毎年12月あたりに訪問。今回も口開けでカキフライとハンバーグ(1,800円)。カキフライは3個で小ぶり。切れ目の入った酢橘を絞り、醤油を2滴、中庸のタルタル・ソースで食べる。貝柱がしっかり大きく、内臓が少ない。中は冷たいめで磯の香と甘さに驚く。
ハンバーグは厚めを両面焼き、お焼きみたい。みっしりと細かく引いた肉だが、割るとジュースが飛び出る。肉の旨味、薄めのドゥミグラス・ソース。
ガルニはグリーン系がちょこちょこ。ポテト・サラダは秀逸でクリーミーななかに玉葱が変化をつける。
赤出汁はいつものえのき散らしに蛤。出汁が薄め。ご飯は普通。漬物は小さいが秀逸で胡瓜、甘い蕪、ワタを取った茄子に摺り胡麻が散らしてある。仕上げのご飯がなんとも楽しめる。
いよいよ美味しさが際立つ、食後感もすっきりで牡蠣の苦みがほのかに