5月21日、奈良市都祁南之庄では田植を終えると、氏子らは都介野岳山頂へ登り、無事に田植えが終わったことに感謝する「毛掛篭」が行われます。
今日は日曜と重なり、午後からは国津神社の社守が主斉する子どもたちを騙す「いっぱいだまし」が催行されました。
御幣を手に持つ社守に続き、氏子総代が太鼓を叩きながら子どもたちを引き連れていきます。
同神社から近くの大石まで行き、ぐるりと回って同神社へ戻り、境内の石の向こうを回ります。
参拝者は「いっぱいだまし、いっぱいだまし」と声を掛け合います。
これを繰り返し三周しますが、三周目のとき、急に二老は反対方向へ戻っていき、子どもたちを騙してしまいます。
この所作が「いっぱいだまし」といわれ、西南方小字の金日(きんじつ)なるところにいる狐狸が人々をだますのを封じ込めるという伝えが残っています。
祭事が始まるころ、子どもたちを呼ぶ太鼓を叩いて合図をしましたが、今年は地区の子どもたちがやってこない。
楽しみにしていた大人らは淋しくなったとこぼされる。
(H18.5.21 Kiss Digtal N撮影)
今日は日曜と重なり、午後からは国津神社の社守が主斉する子どもたちを騙す「いっぱいだまし」が催行されました。
御幣を手に持つ社守に続き、氏子総代が太鼓を叩きながら子どもたちを引き連れていきます。
同神社から近くの大石まで行き、ぐるりと回って同神社へ戻り、境内の石の向こうを回ります。
参拝者は「いっぱいだまし、いっぱいだまし」と声を掛け合います。
これを繰り返し三周しますが、三周目のとき、急に二老は反対方向へ戻っていき、子どもたちを騙してしまいます。
この所作が「いっぱいだまし」といわれ、西南方小字の金日(きんじつ)なるところにいる狐狸が人々をだますのを封じ込めるという伝えが残っています。
祭事が始まるころ、子どもたちを呼ぶ太鼓を叩いて合図をしましたが、今年は地区の子どもたちがやってこない。
楽しみにしていた大人らは淋しくなったとこぼされる。
(H18.5.21 Kiss Digtal N撮影)