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ガボール・サボというギタリストはどうして人気があったかよく解らない人ですが、なぜか当時人気がありました。
ハンガリー生まれのジプシーギターの流れを持ちながら、エレキギターを上手く使ったのが要因でしょうか。
インパルスに吹き込んだいくつかのアルバムのオムニバスを買っていました。
1曲目は結構有名なサボのオリジナル。
3曲目“Summertime”でこれは驚く、ほんとに驚く、まいずみ 純の世界です。
シタールが鳴ったり、だから好きだったのかも知れません。
5曲目、“The Beat Goes On”やその前の曲“MIZRAB”を聴くと、ラリー・コリエルの登場を待つような存在だったのですね。
4ビートのJAZZギターが基本のなかで当時はザボがしていたことが革新であったのでした。
B面シタールとギターべたな音の“ペイント・イット・ブラック”臭さこれた当時臭くはなかったのです。そしてこれを選ぶことが不可思議でない時代でした。
JAZZ風ヒット曲の“WHO CAN I TURN TO”の選曲も面白いものでした。
若いこちらには、夏の渚で聞くエレキギターに通じるものがありました。
そしてその好みはトム・スコットとかに発展していくわけで、サボ自体この後作る大好きなアルバムに続いていくのです。
それは1967年に出された「Wind, Sky And Diamonds」というビートルズとカルフォルニア・サウンドにリスペクトしたものでした。
そこでは美しいPOPをベースにしたサウンドで、軽くJAZZが絡むようでてても好きなサウンドでした。
サボなぜだか不思議な人気を持つ人でした。
GABOR SZABO!!
1 GYPSY '66
2 YESTERDAY
3 SUMMERTIME
4 MIZRAB
5 THE BEAT GOSE ON
B面
1 SPELLBINDER
2 PAINT IT BLACK
3 WHO CAN I TURN TO
4 EVIL EYE
5 FYPSY QUEEN