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オクサンに迎合して時々バイオリン・ジャズをかうのだけれど、今回は2枚ともポーランドのアルバムだった。
一枚がこれで1995年りりーだからだいぶ古い、でもきいてみて驚いた。
バイオリンの人は1959年うまれだから35歳、バイオリン弾きとしては最高潮の時かもしれません。
1曲目バイオリンのソロから始めてインリズム、Bluesomaniac と副題があるブルージーでモーダルな感じの曲。バイオリンとしてはポンティかな、ナイジェル・ケネディも思い出させるテクニックです。ピアノ・ソロもモーダルで良い。
2曲目は同じ曲名のタイトル曲、このアルバムに3つ同じ題名があるけれど全部違う。これはベースとバイオリンのデュオ。
3曲目ファンキーな曲で、ベースが良い音でペデルセンみたいなリズムにのったメロディアスなソロを見せて良い。
4曲目“Romantic Song”という曲名でPOP調、この人一寸カントリーも入っているのかな。
5曲目、ドラム・ソロからで各人のソロで始めるからライブを多くグループで多くこなしているのかもしれません。悪くないドラム・ソロです。ピアノがマッコイを思わせるモーダルなソロです。
6曲目、グルーヴィーでホットなバイオリンのソロ、かなりモーダルでこのアルバムでもコルトレーンを思い出します。
7曲目、これだけはシンセとエレベを使った幻想的な締めにしています。
MUSIC FOR M / MACIEJ STRZELCZYK
Bass – Olgierd Walicki
Design – Studio JAZZ
Drums – Grzegorz Grzyb
Piano – Janusz Skowron
Violin, Composed By – Maciej Strzelczyk
1 Music For M - Bluesomaniac
2 Music For M
3 Baby Of Summer
4 Romantic Song
5 Skifter
6 It's All Right
7 Music For M
それでもう一枚買ったのがこちらもポーランドの、しかし録音は2015年の新しいもの。
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バイオリンのBartosz Dworakと言う人のカルテット、まだ若い人たちのカルテットです。
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こちらは繊細な少し屈折した静かな曲集。20年の開きがあって、そのどちらもジャズを体験してきているけど、この歳になったいまライヴにいくならば乗りの良い古いほうに行くだろうな。