JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

しばらく会わないけど元気だと信じています THIS IS ALL I ASK / NHOP

2007-08-27 21:31:52 | 聞いてますCDおすすめ
昨年blogをはじめた後に好きなミュージシャンへの思いをいくつか記事にしました。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060712

その一人がNIELS-HENNING ORSTED PEDERSENいつも名前を書くのが面倒に思うベーシストです。法事から帰った午後、実はペデルセンの亡くなる前の演奏のアルバムが出たので、それを聴いて彼を偲ぶことにしました。
思い出の音を聞き出すと切がありませんが、このラストアルバム“THE UNFORGORETTABLE NHOP TRIO LIVE”で演奏されているデンマークのトラデッショナル“I Skovens Dybe Stille Ro”が入っているので昔のアルバム“This is all I ask"から聴いています。
1997の録音でペデルセンがヴァーヴとアルバムを作り始めたころのアルバムです。なんとNiele Lan Dokyがプロデュースに加わっているのは,恩返しみたいなものでしょうか。
1曲目“O,Tysta Ensamhet"はスウェーデンのトラデショナル、(クワエット・ソリチュード)の題が付いている、豊かなベースの広がりと、ワケニスのアコーステックギターの会話は、お互いを安否を確かめあっているようです。
2曲目はラストレコードでも演奏されるデンマークのトラデショナル、1曲目に続いてこちらは、目の前にいない人を案じているようなやさしい気持ちになる曲で、O・ピーターソンのピアノが一番美しい音で入ってきます。
3曲目はペデルセンのこれまでの2曲を軽やかにしたような曲でここではワケニスのギターがジャジーに響きます。
4曲目“JUST IN TIME”はまさにin time、ワケニスも電気ギターでインしています。
5曲目はMoniqueのvocalを入れてアーシーな感じで、これはアルバムのバラエティをあげるために入れた感じです。
6曲目は“The Song Is You”をサンバのリズムで軽快に、その後の7曲目、、フィル・ウッズのバラッド演奏は、ワケニスのバッキングの上に子供では解らんだろうという世界です。
8曲目はウェスのオクターブをワケニスにやらせるヴァーヴならではの曲、ジャジーでこのギタリストの懐の深さを感じます。
9曲目はモニカ・セッテルンドの歌とウッズのアルト入りですが、ちょっとレーベルの意向みたいな、今となってはどちらでも良いトラックになります。
でこのblogの題になりますが、会うことが出来なくても、元気でいること、そうであることを信じています。
たまには会いたいです、元気を知らせてください、でも信じてます。
10曲目心からのベースソロ。

THIS IS ALL I ASK / NIELS=HENNING ORSTED PEDERSEN

NHOP bass
Ulf Wakenius guitar
            Jonas Johansen drums
Pil Woods alto sax
Oscar Perterson piano
Monica Zetterlund vocal
Monique vocal  

1 O, Tysta Ensamhet (Quiet Solitude)
2 I Skovens Dybe Stille Ro (Tranquillity in the Woods)
3 Traces of the Past
4 Just in Time
5 Summer Song
6 Song Is You
7 This Is All I Ask
8 As Is
9 Taking a Chance on Love
10 Fantasy in D Minor



コメント
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