Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

ダブルエリミネーション

2021-08-08 | ブログ

今回の東京オリンピックの野球の競技を見ていて、その試合の順序(トーナメント方式?)が良く分かりませんでした。(ついでに、女子ソフトボールも・・・)

 

日本と韓国が戦って、勝った日本は決勝進出!(つまり、この時点で2位以上ということですよね)

負けた韓国は次にアメリカと戦う

決勝戦は、アメリカと韓国の勝った方とやる

ということは、日本に負けた韓国が(アメリカに勝てば)決勝に進出してきて優勝することもありうる・・・ということになりますね。

(なんで、負けた韓国が、そんなにゾンビみたいに復活できるの?)

 

結局、アメリカと戦った韓国は負けたので、日本の決勝戦の相手はアメリカになりました。

 

で・・・負けた韓国は3位なのかというと・・・そうではなく、今度はドミニカ共和国と3位決定戦をする・・・この順位付けの流れが全然わからない!

 

と思っていました。

 

改めて、すべてのトーナメント表(や戦歴)を確認しました。

これ、ダブルエリミネーションというトーナメント形式なんですね。(私は知りませんでした)

普通のトーナメント戦(これをシングルエリミネーションと言うらしい)では、最後まで勝てば優勝です。

逆に1回負ければ終わりです。

普通は決勝で負けたチームが準優勝(2位)になりますが、実力が2位のチームが決勝に残るわけではありませんよね。(初戦で優勝チームと実力2位のチームが戦うかもしれません)

 

で、このダブルエリミネーションは、本線と敗者復活戦があって、1回負けると敗者復活戦に回ります。

最後に本線の1位と敗者復活戦の1位が戦います。

つまり、普通のトーナメントでは1回負けると敗退になるが、ダブルエリミネーションでは2回負けると敗退になる。

 

Wikinの図

 

なるほど、そんなやりかたがあったのですね。

Wikiによると・・・

・組合せによる有利不利を軽減することができる(利点)
・試合数が倍になる(欠点)
・同じ対戦カードが複数回起こりやすい(欠点)
・決勝戦に進出するチームのどちらかは必ず1敗していることになる(欠点?)

なかなか面白いですね。

確かにこれだと、たまたま運よく強いチームに当たって来なかったチームが決勝まで来て、決勝で負けたから2位・・・になりません。

 

上の図で言うと・・・

⑦の試合が日本対韓国で、韓国は、たまたまこれまでに強いチームと当たらずに(普通のトーナメント戦で言うところの)決勝まできてしまったが、日本に負けた。(⑦の勝者が日本、⑦の敗者が韓国)

次に韓国は本線で負けてしまったので敗者復活戦のほうに移動し、これまでの敗者復活戦で一番勝っていたアメリカと対戦します。(A の試合)

この A の試合(韓国対アメリカ)に勝ったアメリカが日本と決勝で戦います。(⑧の試合)

ということだったのですね。

で・・・決勝戦(⑧の試合)で日本が勝ったから「日本金メダル」で終わったけど・・・もし日本が負けていたら、⑨の試合は有ったの⁉

(まあ、勝ったからいいけど・・・)

 

この試合方式、考え方は面白いのですが、この方式でも、1位と2位は強い順に確定するけど、3位以下は必ずしも強い順にならないと思います。

 

ところで、もう一つの疑問の女子のソフトボール

こちらも決勝戦は日本対アメリカでした。

そして、決勝戦の前に、同じ日本対アメリカの(決勝戦に全く関係ない)消化試合がありました。

これが、何かわからなくて・・・野球と同じようなへんてこなトーナメントなのかなぁ・・・と思っていました。

 

実は、単純に予選リーグの1位と2位で、リーグ戦の残りに関係なく2チームの決勝進出が決まっていた、ということでした。

 

う~ん なかなか難しい・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする