
Franziskaner Bar&Grillのドイツビール。おいしい!
朝7時に目を覚まし、順調に着替えや移動を終了。朝食はレーズントースト1/4枚、ハム、南瓜各一口、桃3/4をミルクティと共にゆっくり食べました。その後は穏やかな様子でテレビを見て過ごし、「出かけるから車椅子に移動しましょう、上手くできるかな」の呼びかけに「できると思うわよ」と応えて、一生懸命立ち上がり移動に協力してくれました。
玄関を出たところでデイサービスの介護士さんとバッタリ。「あら、お早う。来てくれたの?」、運転手さんにも「いつも済みません」と笑顔で挨拶し、機嫌よくでかけて行きました。デイサービスでは午前中は入浴でさっぱりし、午後は熱心に体操に参加していたとのこと。昼食は8割9割。
デイサービスからの帰りを三女と曾孫ちゃんが出迎えたので、嬉しそうに帰宅。曾孫ちゃんと一緒にシューアイスを食べて一休み。二人で「思い出のアルバム」を楽しそうに歌って過ごしました。
夕方、海外赴任で長いこと不在だった息子が久々に顔を出し、三女夫婦、孫のY子、曾孫と息子という賑やかな夕食となりました。息子の訪問を喜んでニコニコしながら、「今何をしているの?子供はいくつになったの?」など、色々と話しかけ、息子が「元気そうだし、幸せそうで安心した」と言うと、「そうよ、皆良い子達で、何の心配もなくて、幸せよ」との返事。楽しい時間が流れていきました。
ところが!三女の夫、Y子、曾孫に続き、息子が8時過ぎに帰ると、「今来ていたのは誰?何しに来たの?」と当惑顔。「大事な息子のTさんじゃない、お母さまの元気な顔が見たくて来たのよ」と説明すると、「そんな筈はない」「どんな話をした?」「どうして分からなくなっちゃったのかしら」等と一気に不安な表情に。「困っちゃたわ」「神さま、どうしたら良いのでしょう」と情緒不安定が加速されて、「あなたは寝ていらっしゃい、私は今日は寝ないから」という事態に。
「そういう訳にはいかない」と、9時過ぎに、歯磨き、トイレ、着替えをいつもどおり進め、ベッドに誘導したものの、「起きる」ともがいたり、興奮して泣いたりと大騒ぎ。仕方なくベッドを起こし直し、ベッドの淵に腰掛けてホットミルクを飲んでもらい、トイレを使ってから、再度ベッドに横になってもらうと、今度は目をつぶって静かになりました。それでも時々頭をもたげたりするので、しばらくベッドサイドで様子を見ていたところ、10時過ぎにようやく寝息を立て始めてくれました。
せっかくの嬉しい訪問も、最終的に不安材料になってしまうというのが、ちょっと悲しいですね。
