都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

壬生寺、東寺、京都駅を歩く

2017-06-30 04:12:00 | 京都

 愚妻と健康のため7時半から歩く。朝は曇りで日焼けもない。烏丸御池から壬生寺に。四条まで下がって、商業化の進むおしゃれな通りに変貌した膏薬辻子を通る。町の規約が貼ってあり、新旧住人の調和を図っているようだ。綾小路を壬生まで歩く。堀川で横断歩道のある仏光寺に、壬生寺に参る。

 千本通を下り、途中、島原を横目に見つつ壬生川まで東に入る、さらに大宮まで東に入り、JRを潜り東寺に。蓮の大きな花がピンクに咲き始めている。お参りして、京都駅前のイオンでお買い物。先日、熟豚で味わったオジカのウスター・ソースがあり購う。

 烏丸を上がり、フレスコでも買物、帰宅が11時過ぎ。歩いていたのは3時間くらいで14kmほど歩く。

 足に軽い疲労感

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御堂そば(大阪 本町):御堂ビルの御堂そばは30年前と同じ店、同じ味、齢をとったご主人

2017-06-29 04:06:17 | 食べ歩き

 お昼の蕎麦シリーズ第二弾

 御堂ビルは御堂筋でもっとも間口が大きいビルで1965年竣工。ポツ窓、有田焼のタイルという端正な竹中スタイル(岩本博行設計:正倉院を模した国立劇場のコンペ当選で有名)

 この地下1階に御堂そばはあり、竣工以降とすれば52年の歴史。30年前あたりには残業食としてよく御堂そばを食べた。(その他、玉子を炒めご飯の上に載せたサン・ライスが有名だったサンボーンが左奥に、右奥には、モーニングのサンドイッチ(+30円だったか)や夜の缶詰のコンビーフやウインナーとサラダにビールで和んだゾンネがあった。その前には鰻の本町竹葉亭がありときたま贅沢をした。

 御堂そばは600円、店内は昔と同じで竹の天井。奥の長椅子のマットが破れているのはご愛嬌。ご主人は、五分刈りの偉丈夫だった覚えがあるが、痩せたご老体に。30年の時を感じる。

 お味は、全く同じで太目のもっちりそばに多めの甘い汁。おろしと大量の血合いの混じった鰹節と小口切りの葱。蒸しと焼きの蒲鉾がお供。卵の卵白は危険なため、黄身だけに次からしてもらおう。

 昔と同じお味に驚く、量は少なくなったようにも思う

 うまいまずいを超えた歴史のお味

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中世の遊女(辻浩和):専門的で、「中世」の「遊女」の詳しい文献分析の論文集

2017-06-28 04:10:46 | 芸術

論文をまとめたもので専門的。「中世」の「遊女」の研究であり、近世、近代への流れや、金主、開発者、運営者、女性、そこでのサービスなどの経済学・社会学からのアプローチではない。‹遊女›は買売春に従事した女性で

①今様( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E6%A7%98 )という流行歌の歌い手、白拍子( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%8B%8D%E5%AD%90 )にも関連

②小舟に乗り旅人に近づく江口、神崎に集住する集団→後世の船饅頭か

③傀儡子( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%80%E5%84%A1%E5%AD%90 )

 歴史的検証であり、都市計画や経済学の当方が読んで面白くはない。知見は:

・林家辰三郎の「芸能環境論」:芸能者をとりまく社会的環境を論ずる

・遊女の集団形成、生業、分配→社会システムとしての分析が浅い

・遊女集団は「イエ」を基礎、長者、上首、一般遊女の序列

・貴族社会と遊女

・「出遊」(いであそび)は豪家の侍女(下女のみならず女房もか)も船でアルバイト遊女→これは面白い、船は後世の「座敷」、「茶屋」につながる「場」の機能があるのだろうか

 色街に興味のある方は一読しておくのが良いかもしれない

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遊楽(大阪 淀屋橋):冷やしたぬきでダイエット

2017-06-27 04:01:41 | 食べ歩き

 ラーメンの大盛り、チャーシューなどで痛風の原因かもと言われお昼はそばを主体にする。夏は冷やしの蕎麦でお揚げののった冷やしたぬき(京都なら冷やしきつねそば)600円が気に入っている。貝割れと鰹節、蒲鉾の赤に細切りの甘ぎつねにたっぷりなそば

