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都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

天六を歩く

2016-11-13 04:21:40 | 都市生活

 天六から西側を歩くと、低層木造住宅の街並みの中に定食屋でお肉と玉葱の塩味のシチューが有名な かね又 や古本屋が多く発見が多い。天五の商店街は中崎町まで西に延びて、斜めの都島通と交差する。

 天五から東側を歩くと商店街が南北と東西の商店街が交差して、裏側の店が面白い。寿司の春駒は外人旅行者が行列。そういえば先日、阪急梅田の西の小体な小好鮨にアジア系の行列があったのを思い出す。煉瓦通まで歩くと色々なお店がある。煉瓦通では群青のラーメン、つけめんが大人気。手前に大塩という天ぷら屋もよさそう。

 信号を渡り、かつての新京阪の天神橋駅( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E6%A9%8B%E7%AD%8B%E5%85%AD%E4%B8%81%E7%9B%AE%E9%A7%85 )がタワー・マンションになり交差点には自転車置場が多い。その西の商店街を天七まで歩く。ちょっとしゃれたお店が多い。

 西側に行くと、スナックが多く北にある関電のオフィス目当てなのだろうか。ここから東に行くと淀川リバーサイドタウン( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%80%E5%B7%9D%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3 )というリバーフロントの大型団地開発がある。下町と団地が後背地人口となり商業を支えているのだろう。近年はタワー・マンション開発も多い。

 夕方ゆっくり来てみたい街だ

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大阪市内の散策は楽しい

2016-10-22 04:20:13 | 都市生活

 都市計画の基本は歩くことだ。地図があるともっと良い、食事やお酒はもっと楽しい。

 最近のお気に入りは、上町台地の坂のある空堀商店街あたりが面白い。向かいの街並みが残っており、生活を感じるからだ。また坂のある風景や階段が面白い。古い、昆布、鰹節、たこ焼き、フライ、揚げ物などが買い物心を揺さぶる。

 天満から西天満や中津あたりをJR沿いに歩くのや、斜めの道路に沿って歩くのも面白い。マンション開発が多いが、古い街並みや商店街などに驚く。梅田近くとはとても思えない。この天満は大阪天満宮にも近く、東梅田には太融寺もあり社寺の多いエリアだ。

 いままで知らなかったエリアも発見が多い。学生時代から歩くのは都市の楽しみだ、靴が大切

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千駄木を子供と歩く

2016-08-19 03:36:01 | 都市生活

 子供が根津に住んでおり、千駄木を歩く。谷中銀座は商店街、焼鳥や煮物屋、揚げ物など外国の観光客も多い。日暮里駅の前の階段は有名だが初めてだ。東京でもこのあたりは全く来なかった。

 煮物屋は文春文庫のB級グルメの本で見た。あのころ生まれた子供と歩くのは楽しい。硝子の向こうに圧倒的な陳列だ。思わず買おうとしたら子供が要らないとのこと。味の濃い東京下町より京都が好みらしい。

 煎餅を買ってお土産に。暑いが、下町の賑わいがある、お店の方も親切でなじみやすいと子供が言う。

 西日暮里まで、裏道を歩く。駅の前の道路は道灌山の切り通し。両側の擁壁が面白い。山手線に階段を下る、高台で昔の ひぐらしの里 が日暮里に変わった。

 東京の東北エリアの探検は新鮮だ

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天神祭の陸渡御と船渡御と奉納花火を堪能

2016-08-01 03:53:14 | 都市生活

 7月25日の陸渡御は総勢3千人の地元の講と講員、地元の子供、ご婦人が参加。15:30から赤い頭巾の催太鼓が出発、なかなか動かないのは信号があるからか。獅子舞、傘踊り、四つ竹(竹のカスタネット)、采女、稚児は風流、田楽、馬長の伝統を感じる。祇園祭なら花笠巡行か。この後、ご神体の御神輿、榊、神鉾は穢れ祓いの意味で祇園祭の山鉾と同じ。御鳳輦(道真公を奉安)、鳳と玉神輿で最高潮。(引いておくための木の台車も用意、祇園祭でもタイヤの台車あり)という内容は祇園祭の主要なのを一日で行うのと同じだ。つまりは時間で分けるロシア式料理の提供が祇園祭なら、天神祭は旧フランス式の全部まとめてに近いとも言える。

