1960年台の終わりから、現在に精神を戻すのはエイヤッで出来ますが、60年台を思い出したので、途中ちょっとひっかることにしました。
J・コルトレーンが1967年に亡くなった時にはすでにJAZZを聞いていましたが、現実的には亡くなった後から振返る形でトレーンを聴いていきました。
いかにコルトレーンが多くの影響を残したか、共演者ならなおさら。
マッコイ・タイナーはたびたびコルトレーンの曲をアルバムにしてきました。
このアルバムは1997年、ゆかりのVillage Vangerdでのトリビュートライブ録音です。
1曲目“Naima”はピアノで演奏すると美しい曲だと思っている曲です。
このアルバムはGeorge MrazのベースとAl Fosterのドラムスとのトリオということで、こんなに強力リズム陣はありませんから、マッコイが十二分に活躍できます。
マッコイの演奏がとても甘く感じて、好きでななくなった時期がありました。
このアルバムを聴くと大好きなマッコイがいました。
4曲目短く美しく“After The Rain”をソロで弾いた後はモーダルに“Afro Blue”、コルトレーンの音が欲しくなってしまいます。
ケースのCDの収まるところには、こんな写真がありました。
最後は“Mr. Day”をブルージーに良いライブを確認してさあ、もう少しで2000年台です。
McCOY TYNER PLAYS JOHN COLTRANE
McCoy Tyner piano
George Mraz bass
Al Foster drums
1 Naima
2 Moment's Notice
3 Crescent
4 After The Rain
5 Afro Blue
6 I Want To Talk About You
7 Mr. Day
コルトレーンの聴きたくなるような曲選びに凄いライブの雰囲気です。
タイナーをコルトレーンで聴いていたので、それ以後のタノナーをあまり面白いと思っていませんでした。
このアルバム後半とてもいいですね。
特に5~7 Afro Blue、I Want To Talk About You、 Mr. Day へと展開していくあたりがたまらないです。
コルトレーンとタイナーは当時沢山沢山聴いたので、その後はあまり聴かなくなりましたが、時にあうと一気によみがえります。
コルトレーンのバラッズは大好きです。