このアルバムが発売されたのが今年の4月26日で、27日には持っていたのなかなか記事にしないでいました。「Wish」「Gift」と大好きだったからこちらもすぐにアップすればよいものの、なんだかピッタリな題が決まらないうちに時間が経ってしまいました。
それでも幾度も繰り返し聞いてきたのです。
大石学の好きなところは優しいメロディとタッチですが、1曲目がまさにそれ、前作「Gift」につながった始まりです。
2曲目がジェローム・カーンのスタンダード、日本の大石学が演奏していると感じるタッチとフレーズ。
3曲目は「ある日王子様が」で今回のアルバムスタンダードが3曲、それが特徴になったのかもしれませんが録音は前作と同じとき、新録音と思ったのが少し間が開いてしまった理由かもしれません。
ここから大石氏の曲が4曲、「E.S.」はエリック・サティ「W.S.」はウエイン・ショーターだそうですが、5曲目「W.S.」は思索的な曲でなぜか曲聞いていてピッタリな感じです。
思い浮かんだのが「秋草の色」とかで「秋色に染まって」とかですが今年のヒット「風立ちぬ」に合わせて「秋立ちぬ」
そうすると次の曲が「Winter Waltz」ですから、なんだか季節を知らせるアルバムのような気がしてきました。
ですから記事にするのは今がピッタリのような治まりです。
最後の曲は鉄琴がなんともチャーミング、良いことだけが浮かび上がる過ぎ去ったこの夏の思い出、みたいな「Hinata」。
秋風を感じた皆さんはこの夏の良い思い出が浮かびますか。
ETERNAL / MANABU OHISHI
Manabu Ohishi : piano / pianica
Jean-Philippe Viret : bass
Simon Goubert : drums
1. Ku
2. The Way You Look Tonight
3. Someday My Prince Will Come (Duo)
4. E.S.
5. W.S.
6. Winter Waltz
7. Eternal (Duo)
8. I Fall in Love Too Easily
9. Hinata