一炉庵の生菓子も春の装い
今日のヘルパーさんは高校生時代に写真部だったという話なので、母の作品を見せたいとアルバムを数冊探し出しました。いや~、今見ても実に上手!発想も色合いもピントも素晴らしい。(おもちゃみたいなデジカメじゃ話にならないな。←三女の独り言。)
それはさて置き。午前中早くからアルバム探しで騒いでいたら、「誰が来るの?嫌だわ」と例によって例の如く、不機嫌の兆し。でもタイミングよく孫娘に連れられて曾孫が顔を見せると、たちまちそちらに気を取られて、(三女のそそのかしで)曾孫が始めた「結んで開いて」の歌と手遊びに合わせて、母も両手を動かして、「その手を上に」で、右手も肩より少し上まで上げました。
そのお陰で、ヘルパーさんが来た時には、当たり前のように機嫌良く受け入れて、結果的には三女の思惑通り、母はヘルパーさんから写真を褒めてもらって、良い気分のひと時を過ごし、その後も居眠りしたりテレビを眺めたの平凡なひとときを、穏やかに過ごせました。
夕方は三女夫婦と孫、曾孫と一緒に楽しく食事。「結んで開いて」で無理し過ぎたのか、途中何度か右手が痛いと言っていましたが、着替えもベッドへの移動も比較的スムーズで、8時半には待ちかねたように横になって、「ありがとう」と言うと、笑顔を残したまま寝息を立て始めました。
良い一日でしたね。