お昼はこれで充分。

 大盛り、こってり人生からの脱却だ

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肩痛の専門医人間ドックで疲れた

2017-06-26 04:08:48 | 世情

 2日休んで、医者通い。暗くなります。

 待って近くの肩の専門医に。レントゲンを数枚撮って(被ばくに気をつけよう)肩は、肩の左右の骨が右に上がっているのと、首の骨にちょっと出っ張りがあるとのこと。加齢と読みすぎ、書きすぎ、打ちすぎ(パソコン)とのことで姿勢を管理せよというのと、ストレッチのお勧め。ストレッチは前からやっているテニスのストレッチとほぼ同じ。痛いと言うととりあえずリハビリ。あっけない。医者は貧乏ゆすりで己から改めた方が良いぞと思った。待っているときの観察:患者は、シルバーか、スポーツ障害の若い方か、交通事故関連が多いと分かった。

 人間ドックは、某京都駅前の行きつけに最近トラブル事象があり変更。初めて御池クリニックで4万5千円ですよ!奥さん!8:45締切との通知だが8:15に行くと出遅れていた。サービスはとても良く、「様」が付くが、医師は「さん」、この辺りがプライドか。もと島津のPETのある施設であり建物は合理的で、待合の周りに検査室を配置。色々対話しながら検査、胃透視は過酷で逆さまになったり、ごろごろ転がったりで体力がいる。次は内視鏡にしよう。おまけのランチは病院食みたいで、塩が薄い、味も薄い、量も少ないという仙人仕様。味もううぅ。

 健康が一番とおもった。対処にも予防にも休みと労力とお金がかかる

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サルティンバンコ(京都 烏丸御池):すっきりおいしく、センスの良いお店、女性が多い

2017-06-25 03:37:44 | 食べ歩き

 愚妻と久々に訪問、歩いて行けるのに5年ぶり、その間にピブグルマンに認定。12時開店で口開けだったがすぐに満席に。Aランチは1,700円(税別)で前菜、パスタ、ドルチェ。前は、お隣のフリップ・アップのもちもちパンであったが、普通のフランスパンでプチ・メックあたりに替わっていた。

 前菜は手の込んだ野菜と鯛など、真ん中に玉蜀黍の冷製スープは香ばしい。

 パスタは、チーズのかかった鶏とトマトのソースと浅利のボンゴレのオイル・ソースを分け合う。トマト・ソースは厚みがありながらさっぱりしており流石と思った。ボンゴレは浅利の質がよく、オイルはあまり乳化していないさっぱり型でこれもうまい。

 ドルチェはパウンド・ケーキ風に柚子のソルベと小さな西瓜が2つ。エスプレッソもうまい。

 1時間和んで、ゆったり。良いお店で女性比率が高い。

 

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大予言(吉井俊哉):歴史学者の25年、150年、500年サイクルの論説、技術革新、産業転換、政治、経済、メディアなどのまとめが欲しい

2017-06-24 03:41:56 | マクロ経済

 25年、150年、500年サイクルの分析が主眼。25年は女性の婚期に基づくとあるが、破綻していないか。時代の根拠として1870年の明治維新、(75年後の)1945年の敗戦、から50年で政治経済システムが成立とあるが、たまたまとしか言いようがない。但し、近現代史として日本にはこの波がある。オランダ、イギリス、アメリカのヘゲモニーの波として供給不足、需給均衡(供給の増加)、供給の増加(生産性の更なる向上)、需要の不足(人口の減少、高齢化、ライフ・スタイルの変化)などの事例もあるが納得がいかない。むしろ、オランダ、イギリス、アメリカの成熟期が200年と100年離れているのが面白い。

 バクトゥリアン関数として150年/300年単位の停滞・上昇サイクルを示しているが、これは覇権国家の入替り、つまりは経済や政治、外交方策の総合成果としての上昇と停滞を表すのではないだろうか。つまりはイケイケの国も150年くらいということだ。

 500年単位のロジスティック曲線( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F )は、「500年」が妥当なのかどうかが分らないが、経営学でよく使う「Sカーブ」だ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E5%8F%8A%E5%AD%A6 )これが人口に当てはまるかどうかは疑問だ。

