キリギスタン土産色々
夫はフランスから帰った翌週からキリギスタンにでかけ、昨日帰国しました。全く忙しい人です。キリギスタンと言われても、中央アジアにあって旧ソ連の共和国だという程度の知識しかない私にとっては、そもそも何をしに行くのかもよく分からない「???」の世界ですが、どうやら研究仲間の会議やリサーチに参加したようです。
仕事を終えて、キリギスタンの首都ビシュケクの空港から5時間のフライトでモスクワのシェレメチェボ空港に到着。そこで12時間待機した後日本に向けて出発。10時間のフライトで成田に到着したとのこと。何とも長旅でしたが、さほど疲れた様子もないのが不思議です。
DちゃんのTシャツ、大人用の不思議な帽子、ウォッカ、コニャック、サーディンの缶詰と、ずらり並んだお土産を見ると、異国の地の感が一層強まります。興味が湧いて、食べ物や言葉や文化について少し質問してみましたが、滞在期間中はほとんど研究仲間でつるんでいたみたいで、余り面白い話は聞けませんでした。せっかく遠路はるばる異文化の土地にでかけたのに勿体無いなあ、と思うのは主婦の気楽さというものでしょうか。
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話は変わって、我家の猫くうちゃんが土曜日に左足に怪我をして上手く歩けなくなり、私の部屋でじっと蹲って過ごすうちに、今度は風邪を引いたみたいで、クシュンクシュンとくしゃみの連続。週末だった上に猫の病院通いの係り(?)の夫が不在だったので、自力で直るかな?と様子を見ていましたが、怪我も風邪も一向によくなりません。ということで、今日夫に病院に連れて行ってもらうことにしました。
ところが、朝、椅子の上で眠っているところを抱き上げてキャリーバッグに入れようとしたら、フーシャーと怒って爪を出し、仰け反って逃げ出し、あまつさえたまたま少し開けていたベランダのドアから外に飛び出すというまさかの展開。その段階で私はピラティスとフランス語のクラスに行く時間になり、止む無く夫と今日仕事が休みのKに後を頼んで、出かけてしまいました。
頼んではみたものの、多分外に逃げたままか、帰って来ても上手く捕まえられなくて、病院には行けていないだろうな~と思いながら、夕方家に戻ってみると、何と何と、無事捕まえて連れていってくれていました。ちゃんと風邪薬と怪我のための抗生物質を処方してもらって、一安心。病院から戻ってすぐ外に飛び出して行ったくーちゃんも、私が帰宅すると家に戻ってきて、膝の上でしばらくゴロゴロした後、安心したのか今はベッドで寝ています。あ~、良かった!頑張ってくれた夫とKに感謝です。ありがとね。(三女)