マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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カルディコーヒー・ナニワ肉吸いの素はもみない

2021年11月19日 10時04分47秒 | あれこれインスタント
ときおり立ち寄ることがあるイオンモール大和郡山店。

大型スーパーに求める買い物は、以前よりかは極端に減ってきた。

ささっと巡ってささっと購入するのもお決まりの商品に、これはっと思えるものがない。

いつも決まった同じ商品に飽きがくる。

そのショッピングコーナーからすぐ近くに若者たちがこぞって買いにくるカルディコーヒー

コーヒー専門店だと思っていたカルディにユニーク商品が棚積み、山積み。

見るもの初めての商品がいっぱいあるある。

えっ、と思って、手が伸びたナニワ肉吸いの素。

“肉吸い”といえば、関西人ならほとんど、誰でも、とまではいかないが、ある程度の年齢なら、あっ、それ知ってる、というくらいに有名になっちまったメニュー。

ナニワ肉吸いの素」パッケージの裏面にある大阪名物肉吸いは「肉うどんからうどんを抜いたもの。さらにだしが決めての肉もない汁」。

つまり肉味の吸い物みたいなもんだ。

旨味が詰まった汁だけの商品にお好きな具材を入れて愉しむ「ナニワ肉吸いの素」。

悲しいかな、肉吸いだけの表記では著作権にひっかかるのか、わざと前に付加した「ナニワ」の文字。

ナニワは”浪速”。

昔の大阪湾の呼び名。

潮の流れが早い波が速い意。

そこから生まれた「なみはや」が「なにわ」に転化したとか・・(※諸説あるが・・

古代史に記す「浪速津」は、船着き港。

その付近の地を「浪速」とか「難波」に・・・。

復元した古来の地図などをみれば今の時代とはまったく様相が異なる。

大阪生まれの肉吸いにいろいろあるもんだからカタカナ表記の「ナニワ」にした・・・・知らんけど・・

そもそも「肉吸い」の発祥は、大阪・難波に店を構えたうどん屋の「千とせ(※ちとせ)」が開発したもの。

尤も、開発?のきっかけになったのは、吉本新喜劇に出演していた芸人さんの花紀京(※はなき きょう)さん。

出番の空き時間に訪れた千とせ。

二日酔いに軽く食べたかったためにうどん抜きの肉うどんにしてもらったのが経緯。

そう、肉吸いはうどんだけを抜いたのがほんま。

肉もない汁ものなら、肉なし吸いになるわけだ。

旨味は肉だし吸い物で摂る。

ところがカルディコーヒーがプレゼンツする「ナニワ肉吸いの素」はもみない。

味のない食べ物は「もみない」とか「もむない」という。

おおばあさんも、その家族も、私もみな、味のないものをそういう。



不味いという意でなく、味のない食べ物をそういう。

ナニワ肉吸いの素」をだしに家人がつくってくれた吸い物。

ほんまに味がない。

これを美味しいという人たちは、何かをトッピングしてるのでは・・・と思うのだ。

パッケージの図柄を見たブロガーさん。

思わず発したのか知らないが、「パッケージの、めっちゃ浪速」に疑問をもつ。

なぜならそのデザイン。

どこかで見たことあるような・・「くいだおれ太郎」の衣装柄・色のように見えるのは私だけだろうか?・・・。

(R2. 3. 4 SB805SH撮影)


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