 天満宮からアーケードを越えた西の大通りにある大鳥居の前で楽しんだが、2時間近く立っているとしんどい。感動したのは子供たちの花笠踊り。聞こえる範囲に笛と太鼓が配置(列の長い場合の阿波踊りでも同じ)、太鼓は2サイクル叩くと撥を上に高く上げ、前後の合図にしていた。傘踊りは何とも愛くるしい、ステップも5段階と分析。単純なリズムだがここまで長く続ける演奏も珍しい。休みがなく体力勝負だ。地車は山車で、鉦と太鼓でうるさいがテンポを変えて面白い。なんか阿波踊りの学生連(笛と三味線がいない貧乏仕様)みたいだった。

 要所要所でホイッスルを使うのが特徴。ピーピーなって合図としている。これは祇園祭にはない。また大きな団扇で扇ぐ要員がいることや、踊りでも団扇が小物として大事な役目だ。ただ講員は扇子も持っている。祇園祭順応の音頭取りも扇が合図の道具。

 とにかく長く、ゆっくり動く行列で地元が出演し、地元が鑑賞・応援というのが良かった。

 船渡御は初め雑魚場行宮(あんぐう)が御旅所で下流の江之子島あたりにあったが、地盤低下で橋も下がったため、逆に遡上するルートになり、陸渡御から船渡御が水上の御旅所ようになり花火で祝っているのだろうか。この後、大阪天満宮に宮入り・還御祭となる。

 

 陸渡御と同じ順番で出発。船はダルマ船に床を張って桟敷にしてあり、曳航され動く。大川はちょっと臭気が感じられる。まだまだ、浄化が進んでいない。ブービーの順番である鳳神輿奉安船の後を曳航される奉拝船に乗る。鳳講と都市計画学会の関係により席が確保できた。(2万3千円) 乗船中は「大阪じめ」の連発で、他の船とやりあう。六大学野球のエール交換を思い出した。おかげで上手になりました。

 花火はいまいち。スケールが小さく大玉がない。低空で、うるさい音や変わり花火が多い。今まで、ボストン(3回)や浦安(10回)を住居の近くで体験したが、腹に響く音がないと満足できない。

 水面からの景色は綺麗でゆったり楽しめた。お弁当もなかなか多彩な阪急謹製、ビールもたっぷり。ゆらゆら揺れる船は酔いが回る。

 篝火船、薪能生船などイベントものも面白い。2時間半はあっという間、やはり水面に近いこと、両岸と橋上に人が多いこと、船同士の「大阪じめ」での参加意識、多種多様な船と楽しみが多いからか。両岸に続く屋台の数の多さにも驚いた。

(参考:関連する京都のお祭)

一条天皇の御代正暦五年(994)六月、今宮神社の疫神を二基の神輿に齋いこめて船岡山に安置し、悪疫退散を祈ったのが紫野御霊会。この神輿のある船岡山へ登る民衆は綾傘に風流を施し囃子に合わせて唱い踊った。病魔のよれる人形を川に流し難波江に至った。今の夜須礼(やすらい)祭につながる。

秦氏ゆかりの船渡御。4月20日は松尾大社の松尾祭(まつのおまつり)の神幸祭で6基の神輿が桂川を対岸に渡る船渡御で御旅所に、3週間後には還幸祭。同じく、秦氏ゆかりの伏見稲荷大社でも、同日に稲荷祭がある。京都の平安京の東西郊外でお祭りがある。なお、秦氏は桂川と鴨川の治水に関わっている( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%A6%E6%B0%8F )

 日本3大祭は祇園(牛頭天王、素戔嗚)、天神祭(菅原道真)、神田祭(平清盛)だが、霊力と迫力がある。だから町衆の支持と継承があるのだろう。

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近江八幡の水郷、堀、屋敷を楽しむ

2016-05-13 04:41:04 | 都市生活

 連休に水郷の近江八幡探訪を思いつく。JRの新快速で京都から40分と早くて安い。駅の案内所で地図をもらって出発する。

水郷巡りの船旅は11時とあったが、駅からバスに乗り(260円)、降りてすぐに順番を。8人で乗り、2,160円で80分は安い。船頭の櫓さばきは静かでゆったり、左右に 右が男、左に女、左に船頭でバランスが取れる。遅い乗り物は偉大だ。目に染みる緑、田んぼの掻き均しで濁った水が残念だが、土手の躑躅が咲き誇る。

