マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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緊急入院から19日目に退院の日に慌ただしく入所した施設暮らしがはじまる

2024年10月19日 07時54分33秒 | むびょうそくさい(おかん編)
おふくろが緊急入院してから19日目に退院した。

本来は、もっと早くに退院ができた。

そろそろ退院ですよ、と伝えられた翌日の14日。

なんと、入院している棟の2階で、他の入院患者さんがコロナに感染したのだ。

目途がつくまで、しばらくは退院できない日々。

意外と早くなったのは、コロナ感染に調べた結果が陰性と判断されたからだろう。

退院と同時に、受け入れ許可をいただいていた施設の入所。

退院と同時に施設に移すのは、私の考えでなく、これから入所する施設のリーダーの考え。

退院したら、お家に帰りたくなる。

その心に負け、許してしまうと、腰を上げるのが難しくなる。

いっそのこと、入所してしまえば、その施設に馴染んでしまう。

施設の先輩たちと会話するだけで馴染んでいく。

そんな事例を数多く見て、体験してきたことによって、その考えは良かったと、今も思っている、と・・

その考えに、私も同意し、かーさんも、そう判断し、今日の段取りをすすめた。

さて、本日の19日である。

朝からたぶんに夕刻までかかる退院手続きもあれば、入所先に予め運んでおかなきゃならない施設暮らしのものもの。

衣服はもとより、介護用品なども入所施設に運び、おふくろが少しでも快適さが得られたらいい。

また、長期間に亘って、預かってくださったデイサービス施設の人たちにもお礼をしなくては・・・

午前9時、我が家にあるだけの介護用具に介護用品を運ぶ。

玄関にまとめて、取りこぼしのないように確認する。



愛車に詰め込むだけでも時間はかかる。

積み込んだまま移動した入院先。



窓から見える建物は2年間もお世話になった介護施設。

ほぼ2年間のデイサービスにお世話になった幸寿苑も卒業。

と、いうよりも対象とする地域外れのホーム入居に規定外の送迎は不可と伝えられて継続契約は、そこで停止した。

長年のお礼にちょっとした気持ちを添えて・・・手土産持参にお礼を伝えたく伺った。



退院に支払う入院費用。

この行為があってこそ、退院証明書が発行される。

また、入所する施設には、ここ病院からは医療情報を伝達する看護スタッフへもあれば、施設が契約している主治医への伝達もある。

医療にかかった場合は、介護施設に必要な医療情報を伝えなければならない、いわば患者さんの医療情報。



封をあけてはいけない情報が中に収めているから、家族であっても封はあけられない。

おふくろが、3回も入院した圧迫骨折のときも、みな対応してきた私的な部分である。



退院手続きを終えて、おふくろを愛車の軽バンに乗ってもらう。

久しぶりに足元に添えた足踏み台。

よっこらっせ、と乗せて入所先に向かう。

我が家から10分も要らない近距離にある、そこは地域外。

相談、応対、入居希望の登録をしてから4か月目にして、突然の連絡が・・至急、入居。

あれこれいろんな施設の見学、登録をしてきたが、一番はじめに登録したハッピーガーデーデン西ノ京。

見学させてもらったおふくろも気に入ってくれた老人ホームに入居が決まった。

退院迎えに声をかけたら、家に戻れるんやな・・・、というが、そのルートもなく、ホームに直行。

受け入れてくださったスタッフが玄関口で待っていた住宅型介護老人ホーム施設。

到着した時間は正午過ぎ。

入居者のみなさんは、既に食事中だった。

おふくろの分の1食も用意していたが、食べたくない、という。

食事ルームにほぼ全員のみなさんが、そろっている状態に、担当者は一人一人に紹介してくださる。

緊張する間もなく、入居者の人たちと会話をするおふくろ。

お腹が減る余裕もなかったのだろう。



午後1時、その間に、部屋の支度。



1階であっても見晴らしサイコーの部屋。

特に見える若草山。

毎年の1月末に行われる新春行事。

大勢の観光客が押し寄せる若草山の山焼き行事は、いつも人気だが、おふくろは見てくれるだろうか。

あれこれもってきたモノや、入院中に使用していたモノまでの品々を調えるかーさん。

あれこれお聞きしたいとことたくさんあるが、ある程度までの調えが終って・・・

気がついたら、午後2時も過ぎていた。

顔合わせした、これからお付き合いしていただくケアマネジャーさんも紹介され、詳しい契約ごとは、落ち着いたころに・・。

(R4. 3.19 SB805SH 撮影)