JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

糸の連なり If Time Stood Still / Terje Gewelt

2007-08-25 09:58:15 | 聞いてますCDいいと思う
Terje Gwqwltの新しいアルバムが出ると拾うようになりました。
今回はアルバムで共演したこともあるギターBjorn Klakeggを入れたピアノレス・トリオ。
いくつかのベースソロを挟んだ展開で、一つの曲と思ってしますところもあります。1曲目は短いベースソロ、ベースがリーダーのアルバムです。
2曲目出だしのメロディーはアメリカ南部風、メセニー、ヘイデンのデュオアルバム“ミズリーの空高く”にそっくりです。ギターの音色もメセニーライクで、このギターリスト、曲によって音色変えますから意識したかなと感じます。
3曲目はエフェクトなども使って変わった感じのギターで、聴き方によっては日本の東北地方の民謡に思えなくもない。
ベースソロに続いて5曲目は幻想的な曲。
6曲目はギターの音色をバンジョーのようにして、曲名もNellieはナシュビルへ行くというもので、色々バラエティを持たしています。
7曲目はトラディショナルのような曲で、続く8曲目が曲調に似ているので、ちょっと聴きわけつらい気がします。
9曲目で出しのエレベにちょっとビックリしますが、なかなか効果的です。
10曲目は一番ジャズっぽい曲でこれも楽しい。
ベースは4ビートなどを刻むリズムとしてでなく、太い糸の弦楽器としてメロディーを紡ぐことが主体で、Geweltの雰囲気は変わりません。
Christian Jacobのピアノとのデュオと比較すると、こちらはベースの太い糸が高い音域の細い糸のギターにひと連なりになっていて温度が幾分高くなっています。

If Time Stood Still / Terje Gewelt

Terje Gewelt bass
Bjorn Klakegg guitar
Kenneth Ekorness drums,percussion


1 Mountain Aire
2 Daybreak
3 Cry Wolf
4 Words Not Spoken
5 Bloom
6 Nellie Goes To Nashville
7 Facing East
8 When Summer Comes
9 Collateral Damage
10 Nomad
11 This Is It
12 If Time Stood Still



コメント (1)
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