最新の道ジャケの一枚はやはりちょっと振返るようなアルバムです。
反戦デモのシュプレヒコールからはじまるアルバム1曲目は、ボブ・デュランの曲、60年代から70年に移り変わる時代の街に戻るような懐かしさの溢れるアルバムです。
リーダーのMICHEL BENITAは1998年のアルバム「lawer the walls」以来の懐かしい人です。実はもう一枚持っているのですが何処かにいってしまった。この人POPを少し入れた凄いというほどの人ではありませんが、味はあります。今回はその人の人間味がでて良い感じです。
ベニータのベースの相手をするのは、売り出し中Manu Codijaのギター、1曲目はパット・メセニーの影響が強い演奏です。
2曲目はニール・ヤングの曲、これがカントリーフォークのとても気持ちがゆったりするいい感じです。
タイトル「Ramblin'」はそぞろ歩き、私がティーンで60年台最後の街を歩いている時にきこえていたフォークやロックの感じが懐かしく素直な気持ちになります。
5曲目カントリーソング調、J・スコを思わせますが、まねには感じません。
6曲目ベースはC・ヘイデンの作るDUOアルバムににた、素朴な落ち着きが有ります。
アルバムは他にダン・フォーゲルバーグの曲やアイリシュのトラッドなどで、ベニータ自身がフォークやロックが好きと言うことが素直に伝わってきます。
私は日本人なのでForkと言ってもだいぶ感じは違いますが、1曲目のシュプレヒコールは当時に連れ戻されてしまいます。
JAZZを聴いていたといえ実はフォークも大好きで、高校の時の友人とお酒を飲むと、最後はフォークになってしまうのです。
Ramblin' / MICHEL BENITA
Michel Benita bass, g,perc, & programming
Manu Codija gutar
1 Farewell Angelina
2 Round & Round
3 The First Time Ever Saw Your Face
4 "Atlantic, Ia
5 Where I Belong
6 It Ain’T Me Babe
7 One Single Chord
8 Stars
9 As I Roved Out
10 Como
11 Dos Arbolitos
12 By The Mark
13 Silent Woman
14 Moly Ban
15 Denise & Sledge
16 Secret Meeting