JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ハクエイ・キム ライブ at Softwinds in 六本木 2009 8 27

2009-08-28 23:08:37 | サポート中、ライブ
応援しているハクエイ・キムは大隈寿男さんのアルバムに参加した関係で発売記念ライブをかなりの日程で続けています。
その合間に類家心平さんのアルバム発売とかベースのチンさんのところとか引く手数多でなかなかキム・ハクエイそのものの演奏には浸れません。
最近「ソロが面白いです。」なんて言っていましたが、この“Softwinds”のソロは初めてではないので、お土産とお仕事をもって出かけることにしました。
ライブは8時からなので、その前に腹ごしらえ、今日は私の方でお店をチョイスしました。
雑誌の表紙を飾るチョイわるオヤジ、ジローラモさんがプロデュースした新しいイタリアンのお店です。


イタリアのマンマの作るラグーの味が世界一と本まで出しているジローラモさん、とてもお安く楽しめる店だそうです。

お店はとても有名な通りにあるのですが六本木の交差点からは少し遠い。シックな店内からはお高そうですが、カジュアルにしているそうで、ランチ1,000だそうです。
まずいただいたのこれ


もちもちゼッポリーネというもので、粉に青海苔ともう一つ入れてフリットしたもの、500円です。粉を上げたものなのでオクサンあまり人気なく、(1ヶ2ヶならいいのにこの量)私が中心にいただいたのでおなか膨れました。



このお店呼び物がイタリアンなじ餃子だそうでこれが3色水餃子トマトソースです。この量で500円、とてもおいしい。



そしてこちらは見た目もまるで餃子、“イタリア野菜ととろりチーズの焼き餃子”です。もちろんワインと合います。ここのワインお安いものがちゃんとあって、私たち2,500円の白(ボトル)をいただきました。




こちらは“子ヤリイカとにんにくの芽のポモドーロ煮”ですが、まあこれは普通の家庭料理、でもこのソースで最初の揚げ物何とかいけました。



最後が“エダマメととりささみのカペリーネ”、これが大変おいしい。950円です。カッペリーネの細い麺に、野菜をゆでた汁と鶏肉をゆでた汁を合わせた冷製パスタ、オリーブオイルも上等でそのマッチング、味付けフロアーの人にシェフに聞いて来てもらいました。これ家で作ると思います。
結構満足してこの後デザートにコーヒーもいただいてなんと2で6,700円これこの場所でと人気出るかも知れませんね。お店の人もblogどうぞどうぞという感じでした。欅とうりandです。

まだ早いのですがsoftwindsには少し遠い、ゆっくりと歩いていきました。
かなり早くつきましたが、情報収集のため入ります。
席はきちんと座って16名ぐらいと小さめなお店、先には女性1名、どうなることやら。





久しぶりに会うハクエイ君、開口一番が「良いトリオが出来ました。」でした。これまでのレコーディングはすべてオーストラリアとの朋友とでしたから、日本で安定したトリオを作りたいねと話していた結果です。
ここ一年、いろいろな人たちと活動を続けてきたから見つかったんだねと喜んだしだいです。最近演奏したばかりでまだ興奮が収まらないのです。
このトリオのメンバーはまだここでは書きませんが、この先最初のライブは11/25渋谷JB Bratだそうで、応援よろしくお願いします。
1曲目“ソーラー”嬉しい決まりごとで音に真っ直ぐ心が走るのでしょう。最初から天使がハミングしているようです。
MCなしで後でリスト渡しますということにしておきながら、最後はよってしまってもらうの忘れた。だから曲目ちらッと聞いたけど忘れてしまいました。
だから今回はライブ模様は軽く済ませます。(すみません。)
2曲目はこれまであまり聴いたことのない曲、これまでいろいろ聴いてきてますが、こうしてソロを聴くとハクエイは内省的な心の発露がメインだと感じます。
3曲目“フォーリン・グレイス”全く美しいハハーモニーをつなぐものです。
4曲目はオリジナル“ニュータウン”曲の雰囲気がとても落ち着いたものになった様に感じます。
5曲目“ビリーズ・バウンズ”右手のバッキングがシングルトーンのように続きそこに左手も乗っていくという演奏、他の曲でも感じましたが、ひだ右手の音がとてもシンプルでいて厳選されている感じです。
6曲目曲名和からづはいろいろと個人の想いを掻き立てる演奏でした。

2ndへの合間はカウンターで一杯やりながら(いつもは飲まないけど、車じゃないしお客はなんとスタートとほとんど変わらない。)持参のアルバムの話をしながらサインをしてもらいました。

2nd

セカンド、最初はオリジナル“ドライダンス”から始まりました。この曲をずっと聴いてきているので、それを聴くこと自体が楽しい。
激い音の緊張感から、演奏のゆとり、新しい課題の発見みたいな曲が変わっていくのです。今回はまるで聞いたことのないようなスタンダードのような落ち着きちょっと驚きました。
2曲目は“ラメンテ”このごろ良く弾きますが、安定した曲運び、これはもちろんよいのですが、偏屈ファンになると、どこかに行って帰ってこれないフレーズも必要だよなどと勝手なことを感じさせます。
3曲目は曲名失念、ハーモニーがいかに人の心を癒すかを教えてくれる演奏ですが、曲名わからなければ意味ありませんね。
4曲目はオリジナル“オープン・グリーン・ドアー”初演から数年を経て、その時間尾思いを感じてしまうのは、もしかしたら私みたいなファンかもしれません。
古いものを断ち切って新たに聴くことも必要でしょうね。でもいつかします。

でここらへんからは意識も薄れてきて、5曲目インプロ(ちゃんとスタンダードでした)のあと、お客が3人なのでそれは盛り上がりがないので終演。
でも叩きつけるような曲を演奏してよという私の希望に1曲(結局なんていう曲かも解らないのですみません。)演奏してくれました。ありがたいことでした。

久しぶりの交流はとても心に満ちるもので、次は横浜jazz プロムナードだねと確認したわけで、楽しみがふえました。





コメント (2)
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