JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

NYのヘッド・ホンで流れるのは BLACK RADIO / ROBERT GLASPER

2012-03-16 22:18:15 | 聞いてますCDいいと思う


ロバート・グラスパーのアルバムが評判がよくて、それを買おう思っているうちに新しいアルバムが出たのでそちらにしました。
グラスパーのアルバムは記事にはしていましたが、もう一人のすごいピアニストとかぶってどうも忘れがちです。
1曲目、これが今のアメリカ音楽だろうと思います。アメリカでイヤホーンをつけている人たちに今何を聞いていますかと質問していた番組が有ったけれど、JAZZ聴いてそうなブラックでもジョシア・レッドマン聞いていますなどとは絶対言わなかった。グラスパーならば聞いているかも知れません。それがブルーノートの路線かも、でも私はほとんどその路線には外れているのです。音楽にのった男性のヴォイスにはちょっと昔のバリー・ホワイトの意気ごみを感じます。
2曲目アフロ・ブルーは選曲とても嬉しい、このような曲集であったらとても楽しかったものの、3曲目以降は聞いたことがあるように思うものもあるも、まず知らない曲のつらなり。
心地よい状況音楽のようにつづいて、そのことは良いのですが、ヒップ・ホップというものが残念ながら扉の向こう側にあるので、どうしてもよそ者が聞いている感じが否めません。
4曲目で出しのピアノ素敵ですが、それに聞き耳を立てていてもラップがはじまあるので、そんな聞き耳立ててもしょうがない、なんとも現代的なPOPとして受け入れることです。
激しくはない主張(ラップは感情表現というより自己主張に聞こえるのです)が続くのが、これが今のNYの主張なのでしょうか。
ニューヨークの教会でみたゴスペル・ミサのちょうど裏返しのような感じで5曲目“GONNA BE ALRIGHT"を聞きました。
各曲にゲスト・ヴォーカリストが歌うのでしょうか、とても音楽と声もマッチングしていて、ですからまるでヘッド・ホーンをつけてジョギングしたり、自転車を走らせるニューヨーカーが思い浮かぶアルバムでカッコよいのです。
9曲目にグラスパーのピアノ・トリオとし演奏がはいります。私としてはこれを聴きたいのが本音であって、・・・・
いずれにしてもNYのヘッド・ホーンに流れているのはこのような音楽なのだろうなと思います。

BLACK RADIO / ROBERT GLASPER

1. Lift Off/Mic Check (featuring Shafiq Husayn)
2. Afro Blue (featuring Erykah Badu)
3. Cherish The Day (featuring Lalah Hathaway)
4. Always Shine (featuring Lupe Fiasco & Bilal)
5. Gonna Be Alright (F.T.B.) (featuring Ledisi)
6. Move Love (featuring KING)
7. Ah Yeah (featuring Musiq Soulchild & Chrisette Michele)
8. Consequence Of Jealously (featuring Meshell Ndegeocello)
9. Why Do We Try (featuring Stokely Williams)
10. Black Radio (eaturing Mos Def)
11. Letter to Hermoine (featuring Bilal)
12. Smells Like Teen Spirit
コメント (4)
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