JAZZ最中

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超驚き MOONDOG / KATIA LABEQUE

2023-09-07 10:01:29 | 聞いてますCDおすすめ


まるで知らないのバッタリ出会って、なんだコリャと驚いた。
まず出会い方はサブスクでクラシック系の奏者を選んだ。フランスのラベック姉妹というピアノ・デュオ、クラシックの演奏があ並んでいるけれど、ちょっと軽めのネオ・クラシックというところか。そこで並んでいるアルバムで一つ、ジャケもタイトルも面白そうなので、ちょい聞きして買ってみた。これはどうやら姉のカティア・ラベック(Katia Labèque、1950年3月11日 - )のアルバムのようだ。カルテットのえんそうで、共演がエレベやパーカションになっている。
そして届いたアルバムを見ると、なんと発売はクラシックの名門、ドイツ・グラムフォンなので驚いた。基本クラシックのアルバムなのでしょうか。
そして調べて驚いたのがカティア・ラベック、ジョン・マクラフリンのオクサンだったということ。
面白そうなジャケでタイトルが「ムーンドック」月に吠える犬かなと思っていたらこれが作曲者の名前、だからこのアルバムムーンドックという人の曲集ということになる。これは自分の無知に驚いた。
もちろん調べて ルイス・トーマス・ハーディン(Louis Thomas Hardin、1916年5月26日 - 1999年9月8日)という人のことで、ムーンドックという呼び名で、ニューヨークで20年間、バイキングのような風体で路上生活をしていたそうです。

そして共演のエレベはイタリアのベーシスト、デビッド・チャルミンは、フランスの作曲家、プロデューサーでトリオトリプルサン(知らないけれど)のメンバーだそうです。

とまるで知らないところからだいぶ近づいてきて、聞き出しました。
1曲目タイトルが” Lullaby ”だけどそこは路上生活者、町の音に取り囲まれたララバイ。エレキにコーラス、これはクラシックとはちょっと違うけれどそこが現代ミュージックでしょうか。
2曲目ちょっと打ち込みサウンドも入れているのでしょうか。
3曲目”Bird’s Lament”パーカションにエレキ、シンセのリズムでヴォイス、これってなんかUKジャズの感じです。
4曲目もギターとパーカションのリズムにコーラスが被さっていくサウンド、ムーンドッグってポップ・作曲者なのかと思います。
5曲目はベースがラインをつくり、そこにピアノがメロディをつくるちょっとオルゴールを思い出す音楽。
そして6曲目”.Bumbo”出だしからエレキ・ギターのカッチングにピアノが対応していく展開、おやおやこれってプログレッシブロックじゃないの。ガッと頭を叩かれる驚き。おいグラムフォンなんだぜ。プログレやってるぜ。
ということで完全に驚かされた。こんなのがあるのだ、まだまだ驚きに満ちた出会いがあるのですね。

知らなかったのは、私だけかもしれませんが、ぜひ知らなかったら驚いてさい。”Bumbo ”演っている映像があるので張り付けておきます。
驚いて。



MOONDOG / KATIA LABEQUE

Electric Bass – Massimo Pupillo
Electric Guitar, Vocals, Synth, Electronics – David Chalmin
Percussion, Drums, Electronics – Raphaël Séguinier
Piano – Katia Labèque

1. Lullaby (2 West 46th Street) 4’22
2. Oboe Round 5’26
3. Bird’s Lament 4’45
4. All Is Loneliness 6’33
5. Elf Dance 3’16
6. Bumbo 3’25
7. To A Sea Horse 1’49
8. Tugboat Toccata 4’45
9. New Amsterdam 6’36
コメント
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