大阪ステーションシティで伊勢丹の低迷が指摘されているがそうだろうか。伊勢丹は提案が特色で平場(テーマに従いブランドをまとめる力)の構成に特色がある。いまやこれができるのは伊勢丹ぐらいで、日本のブルーミングデールと言われるゆえんだ。特に贔屓にしているのもそのためだ。 <o:p></o:p>
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大阪はブランド志向といわれる。その中でも、男性に平場はよい。ネクタイなどは気に入ったものを選ぶから普通はブランドで選ばない(Brooks Bros. のレジメンタル好きなどを除く)色や柄でまとめてくれら便利だ。財布、ネクタイ、ベルトなど小物は平場に向く。ただし、提案が行き過ぎた売場でもある。<o:p></o:p>
女性のブランド志向は根強いが、提案型はすぐ浸透しないのもある。平場のファンを増やすのに時間がかかるのも事実だ。ここは、流行の「ハイブリッド」でブランドと平場併用がよかろう。<o:p></o:p>
売場はWエスカレーターが中心にあり分り易い。中央の平場と周りのブランドに分けるのも一策だろう。周りのデパートは<o:p></o:p>
・阪神 食品、フードコート (イカ焼うまい)<o:p></o:p>
・大丸 ナショナル・テナントでデパート型SC(短期的には受けているが。。。)<o:p></o:p>
・阪急 旗艦店のプライド(関西は閉店も多く集中戦略)<o:p></o:p>
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伊勢丹京都は使いにくい段々型(設計に問題)だが地下2層の食品とお土産の規模・地元銘柄が秀逸 でレストラン街も集積と品質が高く、京都のターミナル観光商業に近い。大阪は競合の中で独自性が求められる。<o:p></o:p>
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大阪での伊勢丹の方向として「提案」の平場は貴重だ<o:p></o:p>
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