JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

monakaのダイエット日記  1年経ちました。

2013-07-18 20:59:43 | その他
衣替えのスラックスがきついなって、オクサンからもしきりに指摘があったので、ダイエットをすることにしたのが1年ほど前でした。
“ギエ~~”体重は73.6KgBMIは26.4あるんです。というところからスタートです。

そしてこのダイエット日記を最後にアップしたのが昨年の暮れ、それから半年がすぎてしまったのです。その半年前が65.5Kgぐらいでした。
それから半年、JAZZ最中を楽しんでいただいている方たちのたぶん70%は(実は80%と思っている)「リバウンドしろ」と思っているでしょう。

この半年の間には、シカゴなんかにいって、シカゴ・ピザステーキデカ・バーガーを食べまくって、ですから危険地帯を進むよう。
帰ってからもお寿司が食べたい、ピザはやっぱりこれじゃなくちゃと食べています。

日常のお昼もサラダとチーズなんていうのはここのとこしていなくて、お蕎麦とかマックとかをたべています。

期待に胸ふくまらせているさん。

今の状態が知りたいでしょう。そんな人は7月20日お茶の水ナルにいらっしゃい。
というのは置いといて、そろそろ1年がたちましたので、ご報告ということにします。

ここのところグラフなんかも記録なんかもとっていないので、そしてストイックな感じでもなくなりました。一日1回体重計に乗るくらいです。
お休みの日などはDVDを観ながらお菓子などいただいて、これはリバウンド必至となったのでしょうか。

ここまできて慣れた読者の方であればお気づきかとおもいます。

なんでも記事にできるものは、記事にしてしまう私が、リバウンドというおいしいものを見逃すはずがありません。

本日測定した体重は63.2Kgでした。


ドゥデェー!
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連休は

2013-07-16 21:03:33 | その他
3連休は中日の予定がきまっていてそれいがいはどうしようということで、まずは初日、この前横浜へ行ったときには始まっていなかったプーキシン美術館展の行くことにしました。








混むことを予想したので開場時間30分前に到着並びました。私の美術館鑑賞方法は入場すると、最初の15点ぐらいの混んだところをを飛ばして見始めて、一通りみたら最初のところと好きな作品を見ていくやり方です。

今回はキスリングとピカソの女性像が並んでいて、その前にソファーがあるので20分ぐらい座って交互に眺めて楽しみました。この二つを交互に眺めるというのが面白い。




撮影はできないのでネットから探してきました。ロシアで撮った写真のようでした。

常設の方では好きなギュスターヴ・モローの絵が。



こちらは撮影可能のようで、ところがなれないカメラで発光してしまい、まずいことをしてしまいました。(申し訳ありません。)



こんな杯も展示されていていったいいくらぐらいするものなのでしょうか。とても薄くてきれいで参考までに写真にとりました。でその後は、ルートを後戻り途中で好きなお蕎麦屋さんへ。




こちらにお蕎麦が付いてなんと1,200円



もちろん杯などみているので、日本酒を少々、結構おかわりしたけど、この徳利、注ぐときにウグイスの鳴き声が鳴ります。

そして中日は一年前に亡くなった友人の奥さんと友人8名で集まってのお墓参り。



そして高いところに上って食事会。



その後カラオケでばか騒ぎ、移動の途中UNがあったので、ハクエイ・キムの新しいアルバム「A Borderless Hour」を買おうと飛び込んだのですが、見つからない、店員の人に聞いたのに解らない、7月10日にリリースのはず、UNなのに信じられない。

ということで連休の最終日は実家に手伝いに帰るオクサンと一緒に渋谷Tへ、ここにはちゃんとあったので、それもまとめて置いてあったので一安心でした。



「A Borderless Hour」 Trisonique

とても素敵なアルバムなので、皆様もぜひお買い上げお願いします。
聴いていたらなんだか連絡とりたくなって、発売のお祝いメールをしました。20日には感想文を持ってくるようにと(ウソ)すぐに折り返しメールがきました。

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融けた時計 SURREALITY / Dave Liebman

2013-07-15 15:23:49 | 聞いてますCDいいと思う


DAVE LIEBMANの新譜かとおもったら、一寸前の2012年11月にリリースされたアルバムで、アチャ勘違いと思ったけれど、とても面白い演奏でこれは大正解。
リーブマンの古くからの友人でラドガード大学でジャズの学術研究も行うルイス・ポーターというピアニストがリーブマンに持ちかけて作ったアルバムのようです。

