マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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石見の祭祀講

2006年06月11日 15時53分12秒 | 三宅町へ
石見の野神さんの写真ができあがったので総代さん宅へ訪問した。

すると、祭事を撮ってるんなら石見で有名な祭事の「祭祀講」があるからおいでとおっしゃる。

「祭祀講」は毎年10月1日の早朝から行われる。

午前4時から当屋宅で神事が始まる。

今年は植松米穀店が当屋にあたっている。

神事を終えると一行は4時40分当屋宅を出発し、石見鏡作神社へ到着する。

5時、サイレンを鳴らして総代、三役、実行委員はモチを受け取る。

朝10時ころ、仏肖像画のような三つの”掛け軸”を掲げ「堀上げ」神事が始まる。

徳川吉宗時代のころに始まったと伝えられる神事。

講員の子弟が満18歳に達して成人になった祝いをするものでいわゆる元服式である。

「祭祀講」は”掛け軸”を掲げ供える祭典で、家庭の安全と子孫繁栄、五穀豊穣を祈願します。

神事では伊勢大明神に代参していただいた神の名を書いたものを、講員らが集まる中で総代がほどき、ぴゅんと引いて持ち上げる。

この引いたものが当たりであり、次の当屋を決めるクジ引きのようなものである。

なお、前日の午後5時には当屋宅で白モチを検分する「モチ見」が行われる。


また、10月の秋祭りでは午前7時に当屋宅で神事が行われ、9時から神迎え、同神社まで御渡りが行われる。

10時からは神事、16時から巫女さんの神楽舞が行われる。

秋祭り本来の日程は10月17日(宵宮)、18日であったが、近年にはその日に近い土曜、日曜に移行されている。

今年は10月14日(土)、15日(日)に行われる。

そして、3月中旬には御田植え祭が行われる。

「祭祀講」を含めて、一連の祭事は拝見したいものだ。