには顔も緩む。
大人になったシンバの声だけはちょっとマヌケに聞こえましたが、そんなことない?
セス・ローゲンとビリー・アイクナー(知らんけど)がそれぞれ声を担当する、
プンバァとティモンがよかった。
キウェテル・イジョフォーの声のスカーも憎々しくてよいですね。
声がなければネイチャー番組のドキュメンタリーのよう。
たいていこういうのは眠くなるのですが、大丈夫でした。ずっと観ていたいような気も。
やっぱりジョン・ファヴロー作品は温かい。