1曲目、マイルスのファンクとか、途中のギターのカッティングなんかは「ジャック・ジョンソン」を思い出させる始まりでこれは絶対マイルスを意識したアレンジだと思う。
2曲目は完全インプロで、ギターのマーク・リボーが一寸ひしゃげた面白いテーマからピアノが進展させると、リーブマンとベースがまるでアレンジされたかのような展開、初顔合わせが多いそうですが、凄い融合が起こっています。
3曲目ムチャクチャ、カッコイイ、リボーの“Omega”から始まって、リーブマンの“ゴースト”に移っていくのだけれど、つなぎのポーターのフェンダーもムチャカッコイイ、リーブマンのアイラーはコルトレーンになっているところが面白い。
4曲目、ソプラノでO・コールマンの“Trigonometry”、ここもギターのリボーのソロがカッコイイけど、ピアノのポーターがとても抑えが効いていて面白いサウンドになっています。シュールって言いたくなるね。
5曲目、ベースとドラムスで作るジャズ・ロックのリズムが面白くって、今の時代になるとこれもシュールというかも、リーブマンのオリジナルでタイトルが“シューリアリティ”。ここでもリボーのカッコイイ、ソロ、この人フリー系の演奏が多い人だそうだけれど、セラミック・ドック・バンドというバンドを作って5月に来日したばかりのようです。
6曲目は完全インプロ、ここでは、ルイス・ポーターが素晴らしいソロを聞かせます。
7曲目はリーブマンの“ニューヨークに呼び戻して”って曲で、これ今のNYで聴きたかった、ひしゃげた雰囲気がなんとも面白い。
そして最後がコルトレーンの“Alabama”、うまいアルコ・ソロ(アメリカでもアルコがここまでうまくなった)からマーク・リボーのギターがちょっとマグラフリンを思わせて(サンタナでもよかったなと思えば、炎の兄弟じゃないか)テナーのリーブマンがゆったりと、これはコルトレーンへの思いをつづったという感じです。
久しぶりに全曲紹介になりました。

シュールっていうとシュールリアリズムに頭がいきます。ダリのテーマに記憶というのがあって融けた時計をおもいだすけれど、このアルバムでマイルスやメシアン(1曲目はメシアンに捧げられている)アイラーやオーネット、そしてコルトレーンが融けた時計のように思えて、これはとても面白い雰囲気のアルバムになりました。


「記憶の固執」 サルバトール・ダリ


「記憶の固執の崩壊」 サルバトール・ダリ 

この記事を書いていて、もう一つテーマを思いついたので、現役JAZZピアニスト100人選定評議会に検討を依頼することにしました。(今年の選定評議会の定期理事会は荒れそうで、事務局としてはハラハラしているのであります。)


SURREALITY / Dave Liebman

Dave Liebman (ss,ts)
Lewis Porter (p)
Marc Ribot (g)
Brad Jones (b)
Chad Taylor (ds)
2012年作品

1. Olivier (Lewis Porter)
2. Untitled Free Ballad 1
3. Omega is the Alpha/Ghosts (Albert Ayler)
4. Trigonometry (Ornette Coleman/Pat Metheny)
5. Surreality (Dave Liebman)
6.Untitled Free Ballad 2
7. Get Me Back to the Apple ( Dave Liebman )
8. Alabama (John Coltrane)

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つながって Cello / David Darling

2013-07-14 08:04:07 | 聞いてますCDいいと思う


一昨日聞いたコリン・ウォルコットがシタールで参加しているアルバム「Cycles」が大好きな、デヴィッド・ダーリングの持っていないアルバムがあったから拾ったけれど、こちらも古いECMだった。
「Cycles」が1981年の録音でウォルコットは3年後に亡くなってしまうけれど、こちらの「Cello」は「Cycles」から11年後のアルバムとなった。
「Cycles」が良かったけれど、ダーリングはこの「Cello」の後のケテル・ビヨルンスタとのデュオが私としては一番マッチしているように思う。
その後ダーリングは再びECMから離れってしまい、アンヴィエントのようなアルバムを作るようになっているから、このECMもコレクター的には必要かもしれない。

1曲目、広くゆったりした宗教音楽的な響きで始まります。
2曲目、ハーモニーが鳴り渡って多重録音しているのですが、何重に録音しているのでしょうか。4重は聞こえます。
3曲目エレのチェロも使ってちょっとダークな雰囲気、この暗さはダーリングの特徴の一つのような気がします。
その後はゆったりしたチェロと多重のハーモニーでダーリングらしい派手ではないダーリングらしいアルバムが加わりました。

考えてみればなんだか同じところでずっとつながっているような気がします。

Cello / David Darling

David Darling Cello
Recorded November 1991 and January 1992.

