東欧の作曲やミりアム・ラウダーがとてもすきですが、ちょっと似た線の音を見つけました。
女優であり、フルート奏者であり作曲家であるスロバキアの才女Sisa Michalidesovaの1stアルバムだそうです。
めずらしくネットで購入したアルバムです。
JAZZ演奏ではありません。
1曲目、ヴィオラの弦の音とギターが作るメロディに透き通るヴォイスが加わって作る世界はどこに位置するのででしょう。
2曲目はエレの音も入れて中東の不思議な世界にいるような気になります。中国でこのごろ良く活動してますが、ある意味不可思議な感覚にとらわれます。
それとにた感じ、エレキのソロとかソプラのソロもメロディがちょっと筋を外していて、これが浮遊感をだして、どこにいるのか解らなくするのです。
3曲目バイオリンと、アコーデオン、ギターが作るモダンな中近東音楽、これを楽しみます。
4曲目はギターが哀愁あるメロディーで始めますが、これが実は昔のクロード・チアリ(ほとんどの人が知らないと思うけど、ジプシー・ギターの人で哀愁のなんとかがヒットして日本にいついた人)みたいな曲で悪くはない。
5曲目は少し緊張感を作るヴァイオリンのそろからエレピのソロ、ここら辺がアレンジの面白さでしょうか、エキゾチックなメロディとリズムが気持ちが良く進みます。
6曲目は、バイオリンでもっとボヘミアン風、アコーデイオンが絡みます。
このアルバム全部で23曲あり、それはそれで悪くありませんが、紹介を橋折ます。
8曲目ギターとピアノの緊迫したメロディ、このアルバムを聴かなければ合えないのでしょうが、素晴らしい緊張感です。
10曲目、アコーディオンと、バイブの組み合わせ、哀愁あります。
11曲目も引続いてバイオリンなどの弦とリズムが絡み合ってなんとも哀愁ある、でもこの女性思い切って途中で切ります。
12曲目は意で、エコーを使ったペットのフュージョン、短く終わります。
14曲目で、リズムなども現代的、ギターソロもジャジーですからこれ完全にJAZZアルバムです。
15曲目は素晴らしいピアノ・ソロ、選び出して聴きたい。
16曲目はフルートのソロがとてもカッコよくちょっとスムース系。
17曲目はECMのチェロのダーリングのアルバムと同じリズムで始まるので驚きましたが、悪はない。
18曲目もとてもJAZZ的、ほとんどJAZZ、とてもいい感じです。
22曲目とても美しい,なんだか日本的な曲、そして23曲目はリベル・タンゴのフレーズを思わせる勢いで終わるアルバムです。
普通では販売していないでしょうが、そしてジャンル分も困るかもしれません。
どこに入れるか、でもこのアルバムをどこかに収めて欲しい、とてもお薦めできるアルバムでありますから、探してみてください。
zimni kuzelnici / Sisa Michalidesova
01. Zasnivana
02. Detektivna
03. Balkanska
04. Ruska
05. Feritto
06. Medvedia
07. Rozpravka
08. Osudova
09. Balkan
10. Spomienka 2
11. Valcik Rychly
12. Zakradacska
13. Placliva Pomala
14. Major Zeman
15. Recital
16. Spomienka 3
17. Pizzi
18. Babky
19. Valcik Pomaly
20. Placliva Rychla
21. Esusu
22. Romantika
23. Tango
Sisa Michalidesova - flute, piano, vocal
Boris Lenko - accordion
Pavol Bereza - guitar
Peter Preloznik - piano
Stanislav Paluch - violin, viola
Cyril Kubis - violin, viola
Juraj Paska - cello
Jan Pospisil - cello
Ondrej Jurasi - tuba
Martin Durdina - tuba
Miloslav Suchomel - soprano sax
Anton Jaro - double bass
Martin Gaspar - double bass
Marcel Buntaj - drums
Marek Rusek - drums
Igor Sabo - cajun
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