 全体に文明論のダイヤモンド、国家論(暴力から見た)のピンカー 資本効率のピケティに産業、メディアを混ぜたような分析でどうもピンとこない。知っていることを羅列したような内容だ。知見はあり:

・江戸幕府末期は人口停滞で3千万人→鎖国の上、農業主体で、働かない江戸藩主が居たのにこのGDPは不思議だ、きっと、銀など工業、サービス業の発達があったに違いない

・敗戦後平均寿命が50歳から急に伸びる→その前の時代は余程問題のある政治統制だったとの考察が欲しい

 あまりに大きなテーマでありすぎる、サイクル論で今後は見えないと思う。今まで予測は必ず外れた。

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王将(京都 烏丸御池):揚げ焼きそばでお腹いっぱい

2017-06-23 03:36:33 | 食べ歩き

 ダイエットに邁進、揚げ焼きそばは王将カードを使うと595円。餃子のハーフもやめている。辛子は3つ。女性向け王将であり油が少ない、餡は多めでまずは、辛子で硬い麺を楽しむ。ゆっくり、餡と絡める。餡が多いため酢をほぼ一本掛けまわし、餡を緩くして酢の味をゆっくり楽しむ。

 緩い餡と、酢の部分を食べ分けながらゆったり。だんだんふやけてくるためお腹が一杯になる。酢と辣油、胡椒でも良いかもしれない。

 大食いではないが満腹になり満足、しかも禁煙で和める

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ハラタチ日記:電車の肩掛けバッグ女は入口に仁王立ち、イヤホンと帽子、スマホでシランプリ

2017-06-22 03:40:57 | 世情

 一部で好評なハラタチ日記は久々。朝、通勤客で溢れる御堂筋線に梅田から乗ろうとすると、入り口に肩に巨大なバッグをひっかけた若い女が仁王立ち。それでも押し込んで入ると肩にバッグがあたりとても痛い。押し返すが、イヤホンで音楽に没頭のふり。睨むが、帽子とスマホでシランプリ(こういうアプリがあると面白い)

 最近、歩いていてもわざとだろうか、イヤホンと歩きスマホで前を見ないで「私に関わるな!」的な若い男女が多い。自己中心主義(ミーイズム: https://kotobank.jp/word/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%A0-637018  )の蔓延は会話拒否か社会性の欠如だろうが、よく会社で勤務できるものだと感心する。

 電車で荷物なら、若者とおじさんご愛用のリュックサックが満員電車に乗るのも場所を取るのと体の回転で周りを巻き込むので腹が立つが、女性に多い大きな肩掛けバッグも迷惑だ。スペースのある足元に何故持たないのか不思議だ。

 参考:電車の中の迷惑  http://www.nishitetsu.co.jp/release/2016/16_088.pdf

 おまけ:右側を走る(逆走)のイヤホン自転車女(20台、いまひとつな自転車で、いまひとつなファッション、容姿はコメントを控えたいような。。)に「自転車は左側」と伝えると「うるさい!」。これは、注意されたことが気にくわないのと、「音楽に浸る自分の世界」を妨害されたからと思われる。両耳イヤホンは道路交通法のグレー・ゾーンであり、周りの音が聞こえない状況は危険となり取締対象だ。

 人を気遣う、しっとりとした社会が良いと思う

 

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春日井(京都 大宮):カレーうどんがぬるく鈍い

2017-06-21 03:35:42 | 食べ歩き

 平日に久々に春日井に、口開けで一人。カレーうどんに海老天(960円)。あまり混んでいないが、修学旅行の中学生人(女4人、男3人)で満席になる。修学旅行にまで有名になるとは。

 カレーうどんの注文が続く。珍しく、11時15分には最初のカレーうどんがやって来た。(前は20分過ぎくらい)一口、ぬるい。麺もぬるく腰がなく、つややかさもない。出汁も気が抜けたようで厚みがない。伸びたうどんに薄いカレーで嫌気がさす。

 初夏の不調と思いたいが、これが通常なら通うことはないだろう。ホールが一人で、水も入れに来ず食べるのに難儀した。

 いつものお味とおばさんの復活を願う

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大奥の女たちの明治維新(安藤優一郎)と江戸東京の聖地を歩く(岡本亮輔):東京の歴史から明治維新、震災復興、戦災復興の3つの変革期が分る