1. Darkwood1
2. No Place Nowhere
3. Fables
4. Darkwood 2
5. Lament
6. Two Or Three Things (For Jean Luc Godard)
7. Indiana Indian
8. Totem
9. Psalm
10. Choral
11. The Bell
12. In November
13. Darkwood 3
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なんだか涼しげ Cloud Dance/Collin Walcott

2013-07-12 21:19:21 | 聞いてますCDいいと思う


コリン・ウォルコットがいる「Oregon」が好きだったといってもどうしようもないのだけれど、コリン・ウォルコット自身のアルバムを持っていないので、古いECMに出会って買ってみた。

1曲目当時はもっと流行っていたシタールが何とも懐かしい始まりです。

コリン・ウォルコットといっても29年も前に亡くなってしまっているから、知らないという方の方が多くなったのかもしれません。
1969年に結成されたグループ「Oregon」のメンバーで、というより最後までメンバーだった実に多くの楽器を演奏した人、ウィンター・コンソートのアルバムで演奏したイカルスはいまだに鮮明ですが、「oregon」のツアーで訪れた西ドイツで1984年11月に交通事故で亡くなってしまいました。

2曲目は長いホランドのベースソロがメイン、ここではウォルコットはタブラ、ホランドのソロってこのころからスパニシュの香りがしたのですね。
3曲目はシタールで幻想的な広がり。
4曲目タブラをバックにデストーションを効かせたアバンクロンビーのロング・ソロ、この前の年ぐらいからベースのホランドとデジョネットのgatewayに参加している最中でした。タブラはこのころ良く使われていたけれど、今はパーカションとしてうけつがれているのでしょう。
5曲目、ウォルコットのシタールはスケールがインド人でないから、なんかフォーキーなところが良い。
8曲目、ホランドとデジョネットが自在のリズムを作るとシタールとギターの2つのメロディがなんか涼しげです。
夏がちかずいている今、このように古いアルバムでちょっと懐かしい音が流れていると、時代の喧騒とかうっとうしさを通り越してなんか涼しく感じるって発見でした。

Cloud Dance/Collin Walcott

Collin Walcott Sitar, Tabla
John Abercrombie(G)
Dave Holland(B)
Jack DeJohnette(Ds)
Recorded March 1975.

1. Margueritte
2. Prancing
3. Night Glider
4. Scimitar
5. Vadana
6. Eastern Song
7. Padma
8. Cloud Dance
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SADAO WATANABE ライブ・アット・ブルーノート東京 2013/7/10

2013-07-11 22:36:51 | サポート中、ライブ


オウトラ・ヴェス-ふたたび- ブルーノート東京、最後2ndに行ってきました。
今日になって急にオクサンがぐあいが悪くなりましたが、満席、キャンセルできる時間でなくなり、それにとても見たいということで一寸無視していくことにしました。自由席の順番をもらって近くのイタリアンでパスタとリゾットをいただいて、8時15分、これほど多くの人をブルーノートで見るのは初めてです。
BN、自由席の数が少なくなったようで、結構前の順番なのにど真ん中とはいかなかった。(これが正解だったけれど)舞台前の席はとりずらくなりました。

朦朧頭と記憶力不足で曲名まちがえて記憶しているかもしれませんが、一応曲目を追います。

1 オウトラ・ヴェス
一寸おさえた感じでスタート、ドラムスの前に座っていますが、小気味よいサンバのリズムが気持ち良い。アルトのソロの後、ピアノにつづいてギター・ソロ、スワミJrという人でアルバムでもとても良かったけれど、ここではとてもJAZZ。
ベースはアルバムの人とは違う人だけれどこの人のほうがJAZZのながれで好きです。ブルーノ・ミボットまだ26才だそうです。
新しいアルバムの1曲目、ふたたびとしゃれたタイトルがついていますが、ブラジル初日の録音があまりよくなく翌日とり直した曲だそうで、もう一回という意味だと楽屋ばなしがおかしい。

