つゆが明けたようだけれど、明けた日は結構爽やかでゆっくりと休めた。明ける前の数日間が凄い暑さで、そんな中を出歩いていたから大変だったけれど、楽しんでいたのだからしょうがない。
へぇーこれから夏が始まるんだなんて変な驚きだけれど、今年の夏ばててなどいられません。
結構コンスタントにアルバムをだしているコリガンの新作はベースにリンダ・ホーを迎えたトリオ、私あまりホーをきいていないので今回はそこが楽しみに加わりました。
1曲目ガンとピアノが出ると、重ためのリズムと相まってコリガンの魅力が出だしから確認できます。つづいてホーのベースは初めてではありませんが重たいのにリズミックでいい。
2曲目幾何学的な曲調でここでもホーがソロをとるけれど、このような曲のソロ難しいだろうなと思うけど押し切ってこなします。
3曲目はアップテンポでコンテンポラリーな曲、コリガンが今、私はこうしていますと言っているような感じです。ドラムスは知らない人ですが頑張りが伝わってきます。
4曲目スローな抒情的んば曲だけれど、モーダルで濃い情念がこもっているのだからか感嘆には演らない。
5曲目、コリガンはフリーの人ではないけれどつくづく硬派な人だとおもうコリガンらしい演奏です。
6曲目は思索的な曲。
7曲目モーダルでピアノがキラキラするところ好きな演奏で、ホーがソロをとるとこれにしまりが加わってとても良い。
8曲目はなんとコリガンがトランペットを吹いていて、かなり練習していないと、この音量と音程は維持できないだろうからいつも吹いているのだろう。それにしてもトランペットとは、ぴあにすとだから吹いているときは譜面が浮かんでいるのかもしれません。
ということでホーがベースをとって、重たくしっかりしたリズムにコリガンが現在を表現したような、ぼやけて夏バテなんてことを言うことを許さないキィッとしたアルバムでした。
Ask Me Tomorrow /
George Colligan(P、Tp)
Linda Oh(B)
Ted Poor(Ds)
01. Ask Me Tomorrow
02. Two Notes Four Chords
03. Prague
04. Return to Copenhagen
05. Insistent Linda
06. Jesper's Summer House
07. Cathexis
08. Jet Blue