2017-06-20 03:39:46 | 都市計画

 東京は明治維新、震災復興、戦災復興の3つの変革や災害による、荒野か焼野原を経て都市の骨格が大きく変わった。

その中でも両著作は明治維新の藩の没落、参勤交代の廃止による寄生階級の消費経済の破綻と江戸藩邸の荒廃に触れている。さらに廃仏毀釈をうけて徳川幕府と関係のあった浅草寺、増上寺、寛永寺は上地などにより広大な敷地が日本最初の「公園」になった。飛鳥山は幕府関連でこれも公園に。

 明治維新とは、徳川幕府のリストラであり、禄高は十分の一、明治政府に仕えるか、自営(帰農・帰商)か、無禄移住で静岡藩に行くかという三択があった。このうち、1万人以上の無禄移住で増えた静岡藩は人口急増と雇用不足により飢饉に似た状態に陥ったという。内乱状態がうかがい知れる。但し、本幕府だけあり優秀な人材が多く、官吏の三分の一は静岡藩士が占めたとある。

 藩籍奉還により華族と士族が生まれ、その資金が産業開発(鉄道、海運、銀行、鉱山など)に回り、西洋文化取入れの窓口となった。留学経験者が要職につき、教育やダンスなど大山捨松が鹿鳴館文化も先導したのは歴史の転換期だからだ。廃藩置県が上手くいったのは藩の財政がすでに破たんしていた、つまりは幕府の統制は組織的にも経済的にも内部崩壊していた。

 東京は「荒野原」で、参勤交代の江戸藩邸消費→東京のGDPの半分を占めた、つまりは地方の生産が江戸で消費された空間移転経済システムが江戸幕府の正体

 江戸藩邸は放置され、政府に仕えない幕臣の屋敷は取り上げられる→開発を待つまで一時的に人口減少、明治政府の安定までGDP低下となる

 江戸は朱引き( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B1%E5%BC%95 ) 東京の下町は4期に(三浦展)、1期:日本橋・神田(江戸)、2期:上野・浅草(明治)、3期:王子・千住・錦糸町・亀戸(大正・昭和初期)、4期:足立、葛西、江戸川区(高度経済成長期)→2期までが下町と思うが

 上野の彰義隊とその法要に三ノ輪の下谷の三寺であった円通寺の関連は江戸幕府の流れを受け継ぐ。東京には江戸も一部生き残っている。

 二つ合わせて読むと面白い。なお、江戸末期には人口も停滞していた。江戸時代は住環境も劣悪で病気も多く、のんびりした長屋暮らしは幻想にすぎない、また藩の江戸詰めも幕府相手にストレスが強かったようで、君主制の特徴だ。さらに明治も混乱しており、第二次大戦敗戦後、日本は民主化し成長が始まったとの分析が近年多い。

 明治維新は若者が担ったというのも、「古い制度と新しい制度の対立と制圧」であり棄てられた伝承が最近「都市の歴史」として研究されている。

 歴史は面白いが、それを踏まえて現在の課題解決や、未来の構築はさらに面白い

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熟豚(京都 御陵):食後が爽やかなとんかつ、丁寧な調理、値段も安く、家庭的な雰囲気、いうことなし

2017-06-19 03:33:17 | 食べ歩き

 14時過ぎに入店。特上ロースカツ(1,680円)とチキンカツと野菜のカツ(800円)。まずはお通しの豚の佃煮、疲れた体に塩分が良い、お水をがぶがぶ。

 漬物はどぼづけで蕪2切れ、胡瓜、人参でうまい。ご飯もお代わりできる太っ腹。豚汁は、具沢山で端切れ肉がおいしい生姜の効いた白味噌風味。一味を入れるとさらに良い。

 特上ロースは、塩と辛子で肉と甘い脂の旨味を楽しむ。粒マスタードと醤油がさらにうまい。卓上のオジカ・ソースはチキンカツによくあう。玉葱や野菜のカレー味なども楽しめた。