2 新しいアルバムの曲だとおもうけれど予習の効果なし(曲名わからず)
もう今日はドラムスの前に座って大正解、セルソ・ヂ・アルメイダがカウベルとか小さなタイコを軽快なリズムにして実に気持ちがいい。ナベサダの後のピアノ、ファビオ・トーレスもアルバムよりかのびやかでいい。ギターはガットじゃなくてエレキだったんですね、指でつまびくから音はまるで気になりません。

3 イタコアン(海岸の名前だそうです)
サンバの力ある演奏。ナベサダを聴く喜び、生で聴く喜びの潮が満ちてきます。

4 ワン・フォー・ユー
これはJAZZ演奏で予想したステージとは違ってサウターヂではなくなったけれどこれはこれで楽しい。しかしJAZZドラムとしても切れまくるセルソに唖然とします。

5 曲名わからず
歌心とリズム、なんだか香りと季節というなじんだ空気で、おおブラジルに引き戻されて、そよぐ潮風の浜辺を歩くようなサウターヂです。ベース君26才のソロ、ウッドの良い音がしてこちらが好き。(だいぶ緊張してたけれど)

6 カボ・ベルディ・アモール
この曲が一番聴きたかった。哀愁あるメロディ、一寸涙が出そうになる。

7 ワーム・デエーズ・アヘッド
ひとつ前のアルバムに収録された曲。ブルースの一寸入ったフレーズはナベサダがいつも新しいと思う。若々しいベース・ソロ、凄いドラム・ソロ、そしていつもの共演者を真剣に見るサダオの眼がある。

8 フェリシダージ
貞夫の一人吹き切りみたいなアルトの高速プレーではじまり、順番のソロ、ここでフィナーレに入ったかなとおもったけれど間違いでした。

9 CHEGADE SAUDADE
えぇと嬉しくなるような曲がつづいて、会場自体が暑いのではなく、暖かく心が寄り添ったステージ前という感じです。

10 カリニョーゾ
まるでアンコール曲のようなしっとりした美しい曲、もう1時間はこえていて、これはアンコールはなくても満足という状態になりました。
そして余韻をただよわせての終演でした。

アンコール

ここでもっともっとサウターヂです。“カーニバルの朝”です。ずっと遠くから、ずっと昔から瞼に心に残る情景、ここがどこだかもわからなくなって、浜辺を歩いているようです。

追加の話

6時ごろにい行って並ぶと一番目にならんでいるのがオバアチャン(失礼)その方をお母さんと呼ぶ女性二人が私のとなり舞台かぶりつきのお席です。
ギネスをおのみになって熱心にきいておられました。アンコールが終わると、ハイタッチではありませんが、うれしそうに握手をしにきていただきました。
最後にお話を伺ったのですが、なんと85才、85才でブルーノートでギネス、なんとも強烈なおばあさんにあいました。渡辺貞夫は弟分だそうで、彼にタバコを止めるように諭した方だそうです。
是非、これからも精進するように意見しておいてくださいとお願いした、たのしい出会いでした。
(そういえばナベサダ、ステージにあがったときにやりずらいともらしていました。)

さて今年はナベサダをたくさん聞こうと次はこれです。

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ブラジリアンな日 OUTRA VEZ / SADAO WATANABE

2013-07-09 20:57:18 | 聞いてますCDおすすめ


急に暑くなって、ギラッとした太陽がでているので道に濃い影が出来ている。
7月9日、今日は平日だからもちろん仕事をしているのだけれど、時々遠くを見るように遠い国のことを思う。
カリオカでもなんでもないけれど、甥っ子が大好きな国でしばらく行っていたからお土産にCDをもらったりしたのを思い出す。

“夜明けになり、ようやく
 サウダーヂが青く染まり” というのはこのアルバムの9曲目でFabiana Cozzaが歌う歌詞だけれど、昨日から何度かききながらこの国を思う人を思い描く。

