マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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平等坊ジャジャウマ

2006年06月04日 19時39分19秒 | 天理市へ
天理市平等坊町の野神祭は氏子らが早朝から熊野神社の境内に集まり、蛇を模った綱作りから始まります。

蛇綱用として栽培された麦を稲藁とともに撚って綱に仕立てあげます。

撚った綱を綺麗に鎌やハサミで刈り込み、耳と頭に見立て、円形の輪のようにして組み立てます。

出来上がったジャジャ馬綱は、拝殿前に今年の恵方の方向に供えて塩とお神酒で清めます。

蛇綱作りの直前に同神社神殿や末社神殿の屋根に菖蒲を乗せる旧暦の端午の節句の菖蒲祭。

平等坊町の野神祭は本来旧暦の6月の行われていたが戦後間もない頃に5月5日の子どもの日に移行されています。

菖蒲を載せたり麦を蛇綱に巻きつけるのはその名残りと考えられ”ショウブデンボ”と称して菖蒲を地面に叩きつけた風習もあったそうです。

子どもたちは神饌に供えられたジャコとお神酒をいただくのですが、やはり美味しく口にするのは断然柏餅です。

一段落すると、年長の男子を先頭に蛇を担いで西へ数百メートル離れた野神さん場まで引き回しお渡りします。

稲作田には一週間ほど前に水口祭で供えられた花飾りが数多く見られます。

花飾りはそれぞれ違った花が飾られています。

昔は道中に水路で暴れまわったり、蛇に水を飲ませた所作もあったそうですが、今はもう見られないと云います。 

(H18.5.5 Kiss Digtal N撮影)