駒形どぜう向かいのバンダイ本社に立つガンダムのフィギュア
7時15分ごろ目を覚まし、「あなたが来ている夢をみていたのよ。目が覚めたら本当に居るんですもの、ビックリしたわ」と何度も言って喜んでいました。ベッドの上で右足小指の手当て。痛がるかとおっかなびっくりでしたが、騒ぐこともなく、案外上手くできました。その他着替えや移動はいつもどおりスムーズに。
朝食はブルーベリージャム・トースト1枚、ウィンナーソーセージ1本、無花果1個、ミルクティ1杯。食後はテレビの「つばさ」やニュース、高校野球を見たりして過ごし、10時半近くになって「ピアノが弾きたい」と言い出しましたが、Y子が来る時間が迫っていたので、「思い出のアルバム」を居間で歌うに止めました。トイレ1回(小)。(三女)
三女から「ピアノを弾きたがっている」と言われたので、ピアノの部屋にいきました。例によって「思い出のアルバム」を弾きました。一回弾くと、ピアノの上の絵画に目をやり「これは誰が描いた絵なのかしら?」と絵に関する疑問がしばらく続きました。
今日は(今日だけではありませんが)、苛々せずにおばあちゃんに接しようと決めていたので、絵に対する疑問にも笑顔で対応。すると、混乱の方にはいかず、お互い笑顔でいられました。疑問→ピアノ→疑問→ピアノと7回続くと、おばあちゃん自身がくたびれたようで、「お茶にしましょう」との申し出。
お茶の支度をしていると、ヘルパーさん登場。「用は無いのでお帰り下さい」のご挨拶でスタートしました。昼食はパンケーキ・オムレツ・バナナ・無花果・お茶「よく召し上がりました」との事です。
ヘルパーさん帰宅後、少し疲れたのか居眠り。途中「手が痛い」といって起きたものの、痛がっているのはいつもと逆の手。「あれ?こっちなの?」と聞くと「間違えちゃったわ」と言ったので二人して大笑い。その後も、居眠りが続き三女に交代。トイレ1回(小)でした。(Y子)
Y子が帰った後、「訳が分からなくなっちゃった」「何も分からない、どうしたら良いんだろう」の嘆きが始まり、テレビへの疑問が出たりと、面倒な雰囲気に。テレビを消して、しばらく嘆きに相槌を打ったりしていましたが、好転する気配がないので、試しに百人一首を誘うと乗ってきて、30分ほど百人一首で気分転換。やっている間は嘆きも忘れたように集中し、今回も母の圧勝。
これで問題解決と思いきや、夕食(今日はお寿司を取ったので酒の肴のみ)の用意を始めると、再び「訳がわからない」「神さま、どうしたら良いのでしょう」と泣いてみたり、トイレの要望が続いたり(小XX)と、面倒な人に。
「今日はYさん(三女の夫)のお誕生日だからお寿司とっちゃった」などと声掛けしながら、酒の肴をテーブルに並べ始めると、やっと興味が食べ物に移り、お寿司が届いたところで急激に機嫌回復。三女の夫が来たところで、ビールとおいしいワインで乾杯。「いくつになったの?」「やっぱりお寿司はおいしいわね」「このワインは強いけどおいしいわ」と話もはずみ、食も進み、楽しい宴となりました。
三女の夫が帰ると、再び「どうしたら良いんだっけ?」と不安そうな様子が復活。「歯磨きをしたら良いんじゃない」「足の指の手当てをしましょう」「パジャマに着替えちゃいましょうか」と次々にやることを提案、実行。トイレに2度挑戦(小X)し、8時になったところでベッドに誘うとOKの返事。
ベッドインするとすぐに寝息を立て始めましたが、途中で目を開けてもにょもにょ言うので、8時半までベッドサイドで見守り、8時半にうっすら目を開けたところで「お休みなさい」と言うと頷いたので部屋から出ました。部屋の外でさらに10分ほど様子を見ていましたが、その後は静かなままだったので、眠ったものと判断しました。(三女)