県鳥のカイツブリ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%96%E3%83%AA )があちこちに。水辺にはヨシキリ、ヒシ、真菰(まこも(竹))など面白い。ヨシを刈り取る時の下駄や焼く手入れが船頭から披露。手入れがないと水路もヨシでふさがれるとのこと。

遠景の山々は、下が竹で「竹の秋」の黄色がそよぐ。新芽の息吹を感じる黄緑・緑・茶緑など春の活力の色と青い空。ゆったりと吹く風が心地よい。

手漕ぎの船の80分は快適で楽しい。水辺の安らぎとゆらゆらの時間、低い視点からの風景。今度は、秋の紅葉もと愚妻と盛り上がる。

日牟禮八幡宮の たねや での昼食を楽しみ、八幡山を古いロープーウエイ(往復880円)で、城址は危なそうな石垣、展望台からは平たい琵琶湖の水田が一望、オランダの干拓を思い出す。市内は和風の屋根で瓦葺が多い。条例でもあるのだろうか。(調べたがなさそうだ)

八幡堀は見もの。水辺のたたずまいが良い。かつての繁栄に思いを馳せる。大坂の堂島や北浜の賑わいのようなものだったのだろうか。堀沿いに蔵が少ない。近くには近江商人の街並みが保存され、頑丈な扉が商家の証。資料館が多く、ロープーウエイとのまとめたチケットがあるのに気が付くが後の祭り。駅の案内所で「如何ですか?」と売るべきだろう。ついでにバスも入れると良いな。

街角に肉屋が多く、コロッケやメンチカツを売っているが、連日連夜の暴飲暴食のため控えていたら愚妻に驚かれた。

愚妻の要望で、きてかーな市場へ。新鮮野菜と滋賀の名産を両手一杯に買う、駅まで2kmの帰り道が長いがぷらぷら歩く。

 JRで帰洛は快適

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孤独のグルメ探訪ツアーなど:いろは会アーケードから浅草、日本橋、森下まで

2016-05-09 04:39:05 | 都市生活

 子供と南千住から浅草に向かってJRのガードと歩道橋を抜け国道を歩く。

 孤独のグルメの冒頭に出てくる「きぬ川」を見る。いろは会アーケードは中央の天井、プラスティックの波板が破損、メンテナンスに費用もないのかと思った。閉店の店が多く、活気に乏しい。明日のジョーの垂れ幕、なぜかBGMはモーツアルトのピアノ協奏曲は違和感がある。日本堤通りに出ると、そこには明日のジョーの実物大フィギュアがあり、唐突で驚く。

 さらに日本堤を歩いて、昔の吉原の解説をしながら裏浅草に。豆かんの「梅むら」や「佐久良」を見る。煮込み通りを抜け、六区の劇場街や浅草寺を通り抜けてアサヒビールの本社はジョッキのビール色と泡の表現、ホールは黒の台座と黄金のなにやら造形を見る。フィリップ・スタルクはプレゼンに鋳物の模型をアサヒビール本社の社長まで持ち込んだ伝説がある。

 地下鉄に乗り、三井不が再開発を進める江戸情緒に転じた日本橋の街並みを散策、高島屋で買い物をしてから、再度三越前から深川経由でぶらぶらしながら森下に。途中泥鰌鍋の高橋のどじょう「伊せ喜」なども覗くがなかった。の馬肉鍋の「みのや」は成業。

 17時に予約してある山利喜に。隣の京金はお昼のみで売切れ仕舞い。

色々な下町を堪能した

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芳林堂が破産:高田馬場駅前の思い出

2016-03-12 04:49:36 | 都市生活

 なにかとお世話になったのが高田馬場駅前での大型書店の芳林堂だ。この1階にあったパン屋のサンジェルマンとともに思い出が多い。

 今回、倒産の報を聞いて、活字離れを切実に感じる。電車に乗るやスマホいじりが多く、週刊誌や文庫本を読むのは年配の方のみだ。スマホ代が5千円/月とすれば、その分書籍の売り上げ減少となっているのではないだろうか。

 また流通経路ではアマゾンの台頭がある。本屋に行くより、便利なネットになりがちだ。しかも店員もベテランがおらず、特色がない。本が多いと思ったら同じ本を色々なところに置くなど分かりにくい店が多い。