 キャベツには、胡麻と紫蘇醤油のドレッシングで変化が楽しめる。ご飯、とんかつ、キャベツに豚汁と楽しい食事だ。

 気が付いたらご飯を2杯半平らげてしまった。東京のとん太や成蔵に比肩するお味で半値くらいだ。行きにくいがまたと思う店で、ひさびさにとんかつを堪能した。

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勧修寺、醍醐寺、京都駅、東寺と楽しむ

2017-06-18 04:07:25 | 趣味

 京都地下鉄1日券(600円)を買って愚妻と日帰り旅行。烏丸御池から小野駅で降りて、勧修寺に。拝観料400円で、庭園のハイビャクシン(地を這う檜の一種)に驚く。池の周りには、菖蒲が白、紫など黄色いアクセントのある花がたまらない。さらに、蓮の花が、白やピンクで咲き誇る。その奥には、山が見え、池の中には鯉が泳ぐ。のんびりしてゆったり。ハゼが多く、植栽に変化がある、その間にキリシタン(織部)燈籠や片口燈籠もあり楽しめる。

 太閤の道しるべルートを歩いて、醍醐寺に。こちらも真言宗で仁王門から杉並木が真っ直ぐ東に。三宝院の唐門が南を向くという構成。恐らく、山へ登る道を軸線構成としたのだろう。金堂はなんと紀州湯浅の満願寺からの移築とある。五重塔は951年竣工の京都最古の建築とある。どっしりして組み方も力強い。

 弁天堂は滝が奥にあり、苔とせせらぎが楽しめる。池には亀が甲羅干しでのんびり。茶店もあって和める。

 三宝院は奥辰殿の醍醐棚が有名だが非公開。お庭は亀島、鶴島に高名な藤戸石で三尊石の造りは定石。土橋を高くし船遊びに備えるのは秀吉好みか。滝も三段で音と形に凝っている。

 霊宝館で歴史や曼荼羅を学んで、楽しむ。

 醍醐駅まで緑道を歩くが設計とメンテナンスが悪い。駅ビルの2階に接続する。山科とは傾斜が強い地形だ。

 御陵で14時過ぎに美味しいとんかつを堪能。愚妻も感心していた。

 地下鉄で京都駅まで。まずは新規開店の京都タワーサンドを見る。地下のフード・コートには焼肉弘などカウンター席と共用テーブルが並ぶ。最近多い大部屋形式の賑い。

 1階はお土産のフロアで修学旅行の中学生などが多い。割引もある。家の近くのグラノーラ屋さんも出店。

 2階は実演スタイル。修学旅行などの観光客狙い。

 歩いて東寺まで。仮設の御影堂にお参りした。ゆっくり京都駅の商業を覗いて地下鉄で帰る。

 今週は右肩が痛むためテニスはお休み、代わりに街歩きでああ足が疲れた

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奈良ホテル ティー・ラウンジ(奈良):辰野金吾の建築、東屋のバーの回廊で緑のなかゆったりと時間を楽しむ

2017-06-17 04:02:52 | 食べ歩き

 木造のホテルは辰野金吾で、大仏殿の屋根を彷彿とさせる重厚さと鴟尾(しび)。エントランス奥の、東屋のような位置にある。ザ・バーを囲む回廊がティー・ラウンジで、眺めが良く、緑が目にしみる。3人席でゆったり。レモンとミントの入ったアイスド・ティーとオリジナル・コーヒー。コーヒーにボディはないが、深い苦み、高い香りで量もたっぷり。サンドイッチはバターにマスタードとマヨネーズが古典的な、うまみのあるハム、柔らかで香があるロースト・ビーフ、トマトと胡瓜が4つあり二人分にもなる

 ゆったりとした時間。卓上には季節の芍薬の花、コースターには沙羅双樹と2匹の鹿。緑を愛でて1時間ほど。音楽も古い球形スピーカー(VICTOR GB-1Hと思われる)で悠長迫らないピアノの演奏はコルトーあたりか。

 行き届いたサービスは屈指。しつらえなど何を聞いても答えてくれる。内側の波打つ平ガラスに映る緑がなんとも風情がある。

 優雅でおいしい時間が過ごせた、近鉄グループのカードで割引もある

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窓ガラス交換で夏も快適

2017-06-16 04:06:26 | 都市生活

 東側の窓は朝日が入り暑かった。今回、スペーシアのLow-Eガラスに取り換えると暑くない。効果は絶大だ。

 冬も寒く無く、夏も暑くない。これは良い投資だ。夏でも光が柔らかい

 最近の高層建築で、ガラス・ウオールやダブル・スキンの内側ガラスでも日射負荷に対応できるのが良く分かった

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