田原本町矢部では5月5日の子供の日に矢部の「綱掛」が行われます。
前日に同地区10組で構成されているなかの当番の組当家らが約7mの長さの藁縄一面に藁を垂らした綱や牛の版画、ミニチュア農具を2時間かけて作ります。
綱の先頭に取り付けた竹籠には栴檀(せんだん)を飾り、中には稲苗、牛の版画やクワ、スキ、マンガンのミニチュア農具を収めています。
直会を済ませた一行は、収録された伊勢音頭を囃子ながら奉幣を先頭に子供たちが綱を担ぎ地区組の一軒、一軒を練り歩き回ります。
目出度い新婚さんの家、長寿の方々や次当家の方々に綱を巻きつけて祝います。
綱は集落の南寄りの綱掛の地にあるヨノミの木(昔は栴檀)に掛けられた後、僧侶の読経が始まります。
米や麦が豊作であるように、また集落に邪気が入らないように祈願します。
農牛馬を神とした野神さん信仰の行事のひとつです。
(H18.5.5 Kiss Digtal N撮影)
前日に同地区10組で構成されているなかの当番の組当家らが約7mの長さの藁縄一面に藁を垂らした綱や牛の版画、ミニチュア農具を2時間かけて作ります。
綱の先頭に取り付けた竹籠には栴檀(せんだん)を飾り、中には稲苗、牛の版画やクワ、スキ、マンガンのミニチュア農具を収めています。
直会を済ませた一行は、収録された伊勢音頭を囃子ながら奉幣を先頭に子供たちが綱を担ぎ地区組の一軒、一軒を練り歩き回ります。
目出度い新婚さんの家、長寿の方々や次当家の方々に綱を巻きつけて祝います。
綱は集落の南寄りの綱掛の地にあるヨノミの木(昔は栴檀)に掛けられた後、僧侶の読経が始まります。
米や麦が豊作であるように、また集落に邪気が入らないように祈願します。
農牛馬を神とした野神さん信仰の行事のひとつです。
(H18.5.5 Kiss Digtal N撮影)