 それにしても、承継される店もあるようだが思い出のお店が無くなるのはさびしい、

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定期券をPitapaに替えて、キタムラの定期入れと小銭入れを新調

2015-10-05 04:34:38 | 都市生活

 地下鉄の割引期間もありPitapaへの変更を検討、確かめるとPitapa Lite(クレジットなしで好ましい)なら阪急のIC定期にできるとやっと判明。作ることにした(今まではできないという説明だったが。。。。)

 Pitapaは後払いクレジット機能付きであり、Suicaなどのデビット・カードと違う。そのため、申込に会社名や収入の記入が詳しく必要で本人確認もあった。訝ったが、クレジット・カードの申し込みと思えば理解できる。2週間でカードが来る。

 10月から使い始める。タッチ方式は便利だ。ついでに古い定期入れと小銭入れをキタムラのオン・ライン・ショップで買う。チャーミング・セールで2割引きなどお得。そういえば、愚妻とこの頃には横浜に行ったのを思い出す。

 コロニルの防水スプレーと革クリームを塗り込んで使用開始。革の匂いが新品の証拠。カードの青緑と革の茶色が対比してきれい。

 小物を新しくすると仕事が楽しくなる

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造幣局の桜の通抜け(大阪 天満橋):人混みと屋台、様々な八重桜

2014-04-19 05:25:56 | 都市生活
久々に通抜けを春の青空の下で。お昼は初めてだ。暑いくらいで八重桜の種類を楽しめる。白、薄紅、紅、時には薄緑の花の色、小さな花、球のような花、枝垂れなど様々で桜のドームの中を歩くと日差しがまぶしく、花が透けるのと、反射するので立体的だ。

北への一方通行だが混雑する。人が多いのと、花の写真を撮る、記念写真を撮る、話しながらのんびり歩くなど行動も様々だ。夜は一杯気分も多いがお昼にはないのが救いか。ベビーカーもあったがかえって難儀なようだった。

見終わって、ソース焼きそばの匂いに誘われて大川沿いに帰る。造幣局側、大川側に2本の両側に屋台のある通路ができていた。さらに大川沿いの水辺も歩けるが、屋台を背にして食べている方が多かった。屋台の見本市みたいで、珍しいのは米のぽん菓子、クロワッサンたい焼き、名物らしいあんこもちなどが面白かった。栄螺の焼いたのが名物らしい桟敷も多い。

ここが上町台地の端っこになるのか大川から南は坂になっている
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大阪の地下鉄のマナーについて

2014-02-20 03:27:35 | 都市生活
 かつてから大阪は「民度が低い」、「並ばない」と言われたが、最近は地下鉄に並ぶ。しかし東京の大混雑に比べては混まないためか下記の問題がある(区間は特に梅田から本町までの観察)

①次の出口前の扉なら発車前まで待って最後に入ろうとする
 これは、独自だ。混まないから最後に割り込んでも乗れるという経験則から来るものだろう。おかげで発車がちょっと遅れる。

②肩掛けカバン、リュックも手に持ち替えず入ってくる
 最近、スマート・フォンをいじるために両手を空けるため手提げが流行らない傾向にあると思う。しかし、大きな肩掛けカバン(女性だと両方も多い)はまるでアメフトの選手のようだ。(本屋の通路で後ろから、荷物を両側に当てながら歩く手合いだ)大きな荷物で何が入っているのか、スーツの肩が痛まないか、ビジネスの訪問の場合もどうしているのか謎だが、迷惑だ。
 更なる迷惑はリュックだ。若者IT系は大体リュックからイヤホンが伸びている。おじ様系は必ずウオーキング・シューズと合わせている。どちらもリュックが、体を回すときに周辺に迷惑だし、混雑ならさらに奥行きを取る。手提げのカバンが混雑向きなのは断面積の小さい足の部分におけるからだ。リュックはもっとも断面積の大きい胸の後ろにあり邪魔度合いが高い。

③多く降りる扉でも一旦降りない
 これは思いやりが欠けているとしか言いようがない。最近はスマート・フォンのゲームに熱中している輩も多いが(ちっともスマートではない)

 大阪地下鉄の車両やトイレは綺麗になったが、次はマナーに着目してはどうだろうか。おもてなしの東京に負けないMICE狙いなら、こてこての大阪だけでは不充分だ。

 なお、肩掛けやリュックが多いのは両手操作のスマート・フォンの普及にも関連があるだろう。阪急の携帯禁止車両でも、我慢できないのか隠しながら操作している「中毒者」が見受けられる。今後は電波の入らない車両がサービスになるかも知れない。(そうなるとゲームが流行るだけだろうか)本を読まんと知識はないぞ。

