JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

イタリア男の色香  ENCORE / ANTONIO FARUO

2007-04-04 22:38:08 | 聞いてますCDおすすめ
出だしのフレーズが好きです。一音からゴスペル調の主旋律で、潔くて気が締まります。ライブでこのようにはじめられたら、一気に引き込まれるでしょう。
アントニオ・ファラオのこのアルバムを買おうとショップへ行くと、ヴィトウスと演っている新しいものが出ていてそちらに行ってしまいました。レンタルで見つけたので遡っています。
2曲目も美しいメロディでタイトル曲“ENCORE”私もアンコールです。途中のベースソロも柔らかい音です。ヴィトウスとのアルバムみたいな緊張はありませんが、その分リラックスした和みがあります。
他のメンバーが参加する1曲を除いてすべてファラオのオリジナル、4曲目もイタリアらしい美旋律、作曲の才能も大いにありです。
このピアニスト、高い音域でも細らず、よりフレーズが明確になる感じ、9曲目のピアノソロもリリカルです。
10曲目、才能があふれるあまり、すこし乱暴になるところ、ぺトチャンに似たところ感じますが、それでも弾ききってしまいます。そうすると11曲目、“JAPAN”では叙情的なフレーズがキラキラします。
ここ2作が凄いので、次もたのしみなピアニストです。

  ENCORE / antonio farao

antonio farao piano
martin gikonovski bass
dejan terzic drums

1 GOSPELLO
2 ENCORE
3 NOW IT'S DIFFERENT!
4 I'MVLOST
5 VERA
6 THREE
7 DEDE
8 A DOUBLE LIFE AND MORE
9 SYLVIE(piano solo)
10 NEWS FROM EUROPE
11 JAPAN
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする