JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

梅雨空での感じかた KENNY WHEELER / IT TAKES TWO!

2006-07-29 15:44:11 | 聞いてますCDいいと思う
出張先への新幹線の中、梅雨空を眺め聴きました。ベースに2ギターを従えたKENNY WHEELERのアルバムです。実は私KENNY WHEELERとはなじみがありません。ただフリューベルホーンとギターとベースの組み合わせというのは、スウィート・ジャズ・トリオで良いと思ったり、2004年に横浜JAZZで聴いたオランダ・アコーステック・トリオ(Angero Verploegen fh,Ed Verhoeff g,Eric van Westen b)ですごく良かった覚えがありますので聴いてみました。
フリューゲルホーンがふくよかな音で歌心のあるメロディーで始まります。2ギターとベースにした意味は、ギターデュオにメロディアスなベースを加わえ室内楽的響きにし、wheelerのホーンとのバランスをとったのだと思います。
ベースはAnders Jorminさん。ご無沙汰しておりました(一人ごと)。低めの音で心に伝わるベースを聴かせていただきました。ただ1曲のスタンダード、スパルタカスのテーマのソロもっと長く弾いて欲しかった。
アルバムは少し前衛っぽく(こんな表現は今しないか)なった後、少しだれますが甘くしてスィート・ジャズ・トリオになっちゃっても困るわけだし。12曲目で良い感じにもどって結構良いアルバムでした。
雨空を眺め新幹線でないゆったりした移動にあったアルバムではありました。

IT TAKES TWO! / KENNY WHEELER

KENNY WHEELER flugelhorn
JHON ABERCROMBIE guitar
JHON PARRIGELLI guitar
ANDERS JORMIN bass

1 MY NEW HAT
2 IT TAKES TWIN
3 COMBA N3
4 FANFARE
5 LOVE THEME FROM "SPARTACUS"
6 AFTER ALL
7 IMPROVISATION N.1
8 THE JIG SAW
9 CANTER N.4
10 ONE OF MANY
11 IMPROVISATION N.2
12 NEVER ALWAYS
コメント
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