JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ハクエイ・キム & 太田剣 ライヴ・アット・季立 2016 10 8

2016-10-10 15:09:49 | サポート中、ライブ
仕事が終わって有楽町に、新しくできたビルの10階でオクサンと待ち合わせ、フード・コートみたいなところで軽くいただいてって赤部とる1本がちょどいい。



この前のバイオリンの時もここの中華だった。



歩いて5分もかからない、前に一度来たお店です。



ライブは月に数回で後はバーだから30人ちょっとでいっぱいになってしまいますがそのぶんとても落ち着きのあるライブです。



デュオを聞くには調度良い広さです。とお店についたら、その二人が一番奥でくつろいでいました。



アップライトだけどとてもよく鳴ってくれたピアノ、太田クンも驚いていました。



1st

1 クワエット・ナイト
あくまでゆっくりとゆっくりとしたピアノとサックス、お互いよく知っている二人、なんの不安もなく確かめるようにザイトリンの曲でスタートです。ジョシュとメルドーと比べるつもりはありませんが気持ちが落ち着きます。

2 ターン・アラウンド
ソプラノがゆったりと吹くブルースに対してハクエイはトラディショナルを少し崩した変則フレージング、そして最後に一緒のなるという楽しいブルース。

3 イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ
ソプラノのソロから、デュオは相手とどう合わせるかになるけれど、今回はとてもシックにメロディを重視した流れ、太田クンの高音の透明感が素晴らしい。




4 アローン・トギャザー
ピアノのッソロから4ビートでのアローン・トギャザー、デヴュー・アルバムにも入れているお気に入りをここでは流れの美しさを太田クンも抑制のきいた美しいソプラノ。そのあとのハクエイはコリアでもタイナーでもないハクエイであること、この事実が凄いことだと解ってほしい。

5 ブルー・イン・グリーン
とても美しい曲で1st最後、ハクエイの美しさはずば抜けているし、太田クンのスタンダード・デュオ集作ったらいいのにな~と思う。

ハーフ・タイム、二人くつろいでいるところにあまり話に行く人がいない。銀座のお客さんは上品なのでしょう。おかげでこちらはゆっくり話ができました。デトロイト大変受けたようで、それは想像できたといったら、デトロイトの映像を送ってくれた。


2nd

1 フォーリン・グレース
ソプラノのメロディとピアノがタイムをずらして初めて一つになっていく心地よさ、1stから一層安定したフレーズのやり取りです。

2 オレオ
ハクエイのストレートなピアノ・ソロから太田クンの圧巻のソプラノ・ソロ。

3 ここらへんからいただいているせいで曲名が解らなくなります。
大田クンの芯のあるメロディーにハクエイが合わせていきます。ハクエイもうなっているのを聞くのもひさしぶりか。




4 これも忘れた
ピアノ・ソロからこれも抒情的な曲、今日はとても落ち着いた感じ、上品なお客にあわせているのかな。もうちょっと冒険ある曲を入れてもいいと思う。

5 ソーラー
最後でまた熱くなる曲になったのでここは良い。この二人年に何回か一緒に演るけれど、いつも見に行きたくなるセットです。

アンコール  オールド・フォークス

この日のライヴを物語るような演奏。これもいい、二人でスタンダード集を出したらいいという話に世の中のcd市場そう簡単ではないといわれてしまった。
それほど素晴らしかったんだけどな。

ハクエイの送ってくれた映像ネット上で確認できます。URLを張り付けておきます。

https://www.instagram.com/p/BJ7iJszA6UW/

http://www.portraitsbyrod.com/hakuei-kim-trisonique-at-the-wayne-state-pyramid-stage-detroit-jazz-festival/#.V82uApYj8gQ.facebook

コメント (5)
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