JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

家族の情景 PASODOBLE / Danielsson & Mozdzer 

2007-06-25 20:51:23 | 聞いてますCDいいと思う
outside recordというところから出た“THe Time”と“between us and the light”の2枚のアルバムは素晴らしいと思いましたが、今度はACTからFRESCOが抜けてベースのDANIELSSONとピアノのMOZDZERのデュオアルバムが出ています。
2枚のトリオアルバムが、トータルコンセプトが強いのに対して、こちらは2人のインタープレーが大目的で、自由な雰囲気です。1曲目から6曲目までがDANIIELSSONの曲です。前作ではMOZDZERの曲が多かったのに何か意味があるのでしょうか。
私はDANIELSSONが日常の情景、もしくは家族の情景をMOZDZERと会話している様にに聞こえます。ピアノはこちらのほうがずっとうまいのですが、昔チック・コリアが出した、“Children's Songs ”を思い浮かべました。
1曲目、DANIELSSONらしい曲、ピアノが少しソフトな音で、クラシカルな演奏です。
2曲目、ゆり椅子に座ったような、ひとところでゆれるような、おとなしい表現の曲。
4曲目“Prado”とはだれか人物なのでしょうか、優しい人物のように感じます。ピアノとHARMONIUMのオーバーダブはフランスの雰囲気です。
5曲目はちっと緊張感が漂う曲でベースソロもジャジーです。
6曲目“Daugher's Joy”という曲名の割りにマイナー調の曲です。
7、8とMOZDZERの作曲で、、これまでのDANIELSSONに答えるかのかのように、“It's Easy With You”
9曲目は“Reminder”は静かなラースらしい曲
11曲目は民族的な感じを受ける曲でピアノのテクと情念がしっかり現れる演奏です。
デュオを作る時、まず演ってみますが、段々と追求がはっきりしていくように感じます。
出会ってみればとても気があう2人がまずは作ったデュオですが、これからまだまだ発展していきそうな予感がします。Terji Geweltとchristian Jacobのデュオも発展していきましたが、ことらはもっと技量があるので、先が楽しみな2人です。


PASODBLE LARS DANIELSSON & LESZEK MOZDER

Lars Danielsson bass, cello
Leszek Mozdzer piano, celesta, harmonium

1 Praying
2 Fellow
3 Entrance
4 Prado
5 Pasodoble
6 Daughter's Joy
7 It's Easy With You
8 Hydrospeed
9 Reminder
10 Innocence 91
11 Follow My Backlights
12 Eja Mitt Hjarta
13 Berlin
14 Distances

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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きゃ、凄い。 (すずっく)
2007-06-26 16:39:04
三連ちゃん、ご苦労様でしたぁ。
未来の事は、神様しかわかりませんが、、、
より素敵なアルバムがでることを願っています。
帰ってきてこのアルバムかけてます。
いろいろ、、考え、、ながら。。。

しかし、ダニエルソンのソロ、私はみんな好き☆
来日しないかなぁ~♪
最中さん、同志として、応援にいきましょうね。
今日ね、、もう一人、、同志、、、?!みつけたんですよぉ。
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勇気いりました (monaka)
2007-06-26 20:33:56
すずっくさん、こんにちは、monakaです。
DanielssonがACTでの独自アルバムを是非作り続けて欲しいことと、美しいあのメロディーをうまく表現して欲しくですね。
返信する

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