JAZZ最中

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ビートルズが忍び寄る our Mother Should Know / Brad Mehldau

2023-02-24 08:36:58 | 聞いてますCDおすすめ


ビートルズのカバー・アルバムがすきで、一番のお気に入りはビル・フリのこちら。これを旅先の車中で聞くとなんだか、ロード・ムービーの主人公になった気分がする。そんな気分をまた味わいたいけれど、相手はブラッド・メルドー、どうなるでしょう。
メルドー最近ちょっとこちらの概念を超えるアルバムもあるので注意もいるよね、ということで1曲目。
”.I Am The Walrus”をさすがメルドー、普通でな弾かない。ということでメルドー・ワールドの出発でしょう。
続けて演奏される”Your Mother Should Know”ラグの感じも良く心が和んでで来る。
このアルバム、メルドーがビートルズに焦点を集めたきょぅを集めて録音するという良しのもとに同じ曲順で二日間のパリ。コンサートから録音されたもの。
その結構メルドーとしても気合がひっていると思うアルバムになる。
3曲目にラグで弾く”I Saw Her Standing There”が途中浮遊感みたになものになって、さすが普通ではないのだ。
4強目”.For No One”はゴスペルの感じもいれて、ここら辺はちょっと変をいれた演奏と、スッと聞ける曲がまじりあっている。
5曲目”Baby's In Black”で、メルドーが来てあるように、ビートルズの楽曲がいかに現代音楽に影響を残しているのかが、感じられる心のこもった演奏になったと思う。
このアルバム、面白いのは、ライヴ録音で、ライブの演奏順そのままだということで、これはビートルズの音楽をメルドーがいかに伝えるかのそのままが音になっているということだと思う。ここにメルドーの意図があるわけで”6曲目”.She Said, She Said”もいかにビートルズが作ったハーモニー綱らりを伝い八日という意思が感じられる。そのハーモニーにメロディが加わる7曲目".Here, There And Everywhere"では、ここにメルドーの音が入ってきて、二つの交流が表現される。
8曲目、9曲目とさすが、メルドーの上手さ感じる演奏で、ソロの良さもある。でもここでベース音とリズム音があったらまた違った枠になったような気がする。
ちょっとキースのトリオでビートルズだったらなと思ってしまった。
10曲目”Golden Slumbers”も好きな曲でうれしい。
11曲目だけは、デヴィト・ボウイの曲だけれど、これはビートルズ音楽の継承ということなのだろうか。
最初はちょっと気合を入れすぎて聞いたけれど、これメルドーとビートルズとそしてポップなメロディーがいかに心に忍び寄るかアルバムだと思う。

Your Mother Should Know / Brad Mehldau

Brad Mehldau ブラッド・メルドー(piano solo)
2020年9月19-20日フィルハーモニー・ド・パリでのライブ録音

#1-7,9,10 (John Lennon and Paul McCartney)
#8 (George harrison)
#11 (David Bowie)

1.I Am The Walrus
2.Your Mother Should Know
3.I Saw Her Standing There
4.For No One
5.Baby's In Black
6.She Said, She Said
7.Here, There And Everywhere
8.If I Needed Someone
9.Maxwell's Silver Hammer
10.Golden Slumbers
11.Life On Mars?


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