なのに、落し物があると駆けつけ渡すのが大阪だ


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オカムラのショールーム:QUIET!は面白いオフィスの提案

2014-02-12 05:57:57 | 都市生活
 オカムラのライブ・ショールームがグランフロントに開業した。今回のテーマは内向的な仕事の場合の静かさや集中でQuiet!がテーマ。大部屋の中にコミュニケーション活性化を狙った「無駄話」スペースが流行だったが、集中、気分転換に向かっている。
オフィスの真ん中はがやがやで、しかも隅や物陰が落ち着いて無駄話も活性化する。その隅っこにアールのある胸までの高さのパーティションや囲いのついたチェアなどを配置して集中や一人での気分転換、ゆっくりした打合などの場を作っている。
オフィス・スペースに余裕があると面白いが、なかなか確保が難しいのが実情だ。若い世代はノマドの机・仕事でも違和感がなく上司と「絶妙な距離で離れる」とのこと。島型対向式のオフィス・レイアウトもだんだん変化するのだろう。
面白いのは企画・営業・事務でレイアウトやワーク・フローに従った配置がオカムラのライブ・オフィスで実施されていたこと。オフィスの生産性・管理・成果と人事評価はどうあるべきか、チームとしての生産性などの変化を感じた。

 同じくグランフロントのコクヨのショールームとの違いも感じた


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性愛空間の文化史(金益見):ラブホテルの歴史、年表が使える

2012-12-20 06:08:00 | 都市生活

 題名は 性愛「貸」空間の文化史 に変更した方が良いだろう。性愛空間とするなら、家庭や玄人の茶屋、置屋、揚場などが欠けている。<o:p></o:p>

 作者は1979年生まれで神戸大学の博士課程後期修了で博士論文は未だのようだ。「ラブホテル進化論」という単著もある。<o:p></o:p>

 茶屋への言及が少ないのは残念で、花街研究( http://pub.ne.jp/n7ohshima/?entry_id=4352937 )なども幅を広げ、街や都市の変遷とからめると更に面白くなると思う。内容は連込み旅館、モーテル、ラブホテルの変遷と今後というもので興味のあるものには面白い。<o:p></o:p>

 年表で1985年に「新阪急ホテル」開業とあるが、アネックスが抜けている、梅田の新阪急ホテルは1964年に載っているとおりオリンピックの年だ。この年表は大変面白く、笑えるし、時代と性愛の変遷もよく分かる。<o:p></o:p>

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 最近、建築学会の論文でも神楽坂の花街の変遷など論文があり、新規展開が期待できる分野だ。<o:p></o:p>

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さいごの色町 飛田(井上理津子):迫力あるヒアリング、物足りない色街の分析とヒアリングの再構築が必要

2012-02-28 05:33:25 | 都市生活

文章・章立てが散漫なところもあり、初めはなんかと思ったが、ヒアリングによる、「事実」の積み重ねがあり読み返すと面白みが増した。<o:p></o:p>

筆者はヒアリングが好きだが、体系的なとりまとめや深耕は薄い。愛蔵している<o:p></o:p>

「大阪下町酒場列伝」(http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E9%98%AA-%E4%B8%8B%E7%94%BA%E9%85%92%E5%A0%B4%E5%88%97%E4%BC%9D-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%BA%95%E4%B8%8A-%E7%90%86%E6%B4%A5%E5%AD%90/dp/4480039899 )も何でこの店を選んだかとか、同じ様な店の比較があればと感じた。<o:p></o:p>

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 歴史は1912年の難波新地乙部(娼妓が中心)の焼失からはじまる。楼主代表、市会議員の上田中三郎と代表になっていた阪南土地建物により代替地として開発された。大阪の五花街は南地五花街(宗右衛門町、櫓町、阪町、九郎右衛門町、難波新地)、新町、北堀江、曽根崎新地と松島遊郭であった。1917年に飛田遊郭建設の知事認可となった。阪南土地建物は104戸の遊郭を建設し、地主からの寄付や出資と楼主への賃貸(将来的に所有権に変換らしい)としていた。<o:p></o:p>

