ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

チャイチャイが入院

2016-03-19 13:03:50 | 日常
           

三日ほど前からチャイチャイが苦しそうな咳をするようになって、一昨日夫が獣医さんに連れて行ったら、高熱が出ていて何らかのウィールス性の病気(多分猫風邪)との診断。その場で注射をして、5日分の飲み薬を出してくれました。ついでに血液検査をしたら肝臓や腎臓には異常がないということで、その点はひとまずホッとしました。

ところが、家に帰ってからもずっと元気がなく、一昨日も昨日も、一切の食べ物を受付けず水を飲むことも拒否。時々吐きたそうにゲホゲホするけれど物を食べていないので何も出ず、とても苦しそうな様子。段々瀕死の様相になってくるので居ても立ってもいられず、今朝一番で再び夫に獣医さんに連れて行ってもらいました。

結果、獣医さんが猫缶を大きなスポイトで喉の奥まで送り込み、吐き気止めの薬を飲ませたら上手く治まって、少し生気が蘇り、「大丈夫ですよ。あと2、3日で元気になるでしょう」とのこと。私のようにオッカナビックリでご飯を鼻先に持っていくのではなく、こういう時は決然と喉の奥まで入れるのが大事なのかもしれませんね。長年猫と付き合っていてもプロには叶いません。

折りしも、来週初めから一週間ほど留守にするので、そのまま獣医さんに預かってもらうことにしました。チャイチャイには可哀相な気もするけれど、留守中に的確な手当てをしてもらって元気を取り戻せれば万々歳です。元々旅行に行く時の最大の心配事が留守中のニャンコのことで、とりわけ我が家で一番繊細なチャイチャイのことがいつも気に掛かっていたので、今回は預かってもらえてある意味安堵したというのが、正直なところです。

やれやれ。猫と暮らすって喜びもいっぱい味わえるけど、気苦労が多いですよね~~。

         

少し気持ちが落ち着いたので、最近フランス語のクラスの教材になった「ネコいのち」の人たちとそのエピソードを少々ご紹介。

写真にあるように、ピカソもダリもジャン・コクトーも藤田嗣治もジョージ・ブラッセンもサガンもサルトルもコレットも、写真にはないけれど、シュバイツァーもマリリン・モンローもチャーチルもビル・クリントンもヘミングウェイもロッシーニもラヴェルも猫が大好き。

シュヴァイツァーは左利きだけど猫が左腕の中で寛ぐ習慣だったので右手で文字を書く癖をつけた。ジョージ・ブラッセンは沢山の猫を飼っていたけれど、夫々に名前は付けなかった。猫は来たければ来るし来たくなければ来ない。その自由を大切にしたいという理由で。

ジャン・コクトーの語録「私が犬より猫が好きだとしたら、それは警察猫というのはいないからだ。」イラ・ルイス(アメリカの俳優・作家)の語録「犬と猫の違い:人は自分を護り食事をくれる。人は神に違いない、と犬は思う。人は自分を護り食事をくれる。自分は神に違いない、と猫は思う。」・・・

政治リーダーは公の場に猫を同伴し、画家は猫をモデルに絵を描き、音楽家は猫をモチーフにした曲を作り、、、ほんと「ネコいのち」の人たちって“変”ですよね~。

かく言う私も、毎晩ベッドの左上と右下に猫が寝てしまうので、窮屈な思いをしているし、料理の途中でも猫が望めば部屋の出入りのためにドアを開け閉めし、口にあいそうな食事を手を変え品を変えて色々用意して、、、“変”さに於いては負けてないんですけれどね。

そんなわけで、今はチャイチャイが10日後に元気な姿で帰ってくることを心から祈っているところです。(三女)
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