カントリーってそれを選んで聞かないけれど、カントリー・ロックは大好きだし、なんのきなしに流れていて子持ち良いことが多い。
このメンバーでまさにこのジャンルの音楽を演るっていることに一寸驚いたけどこれは聴きたい。
1曲目、絵にかいたような雰囲気のカントリーで気持ちが良い。
2子Y久米はジョン・スコだからもちろんひしゃげてこれも気持ち良い。このメンバーでひしゃげるからもっと気持ちが良い。ゴールディングスのオルガンが効いていて、じゃどっちが良いかと言うと2つあるから気持ちが良い。
だから3曲目カントリーの心みたいな曲に戻るのもうれしい。ハンク・ウイリアムスやジェームス・テイラーの曲の変化を楽しく思うことが良い。
4曲目はちょっとひしゃげて、ビル・フリのやるカントリーとの違いも今回の楽しさです。フィル・ルリだとバイオリンを入れて乾いた感じだけど、こちらはオルガンを入れてウエット感のカントリーになっています。
5曲目ゴールディングスのピアノ、ブルースってアメリカ人の肌そのものなんだと思う。
8曲目、おなじみのメロディをオルガンが弾いた後、ガラッと変わってカントリーと言うより、ジャズ・ブルース、オルガン、ベース、ドラムスとソロ廻しをしてこれはジャズ。
最後にボーナスで“テネシー・ワルツ”日本はやっぱりテネシー・ワルツなのか。
COUNTRY FOR OLD MEN / JOHN CCOFIELD
ジョン・スコフィールド(GUITAR,UKULELE)
ラリー・ゴールディングス(PIANO,ORGAN)
スティーヴ・スワロウ(BASS)
ビル・スチュワート(DRUMS)
2016年4月/2016年4月3日,4日,アメリカ・コネチカット州スタンフォード,キャリッジ・ハウス・スタジオ
1. 愚か者さん
2. 泣きたいほどの淋しさだ
3. バーテンダーズ・ブルース
4. ワイルドウッド・フラワー
5. さすらいの旅人
6. ママ・トライド
7. ジョリーン
8. 色あせた恋
9. ア・ガール・アイ・ユースト・トゥ・ノウ
10. 赤い河の谷間
11. スティル・ザ・ワン
12. 俺は老カウボーイ
13.テネシー・ワルツ