ちょっと暖かいお休みにお茶の水のショップにいって、新譜2枚と古いの2枚、それと知らないけれど、ジャケットで選んだ3枚を買いました。
久しぶりのジャケ買い、どうでしょうか。
特に印象的だったのがこのアルバム、in the Green LandとタイトルにあるEUのアルバムは白夜をおもわせるのでしょうか、デンマークからの作品でした。
ドラムス、パーカションにマリリン・マズールがいるのは、結構安心して良いと思いました。
1曲目、これがまさに白夜のようなはっきり影を映さないよな、そんな中で像はしっかり見えているような不思議な世界です。
2曲目はもう少し暗くなった夜の雰囲気、このフフューゲルホーンの人は初めてですが、この目のラース・ダニエルソンでペットをふいていたArve Henriksenさんよりかは音は好みです。
ベースがいない編成でその分ピアノの低音とパーカションがカバーする演奏は不透明な不安感を漂わせ感じ、曲名も“Unspoken Language”先般のラーす・ダニエルソンのアルバムとかなりイメージがつながる演奏です。
3曲目マズールの鐘と鈴からのタイトルは“i Stones”というまた不思議な雰囲気をかもし出す曲
感じとしては同じ曲調で、ギターのJakob Broさんもソロでなく音響みたいで、5曲目までソロ回しというよりか、ホーンを中心の情景が続いているような感じです。
6曲目は14分になる長い曲、パーカッションとピアノのアンサンブルから、ギターがリズムをいれて、ホーンのメロディ、録音場所がオスロのレインボー・スタジオですから音は良い、そして雰囲気も考えてみればECMにとても近くて、そしてレインボーより若干色がついている感じです。(ジャケと同じ)ここでのエレピ(Wurlitzer)のソロがかなり尖がって面白い。
そして終わりはまた白夜のように、遠くを見るような景色風景。
最後ももやっとしたうす曇みたいに終わります。
デンマークで、レインボーだったらこの感じかもしれません。ジャケに偽りなし、ジャケが良いと思った人は失敗したとは思わないでしょう。
結構何の気なしに流れていたらヘェーと思うアルバムでしょう。
i Land in The Green Land / Jakob Buchanan
Jakob Buchanan (flugelhorn)
Jakob Bro (guitar)
Simon Toldam (Wurlitzer, grand piano)
Marilyn Mazur (drums, percussion)
Recorded at Rainbow Studio, Oslo, September 2009 and April 2010.
1. i Land in The Green Land
2. Unspoken Language
3. i Stones
4. i Fly
5. The Long Beach of Tartunaq
6. The Empty Houses of Qiullissat
7. iCU2