 飛田の街は大門通に大青楼という大きな高級楼、その裏手は中青楼という中規模、さらに裏手は小青楼という小規模なものと東西の通が南北で格付けられていた。(何で「青」なのだろう)<o:p></o:p>

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 営業は「居稼(てらし)」、娼伎が往来に向かい格子のなかで外向きに、お客に顔を「照らす」、東京の張り店と同じ方式が特徴だ。お手軽な、性の専門で、早いとある。いわゆる色街の三業(置屋、茶屋、料理)はなく、店に娼伎が居るのは、「銘酒屋」などに近い形態のようだ。(本著ではこの考察がない)<o:p></o:p>

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1946年にはGHQより公娼制度廃止となり、「特殊慰安施設協会(RAA: Recreational and Amusement Association )」も東京には吉原、新宿、玉の井、立川、福生など13ヶ所にできたが、大阪は千日前で飛田にはなかった。<o:p></o:p>

 赤線は飛田、松島、今里、住吉、港となったが1958年の売春禁止法までであった。飛田のみが生き残り策として「娼伎、常駐、蒲団あり」から「芸妓、通い、蒲団なし」に転換した。他の赤線はなくなったが飛田は現在に至る。筆者は飛田を「20分間の擬似恋愛」としている。銭湯が多くあったのは、お客がもてる為に登楼前にさっぱりして、利用後に(相方が多数の客を相手にしているため)清潔にしたという。行きたいが、擬似恋愛の問題もあると感じていたいのではとある。<o:p></o:p>

 料亭百番にも入口に太夫の座る台座がある。これも「居稼(てらし)」なのだろうか。<o:p></o:p>

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さらにヒアリングは現在の仕組みを解き明かす。働く「女の子」を逃がさないのは借金で縛る、お金を使う楽しみを覚えさせる(ホストクラブも)、イベントを催すというのを解き明かしている。また、学歴(中卒と高校中退が多いとある)と学歴の循環を指摘している。<o:p></o:p>

新たな問題点として派遣の手数料でオーナーの変質や、今後のあり方の懸念も指摘がある。<o:p></o:p>

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実証派なのに、更なる伸長があれば、例えば、更なる実証や横断的な知見の証明などが期待したい。京の花街(大田達 平竹耕三 他) ( http://pub.ne.jp/n7ohshima/?entry_id=2265427 ) 銘酒屋( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%98%E9%85%92%E5%B1%8B )も参考になる。<o:p></o:p>

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このパワーはすごいし、読み物として楽しめる(飛田に行きたいというのではありません)<o:p></o:p>

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杉並の下宿の大家さんを久々にお会いした

2012-01-10 05:46:57 | 都市生活

代田橋の杉並和泉に5年半(その前の半年は早稲田のインド大使館邸の裏にいた)お世話になった。ご不幸もあり、お一人になったお年を召された叔母さんを訪ねた。<o:p></o:p>

 迷った。17年ぶりくらいなのだが、住宅の風景が違う。道も狭くなった感じがする。代一元本店(餃子とレバニラが絶品、あっさりラーメンもある)を見つけてどうにか辿り着く。<o:p></o:p>

 同居している息子夫婦ともお話しして歓談。近くの銭湯も2つが廃業したとのこと、それでも三つはあるのが面白い。四畳半の風呂なし・炊事場なしは今では考えられない。電話も呼び出しだったが、そのうち引き込むだが権利金などに10万円近くかかったのを覚えている。<o:p></o:p>

 叔母さんはいつもどおり角を曲がるまで見送って頂いた。ありがたい。<o:p></o:p>

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ここに居た頃の絵も多い、人の繋がりは大切にせねば<o:p></o:p>

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神楽坂で一杯

2011-11-21 05:40:00 | 都市生活

 久々に建築家、ファシリティマネージャー、不動産鑑定士(欠席)と4人会を開く。神楽坂の割烹は京都みたいでカキフライやコロッケという東京風なものが美味しい。お酒を飲んで議論百出。隠れ家的なバーでは琵琶が置いてあり面白い。<o:p></o:p>

神楽坂は路地が多く、色町の歴史もあり京都みたいだが看板が目立つ。吉野家の看板がオレンジで吃驚、京都では白だ。路地や段差を生かした景観形成が必要だ。<o:p></o:p>

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それにしても東京は人が多い<o:p></o:p>

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