渡辺貞夫の新しいアルバムは彼の一つのジャンルとなったブラジルの音楽へのサウダーヂをブラジルの地で録音した、そしてすべて渡辺貞夫の作ったブラジルへの思いです。

1曲目、タイトル曲は副題に-ふたたび-とあるように再びブラジルを訪れて感じるやわらかな、やさしいボッサ。
3曲目スローなバラッド演奏は“REQUIEM FOR LOVE”だから夜中にひとりで聴く。スワミJrのナイロン・ギターのソロが寄り添うので、別の場所で思いをはせる人が聴いているような気がする。
4曲目、サダオの曲、サダオのフレーズ、こうやってSADAO WATANABEを聴いていることができる喜び。
6曲目、哀愁あるバラッド、ギターが影のある流れでアルトによりそって“CABO VERDE AMOR”
7曲目女性ヴォーカルの後、1コーラスを同じフレーズでSADAOが吹くけれど、ヴォーカルの歌詞がそのまま残っている感じで実にいい。
8曲目は軽快なそしてジャジーとブラジリアンがまとまった暑く盛り上がる演奏、きっとライブでは演奏しますね。
10曲目はベースとギターをバックにアルトが嘆きではなく切々と運命を認めるように終わります。
こうやって聞くと今年は渡辺貞夫を聞こうといういうか、こんないいもの今聞いていないといけないのです。



これはノートの中の写真で今回夫人がとったものらしい。
こうやって今日もこのアルバムを聴いブラジリアンな一日にしているのには訳があります。明日10日がブルーノート東京で、このブラジリアン・アルバムの記念コンサートの最終だからです。
1STは完売だそうで、聴きに行くのであればしっかりと予習をしていかなければと、そしてそう決めたことがとても良かったアルバムでした。

明日、現場で私はサウダーヂに。

OUTRA VEZ / SADAO WATANABE

渡辺貞夫 (as)
Fabio Torres (p)
Swami Jr. (g)
Paulo Paulelli (b)
Celso de Almeida (ds)
Cleber Almeida (per)
Fabiana Cozza (vo)
2012年12月、2013年1月 NaCena Studios, Sao Paulo, 録音

1. OUTRA VEZ
2. PELOURINHO
3. REQUIEM FOR LOVE
4. COLOR OF SPRING
5. BON DIA 80
6. CABO VERDE AMOR
7. TEMA PARA E NOVO VENTO
8. NATAKA MAJI
9. SIMPATICO
10. SOLITUDE

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同じ帽子  STRANGE DAYS / Luigi Martinale

2013-07-08 21:00:05 | 聞いてますCDおすすめ


ルイジ・マルチナーレの新しいアルバムは旺盛な生産活動(?本人はわかる)を伝え聞く豊田さんのアルボーレ・レコードからの3枚目です。

1曲目。配分の良いリズムとピアノ・フレーズ、そして望んで参加してもらったリューベン・ロジャースのベースソロ、その後のルイジの落ち着いたピアノソロと素晴らしい始まりです。
2曲目をいかにもおちついたリチャード・ロジャースの“ Bewitched, Bothered and Bewildered”を始めるのもなかなかいい感じ、ピアニストが好きな曲を選んで弾く素晴らしさが伝わってきます。その後のベース・ソロも素晴らしい。
3曲目、ルイジらしい軽快な曲、なんでこの人の曲は踊るようになるのでしょうか。
とてもやさしい感じになる曲名は“Christmas Eve”、そうこうやってクリスマス・イブはすごしたいという様な気持ち、ベース・ソロなどとてもたのしそうなのが良い。(ドラムスのスネアは一寸押さえてくれたらもっといい。)
5曲目、ルイジとしてはめずらしい、ジャズ・ロック調の曲、でもそこはカンツォーネを歌うルイジがいてとてもスウィグする曲になるのです。
6曲目スヴェンソンに捧げられた曲は、ルイジも彼が好きだったのだと解ってただただうれしい、リューベンのベース・ソロがこれは素晴らしい。
7曲目“Invitation”をどのように演奏するかも思っていると、こうやって歌が広がるのがルイジなのです。
8曲目、タイトル通り“Gentle Touch”を楽しむ曲、これもルイジ。
11曲目、東洋風なスケールで始まるまじめなルイジらしいインプロ、そして美しく終焉してくれるのでした。

