アラン・パスクアというかピーター・アースキンプレゼントとして出ているピアノ・トリオの新しいアルバムです。
このトリオ“Live at Rocco”と“BAdlands”という素晴らしいアルバムがあって、当然次が出れば買いでしょうが、なんかジャケは日本人のモデルさんの写真でスタンダード集、どこかの企画ものみたいだったらと心配になります。
しかし一番気になるピアノトリオですから、試聴すると最初の数フレーズで大丈夫そうです。
パスクアの本来の発音、アースキンの広がりのあるドラムス、カーペンターの安定したベース、大変まとまり良い演奏です。
2曲目、“Dear Old Stockholm”パスクアのつむぐフレーズはソロアルバムでも聞けるハートフルな美しいもので、カーペンターのベースソロが聴き所で競演者のいる良さがあります。
3曲目“Deep in a Dream”このアルバムの録音の素晴らしさが伝わります。ドラムスのブラシとピアノのトーン、その横のベースラインときちんとした表現、ドラムスの音が少し上のほうから聴こえるような気はしますが、音響の好きな方の意見を聞きたくなります。
4曲目はラテンタッチですが、単純にリズムに乗せるのでなく、リズムを細かく分けてアースキンの素晴らしさが判る曲です。
5曲目、パスクアがいつも聴かせる、素晴らしい和音の運び、やさしい気持ちになるパスクアの魔法。
7曲目などキースのスタンダードとは行き方がまるで違い、きちんとアレンジした中に曲を表現していて、それぞれが面白いと思います。
8曲目はおとなしい曲が続いたところで、パスクアの可憐なフレーズが聴ける曲。
最後は“踊り明かそう”をスローなテンポで、これは驚きますが、なかなかゆったりした、このアルバムの雰囲気を大切にまとめた感じです。
このアルバムを聴いていると実は最近手に入れたパスクアのソロ・アルバムを聞きたくなります。このアルバム、決して不満はないし、素晴らしいと思います。お薦めです。なぜでしょう。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070717
そちらはソロで、日本で流通がないので、聴いた方は少ないので申し訳ありませんが、いかにもパスクアらしい面が強く出ているので確かめたくなってしまうのです。
今までのこのトリオのアルバムはどちらかというと、オリジナルにスタンダードを入れたものでしたから、このようなスタンダードだけというものではありませんでした。“Live at Rocco”でパスクアを好きになったものですから、オリジナルとの組み合わせが欲しくなってしまうのです。soloは全てオリジナルですので、この2枚まとめて聴くと深い満たされた、そして安らかな気持ちになるのです。
録音時期も違いますが、soloとこのスタンダード集が引かれあって今年は並んでくれました。
The Way You Look Tonight / Pasqua Carpenter Erskine
ALAN PASQUA piano
DAVE CARPENTER bass
PETER ERSKINE drums
1 Way You Look Tonight
2 Dear Old Stockholm
3 Deep In A Dream
4 Con Alma
5 It Never Entered My Mind
6 Speak Low
7 I'm Glad There Is You
8 I Hear A Rapsody
9 I'm Old Fashioned
10 I Could Have Danced All Night
このトリオ“Live at Rocco”と“BAdlands”という素晴らしいアルバムがあって、当然次が出れば買いでしょうが、なんかジャケは日本人のモデルさんの写真でスタンダード集、どこかの企画ものみたいだったらと心配になります。
しかし一番気になるピアノトリオですから、試聴すると最初の数フレーズで大丈夫そうです。
パスクアの本来の発音、アースキンの広がりのあるドラムス、カーペンターの安定したベース、大変まとまり良い演奏です。
2曲目、“Dear Old Stockholm”パスクアのつむぐフレーズはソロアルバムでも聞けるハートフルな美しいもので、カーペンターのベースソロが聴き所で競演者のいる良さがあります。
3曲目“Deep in a Dream”このアルバムの録音の素晴らしさが伝わります。ドラムスのブラシとピアノのトーン、その横のベースラインときちんとした表現、ドラムスの音が少し上のほうから聴こえるような気はしますが、音響の好きな方の意見を聞きたくなります。
4曲目はラテンタッチですが、単純にリズムに乗せるのでなく、リズムを細かく分けてアースキンの素晴らしさが判る曲です。
5曲目、パスクアがいつも聴かせる、素晴らしい和音の運び、やさしい気持ちになるパスクアの魔法。
7曲目などキースのスタンダードとは行き方がまるで違い、きちんとアレンジした中に曲を表現していて、それぞれが面白いと思います。
8曲目はおとなしい曲が続いたところで、パスクアの可憐なフレーズが聴ける曲。
最後は“踊り明かそう”をスローなテンポで、これは驚きますが、なかなかゆったりした、このアルバムの雰囲気を大切にまとめた感じです。
このアルバムを聴いていると実は最近手に入れたパスクアのソロ・アルバムを聞きたくなります。このアルバム、決して不満はないし、素晴らしいと思います。お薦めです。なぜでしょう。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070717
そちらはソロで、日本で流通がないので、聴いた方は少ないので申し訳ありませんが、いかにもパスクアらしい面が強く出ているので確かめたくなってしまうのです。
今までのこのトリオのアルバムはどちらかというと、オリジナルにスタンダードを入れたものでしたから、このようなスタンダードだけというものではありませんでした。“Live at Rocco”でパスクアを好きになったものですから、オリジナルとの組み合わせが欲しくなってしまうのです。soloは全てオリジナルですので、この2枚まとめて聴くと深い満たされた、そして安らかな気持ちになるのです。
録音時期も違いますが、soloとこのスタンダード集が引かれあって今年は並んでくれました。
The Way You Look Tonight / Pasqua Carpenter Erskine
ALAN PASQUA piano
DAVE CARPENTER bass
PETER ERSKINE drums
1 Way You Look Tonight
2 Dear Old Stockholm
3 Deep In A Dream
4 Con Alma
5 It Never Entered My Mind
6 Speak Low
7 I'm Glad There Is You
8 I Hear A Rapsody
9 I'm Old Fashioned
10 I Could Have Danced All Night