JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

セミ School Days / Stanley Clarke

2007-08-16 21:22:01 | 聞いてますCDいいと思う
夏が真っ盛りになって、毎日の暑さがこたえる日々です。一昔前はクーラーをギンギンに利かして、なんてしていましたが、環境問題もあり、無責任に自分勝手なことも出来ません。
そんな中、足のリハビリは暑くていやになってしまいますが、やめるわけにいきません。やれやれ汗を流していると、窓の外の手すりに油セミが止まって鳴きだしました。ちょっと遊び心で、手を伸ばしたら、捕まえてしまいました。セミを手の中に持つなんて何年ぶりでしょう。いやいや何十年ぶりでしょう。
すぐに離してしまいましたが、それも驚きのためでしょう。
昔はセミ取りといえば小学校の夏の行事でしたね。こちらは年をとったけど、あの油セミは今年生まれた生き生きした生だったんですね。ありがたいような交感でした。(写真撮ればよかった)
そんな夏には懐かしい、心がうずく夏季学校があったんですね。夜の校庭での映画会、東京の学校は山中湖への旅行、中学は毎年林間学級という山登りがありました。
セミの一握りで、思い出が霞のように漂います。
そんな学校の思い出、そこまで遠くないけれどStanley ClarkeのSchool Daysこちらも懐かしい演奏です。
Stanley Clarkeはライヴ・アンダー・ザ・スカイが田園コロシアムで行われているときに、スタンリー・クラーク・バンドとして聴きましたが、このチョッパーが、私としては一番なのであります。
そんな感じが彷彿するのが1曲目の“School Days”夏休み、暑い校庭と木陰の思い出、暑さがこたえない子供のころの思い出。
2曲目はちょっとスムースに雰囲気を伝えるので涼しくなってきた午後の木陰のような曲“Quiet Afternoon”
3曲目はリズムを強調した曲ですが、今だったらmoogを使わずにしかっりリズム楽器使うだろうとおもう曲です。
4曲目はJ・マクラフリンとの演奏でアルコからはじめますが、アメリカ人の中ではアルコがうまいと思っていました。そしてウッドベースのソロ、これが凄いのです。エレベよりずっとピッチのしっかりした演奏で深い音でドーンとくると、S・クラークのウッドは凄いと思うのです。
6曲目はBilly Cobhamがdrumsで参加する“Life Is Jast A Game”という曲でvocalまでクラークがしています。太らなければ今でも同じようなことが出来たのに、やはり昔のほうがカッコいいですね、コブハムはコブハムの言葉が聞こえています。
この夏、たまたま夏の林間学校の写真を見つけたような、うれしくもあり、もうずっと昔の事という取り残されたような思いも感じる一枚でした。

SCHOOL DAYS / STANLEY CLARKE

Personnel Stanley Clarke - vocals, piano, acoustic, electric & piccolo basses, handbells, gong, chimes
George Bohanon
Lew McCreary
Jack Nimitz
Buddy Childers
Raymond Gomez - guitar Gerry Brown
Stuart Blumberg
Albert Aarons - brass
Icarus Johnson - acoustic & electric guitars
William Peterson

Also: Steve Gadd, George Duke, John McLaughlin, Billy Cobham, Milt Holland, David Sancious

1 School Days
2 Quiet Afternoon
3 Dancer
4 Desert Song
5 Hot Fun
6 Life Is Just a Game



コメント (2)
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