JAZZ最中

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最後のLP  スポーティン・ライフ / ウエザー・リポート

2009-08-10 22:23:28 | 聞いてますCDいいと思う


[LP]

ずっと置いてあったLPを眺めていて(行方不明のLPはまだ帰ってきていません。)最初に買ったLPはほぼ覚えています。プレステッジのマイルスを集めたオムニバスか、MJQのゴールデンアルバムだと記憶しています。
MJQのやつはジャケットもしっかりした新品でしたが、マイルスは中古品でした。
LPは今では購入するソースでなくなりましたが、どのアルバムが最後だったのか、アルバムを並べて考えています。
並べてみると録音データーから1982年録音のケニー・ドリューの「ムーンデザート」がありました。



ケニー・ドリューのおなじみのトリオがデンマーク王率室内楽団のストリングスと共演したアルバムで、この頃まで、もしくは申し越し先まではとても素晴らしいトリオでした。
この後CDの発売に変わっていきますが、この後わずかな時をしてケニー・ドリューのアルバムとはお別れしました。
このアルバムストリングスとの共演ということで、特に特異なアルバムだったかも知れませんが、私は“月の砂漠”ファンですから、購入したのだとおもいます。
上手いピアノトリオがお仕事を上手くしている感じで、だからこのあと別れたのだと思います。

そしてたぶんこれが最後のLPでしょう。
ウエザー・リポートが強烈な方向性の統一をうしなって、魅力がどんどん落ちていったアルバム。
それまでの影響もあり買っていたアルバムで、この次がウエザーの最後のアルバムになりました。(探してもないのでたぶん最後のアルバムは買わなかったのでしょう。)
1曲目いかにもジョー・ザヴィヌルのサウンドですし、その後のザヴィヌルのサウンドにつながっているのですが、ウエザーとして、いつも作り上げていた革新はあるとは思えません。
ザヴィヌル・サウンドが作られる中、大好きなマーヴィン・ゲイの“ホワット・ゴーイン・オン”のショーターのテナーを聴けたのが良かった。
しかしこの後の“フェイス・オン・ザ・バールーム・フロアー”でもショーターはお客さんみたいで、ここら辺で終わったのでしょね。
この後のショーターとザヴィヌルは好みになりますが、私はザヴィヌル系に行って、ショーターが解らなくなる時期が続きました。

どうやら最後はウエザーのLPであったようです。

Sportin' Life / Weather Report
 
 Josef Zawinul(Keyboards) 
 Wayne Shorter(Sax) 
 Victor Bailey(Electric Bass) 
 Omar Hakim(Drums) 
 Mino Cinelu(Percussion) 
  Bobby McFerrin(Guest Vocal) 
  Carl Anderson(Guest Vocal) 
  Dee Dee Belson(Guest Vocal) 
  Alfie Silas(Guest Vocal) 
1984-1985年ハリウッド録音


1. コーナー・ポケット
2. インディスクリションズ
3. ホット・カーゴ
4. コンフィアンス
5. パール・オン・ザ・ハーフ・シェル
6. ホワッツ・ゴーイン・オン
7. フェイス・オン・ザ・バールーム・フロアー
8. アイスピック・ウィリー


コメント
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