マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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見納めの矢野建彦遺作展~大和路をみつめて~inDMG MORIやまと郡山城ホール

2023年08月25日 08時18分53秒 | しゃしん
14日、水曜日の初日は正午から。

最終日の19日、月曜が午後3時まで開催していた「矢野建彦遺作展」。・・終了しました

かつてないレイアウト構成に大作が映える。

駐車場から見た窓に3枚の写真を並べたら、写真か美術画廊そのものである。



通る人が目につくようになっているし、これまでどこの展示でも閉ざしていた西側のパネルを取っ払って、中央向こうから来られるお客さんの目が行くようなレイアウト。

実に開放的な展示構成に目を見張る。

受付は故矢野建彦さんの妻。

朝から展示作業協力、出展作もある写真家のNさんと話していたおりにいわれた。

「この展示終えたら額縁はさておき、プリントはみなに持って帰ってもらおうと考えている」、に、えっ・・・

会場でばったり出会った写真家たち。

しばらくぶりだね、にDMG MORI やまと郡山城ホール1階にあるカフェ・カステッロでお茶会。

写真家Kとの話題は民俗。

山添村・的野八幡神社社務所東に二十三夜講碑がある、という。

奈良県内に、ごく僅かしか見つかっていない二十三夜講碑。

神社行事や、村行事を取材してきたが、そりゃ知らなんだ。

場所は、あそこだと認識しているので、また再訪してみたくなった講碑の状態。

また、県外の民俗に話してくれた和歌山県の花園御田舞(おんだまい)。

隔年実施に、ひっそりしていると思って訪れたが、カメラマンの多さに驚いたそうだ。

御田舞に、60年に一度の所作もあるようだ、と現地で聞いたその舞。

60年間の空白期間にはてさて。

行事の所作以上に、装束に祭具もある。

これらすべてを村の人たちが後継に繋ぐ手段は?

実は、継承していくために練習を重ねている。

表舞台には登場しないが、継承していくために、練習場を地元会館に決め、本番さながらの所作を毎年行っているようだ、と・・・

ところで、知り合いの女性カメラマンが、参加している「城ケ丘写真クラブ」が、もう一方の写真クラブと合同展示される写真展の案内ポスターが・・・



本日の展示会場と同じ会場。

予定していたが・・・

(R3. 7.14 SB805SH撮影)