昨年みたルイジのソロは日本の曲が最後でしたが、アルボーレだし日本の思い出をうたってくれたのかな、あの日と同じ帽子の素晴らしいアルバムでした。

STRANGE DAYS / Luigi Martinale

Luigi Martinale (p)
Reuben Rogers (b)
Paolo Franciscone (ds)

1. Strange Days
2. Bewitched, Bothered and Bewildered
3. The Electric Blue Flight Case
4. Christmas Eve
5. Oops, A Pop One
6. Passaggio Ad E.S.T.
7. Invitation
8. Gentle Touch
9. What Is This Thing Called Love
10. The Magic In Looking Back
11. Anyway A Good Day
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monakaのお掃除日記 季節外れ

2013-07-07 18:16:12 | その他
昔からこのblogをお読みいただいている方ならば、おぼえているかもしれませんが「monakaのお掃除日記」というのがありました。
毎年年末になると何回かかいたもので、皆さんに年末のお掃除をしましょうねという啓発の使命をおったものでした。(でもないか)
去年はその掃除もだいぶごまかしてその日記もなし、最後が2011年のくれで、しかし使命を忘れたわけではない。
2階のベランダの掃除はどうするのといわれて、暖かくなったらするからといっていたのが、とてもあたたかくなって、それをいわれれば責任感のある○○さんは外からホースを2階までひっぱて網戸と窓ベランダを洗うったのでありました。

やれやれ、美しく輝くガラス戸はとても気持ちがいいとながていると、「どう、きもちよかったでしょう、車も洗う?」

ウーム同じパターンだ。



というので無事お掃除はおわって久しぶりにLPを引っ張り出して聞いています。

もちろんこんなのを聞くにはビールがついてきますね。



1977年録音で日本制作のアルバムEAST WINDというところから出ていて、監修が鯉沼利成氏でプロデューサーが伊藤潔氏と伊藤八十八氏というのはすごいですね。

The Great Jazz Trio At The Village Vanguard

ハンク・ジョーンズ piano
ロン・カーター  bass
トニー・ウイリアムス drums

SIDE1
1 MOOSE THE NOOCHO
2 NAMA

SIDE2
1FAVORS
2 12+12

午後は車は洗わずに古いジュディー・フォスターの映画を見て過ごしました。




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自信に満ちて LINKS / Luis Perdomo

2013-07-06 12:27:56 | 聞いてますCDおすすめ


CRISS CROSSのアルバム保有は極端に少ないけれど、JOHN ESCREETやDANNY GRISSETTのアルバムなど素晴らしいとおもうから、たぶん慣れがないレーベルなんだろうと思う。
今回は昨年であったミゲル・ゼノンがどんな吹き方をしているか、そして評判も良いので覚えておいて拾ってきました。

1曲目、すぐのピアノ・ソロもいいけれど、リズム・ラインが素晴らしい、それだからかはいってくるゼノンのアルトが安定して聞くことが出来ます。
2曲目、リーダーのペルドモのピアノがキラキラとしたフレーズでこれも魅力です。
3曲目、アグレッシブなフレーズとバップ・フレーバーがミックスしてカッコ良い曲、ピアノのソロが良い。
4曲目、アルトの艶のあるバラッド、ピアノもしっとり、こうゆう演奏最近きいていませんでした。
5曲目、モーダルをおびて始まりますが、ゼノンがずいぶん抑制した演奏で、ここまでおさえるのもなかなか。
6曲目、しっかりした4ビートを持ってくるあたり、なかなか自信に満ちている感じです。
7曲目、ボッサのリズムでR・ハナの曲、こんな選曲もあるのか、なかなか王道の心のこもった美しいピアノ・ソロで、ハナが先生だったのかな。bioをしらべればクイーンズ校でローランド・ハナに師事して、自分にとってとても重要なものを教えられたと言っていました。

LINKS / Luis Perdomo

Luis Perdomo(p)
Miguel Zenon(as)
Dwayne Burno(b)
Rodney Green(ds)
Recorded at Systems Two Recording Studios, Brooklyn, N.Y. on January 20, 2013

1. Percy’s Delight
2. Waiting Time
3. Crossmind Dreams
4. Profundo
5. The ’A’ List
6. The Organ Grinder
7. Enigma
8. Three Card Molly
9. Melisma
10. Paco
11. Elena
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