ケニー・バロンに出会ったころは新しいのは必ず買っていた時期があったけれど、いつかそれがなくなった。でもホランドとやったインパルスのも買っているし、アルトのGeorge Robertと演っている新し方も買っているから、ファンには変わりはない。
1曲目、気品のあるピアノ、自信のあるピアノってこういうのを言うのだろう。軽やかにインリズムに映るところなども、貫禄のうまさで、それでいて気張りがない。
音楽市場の需要にこたえるようなタイプのピアノなので、さてこれがバロンというのが、どれだったかとおもうのだけれど、こうなってくるとエリントンみたいな風格です。
2曲目、ころころとひいいていいるようで、そこに芯がきちんとあるから凄い。
3曲目新しいことを演っているわけでもないけど、まぁいいか、フェード・アウトさせちゃうけどまぁ良いかと思ってしまいます。5曲目、6曲目がモンク、若いころからモンクが好きだったらしいけれど、ピアニストが好きなピアニストってモンクが一番多いじゃないだろうか。
北川氏のベースはおなじみでしっくりしているし、ドラムスも落ち着いたまとまりで、インパルスもここのところ頑張ってくれるので、ブルーノートとあわせてなんだか懐かしい雰囲気になってきた。
本日はこれから西の方に出張、オクサンも一人○○をするそうで、明日にはそこより西で合流します。2日間、息子2のところに押しかけ親をやってまいります。
BOOK OF INTUITION / KENNY BARRON
Kenny Barron (piano)
Kiyoshi Kitagawa (double bass)
Johnathan Blake (drums)
1. Magic Dance
2. Bud Like
3. Cook’s Bay
4. In The Slow Lane
5. Shuffle Boil
6. Light Blue
7. Lunacy
8. Dreams
9. Prayer
10. Nightfall
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