JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ジャコヘ Who Loves You A Tribute to Jaco Pastorius

2006-07-24 20:18:23 | 聞いてますCDおすすめ
トリビュートアルバムというのはたくさんででていますがジャコ・パストリアスのその手のアルバムは多いですね。私はウエザー・リポートが大好きで、彼らの日本公演は,思い出の中でベストの内の一つです。パストリアスが舞台を流れるし(解ります?)コンサートの出だしが、8:30の出だしと同じだった時には興奮したのを憶えています。そういうことでパストリアスのトリビュートアルバムは結構買ってしまうのですが、このアルバムが良い、とはっきり言ってみたくありませんか。
それがこれ who Loves You A Tribute to Jaco Pastorius です。
トリビュートの考え方がしかっりしていて、また参加ミュージシャンにゆかりの人が多いことで、アルバムを通して一貫した雰囲気が伝わります。
多くのメンバーが変わるのですが、意外とドラムが変わらず安定しています。
フロントラインが強烈な人選ですが、変に気張らず愛するパストリアスを偲んで美しいフレーズを聴かせてくれます。長くなりますが少し内容を書きます。

1 SHIRD STONE FROM THE SUN
マイケル・ブレッカーが率直なソロをとり、気分が盛り上がります。JOEY CALDERAZZOのソロもすばらしい。ベースはパテトゥッチ、ドラムはジェフ・ワッツ。

2 お前のしるし
  マイク・イーガン(b)は好みが分かれる人ですが、この曲では思いをこめたパストリアスライクなベースを弾きます。GIL Goldsteunのアコーディオンもおおらかで、いい曲を引いて得した感じです。ここではtsはビル・エバンスでゆったりした気分になります。ドラムはステーブ・ガット。マイク・スターンのg入り。

3 CONTINUUM
  WRの後釜ビクター・ベイリーが弾きます。この人WRの後、期待したのに、その後ハッキリしない様な気がします。

4 JACO
ここではジャコに捧げたGoldsteinの曲。ボブ・ミンツァーがtsです。マイク・スターンのソロがカッコ良いです。


5 FALL'NSTAR
パティトゥッチの曲。この人昔から聴くのだけれど、ウッドベースが何故かあまり興奮しません。うますぎるのかな。私の不思議に思うことです。

6 OKONKOLE Y TROMPA
この曲はアレンジが面白くパストリアスが自分のバンドでしようとした、リズムとハーモニーの大きなうねりみたいなジャコの世界が伝わります。

7 COME ON,COME OVER
  ハイラム・ブロックとウィル・リーがオリジナルと同じように歌いますが、こればかりはオリジナルの方が良いに決まってます。耳残っていますから。ちなみにオリジナルはサム&ディブです。

8 THREE VIEWS OF TRACY
この曲に関して他にも良い演奏がありますが、このランディー・ブレッカーとギターのスティーブ・カーディナスのプレーもすばらしい。ベースはジェームス・ジナス、ドラムはピーター・アースキンです。

9 DANIA
  この曲に関しては記憶にないのですが正式にはレコーディングはないらしいです。ハイラム、ビアードなどが当時のノリで演奏しているのでしょうね。

10 PORTRAIT OF TRACY
マーカス・ミラーの演奏です。パストリアスなき後独自のスタンスを維持していると思うのですが、出だしのベースラインはパストリアスのスタイルを大切にしています。後は全てミラーの多重録音ですが、得意のバスクラをかぶせたり才能ありますね。

11 SONG FOR JACO-SONG FOR A FRIEND
ピーター・アースキンの曲。B・ジェームスのピアノが美しく、当時が生き返るような心和むすばらしい曲でこのアルバムだけではもったいない。

12 マイク・スターンの曲。tsのビル・エバンスとマイク・スターンが思い出を語るように彼方を望むように演奏し終わります。

曲名 ミュージシャン 文中

文中名がでなかったミュジシャン デヴィッド・サンボーン as ジョージ・ホィッテー kbds ドン・アライアス perc など

これから夏になりますが、夕暮れの少し涼しくなったときに聴くと涙が浮かんでしまうアルバムなのです。
他にどんなアルバムがあったかは書いた方が良いのでまた明日。

コメント
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