都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

昨年行って良かったところ、今年やりたいこと

2025-01-05 02:11:27 | 趣味

 円安のため国内旅行に
立山アルペンルートと善光寺
・雪の壁も良かったが、立山ホテルは古いが居心地、味、風景ともに良かった、夕焼け、星空、朝日など素晴らしい
・善光寺のある長野の街も楽しめた

洞川温泉・みたらい渓谷散策
・京都から鉄道・バスで3時間半、秘境だった修験者の里だ
・花屋徳兵衛の4階東の間はゆったりできた
・陀羅尼介以外に土産もない、田んぼもない山間部だが得難い体験だった

 今年は海外旅行に行きたい、ギリシャ→イタリア→ウィーンの順で行きたいものだ、アメリカのとある都市も子供のからみで行ってみたい、ついでにボストン、ニュー・ヨークも絡めるといつものコースだが

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昨年買って良かったもの、気をつけたこと

2025-01-04 02:07:25 | 趣味

良かったもの
①PC関連:PC台設置(画面が高くなり、キーも傾斜)、アーロン・チェアにヘッド・レスト付加で目と肩の負担が軽減、タイプも楽になる、さらに夏のPC冷却が効率化した、卓上アームライトLED化(読書とPC用の2色)も便利

②孫の送迎用に電動自転車とドクター・イエロー・ヘルメット:ベビーカーを卒業、孫の送り迎えに便利、電動は坂も登れて夫婦で宮武やロピア、東山探検も

③大人用ヘルメット:安全第一、見た目も良い、夏に暑くない、冬は下にキャップ

④3ヶ所エアコン交換:約20年使っていた、交換すると静かで賢い、ちゃんと停止後乾燥モードになる

⑤家庭電話:小型、撃退機能付きに、置き場所を取らない


気をつけたこと

①荊妻の8月 細菌感染の風邪 寒気と高熱、だるさ→猛暑も後押しか
・長く続く風邪には用心

②夏に洟・痰の量が多くティッシュだらけに、鼻の奥と喉の痛み継続
・耳鼻科2回来院、抗生物質も

③大腸ポリープ発見:人間ドックに潜血があり検査、色々気をつけねば
・3か所あり
・3年毎の検査となる

④猛暑関連
・猛暑の場合は阪急と梅田地下街探検・本屋探訪により避暑
・晴天かつ高温では外に出ない、テニスも延期
・お昼は涼しいお店でたっぷり食べて、夜は軽く麺類でも、夜も冷房を使う
・エアコン3台取替え

⑤サプリの摂取
・目のためのルティン・B複合剤、カルシウム剤を荊妻も飲み始める

⑥突然のインフルエンザ感染
・東京に行くとなぜか吐き気が、帰洛しゆったりすると翌日の夜中に急に38.5℃、耳鼻科に行きゾフルーザ処方、半日で熱が下がるがまた上がる

⑦帯状疱疹など荊妻がワクチン2回:当方は23年に初期に対応し抗体がある
・副反応が結構あったとのこと

 東京の4人会でも病気話が多い、年寄りだ

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昨年読んだ本

2025-01-02 02:58:37 | 趣味

今年は383冊、30年前からのエクセル集計が9千冊を越えました、その前の年代では雑誌(15冊/月は読んでいた( 週間朝日・文春、自動車雑誌2冊+α、オーディオ、ダカーポ、電通・博報堂など))が主体だった

それでも年にミステリなど50冊(多かった出張の時に愛読)は読んでいただろう

今年は良い本が多かった

 

読むべき経済書 

ノーベル賞のAJRトリオ、MITからは2人、MITには「貧乏人の経済学」のアジット・V・バナジーも19年の同賞、ジョンソンはシカゴ大(今度、縁ができそうだ)

技術革新と不平等の1000年史 ダロン・アセモグル、サイモン・ジョンソン 

テクノロジーが必ずしも賃金を増やさない、政策・制度による搾取、今後のAIによる監視の危険性、富裕と労働者内部の格差など幅広い観点で俯瞰している

中国不動産バブル 柯隆   地方政府の土地使用権(住宅70年は一時払いの空中権)、中国での不動産のバブルのみならず、国家としてのリスクを論じる

 

面白い学術とルポ

バッタで倒すぜアフリカで 前野ウルド浩太郎 

バッタの集団別居仮説に関する学術書にしてお笑い、受賞の名誉に至る、Lekとの出会い、ババ所長、ティジャニとの出会い、モンペリエのCIRADやイリノイのダグラスの支援、そしてお礼と与えることの大切さ、知のバトンリレー、夢探しと代償の婚活を焦る

アジア発酵紀行   小倉ヒラク 

アジアの発酵のルーツを探る旅、北東インドのマニプルに魚醤、ネパールのパタンの発酵食品のまとまったダルバートなど、面白い内容と砕けた文章

カレー移民の謎   室橋裕和 

インネパの源流、ネパールからの移民、家族化、1次世代と2次世代、教育と料理改革、コックから経営者へ制度の変更、移民の出身地バングル調査、読み応えがある

異国の味 稲田俊輔 

日式料理アレンジと原理主義、大陸・ガチ・デカ盛り・町・高級の中華、レジェンド・高級・ネパール・ガチ(南)のインド料理、味覚の関西化と東京エスニックの弁松弁当

 

独自の分析だが面白い

アメリカは自己啓発本でできている 尾崎俊介 

アメリカ文学の教授による真面目な分析、「引き寄せ法則」、「ポジティブ」、「セールスマン」、「手紙」、「自己啓発」とベビーブーマーのダイエット、ジョギング・ワークアウト、ヨガ、コーチング(部下への「選択」と「責任」)、トホホ本に驚く

農協のフィクサー 千本木啓文 

小児麻痺の足を名刺とした中川泰宏(黒幕 山段芳春と共通点)と野中宏務(と弟一二三)の争い、長期利権確保が共通、一極長期支配はトヨタ・日本電産でもガバナンスと後継問題

 

久々に凄いと思った傑作ミステリ、長いが読むべき

両日十五日 凶兆 天命   馬伯庸  

傑作、パール・バックの「大地」を思いだす中国の詩歌と民族、因縁と友情と地位、因縁とトラウマと背負う責任、政治のジレンマ、裏のファム・ファタル、大作だが読み応えがある

 

手練れのミステリはいつも面白い

死はすぐそばに   アンソニー・ホロヴィッツ 

半作中作、3人称文体、Closeな名前のゲート・コミュニティの殺人、レッド・へリング満載だがやはり先を読めるものだった、ホーソーンの謎解明も進展、楽しめる、訳も良い

イギリスならではゆったりミステリ

白薔薇殺人事件   クリスティン・ペリン 

イギリスでの大叔母の相続に呼ばれ、その日に殺人が起こる、仲良し3人娘のうち1人が妊娠、そのいきさつと殺人を解く2つの時間の交錯、そして犯人の確定と相続のどんでん返し

中国ミステリも流行りか

上海灯蛾 上田早夕里 

第二次世界大戦前後の上海、ファム・ファタルのユキヱが持っていた阿片芥子、成り上がろうとする二郎は青幇の手先となり楊直と兄弟に、助けた若者が関東軍O機関、殺人と黒幕が交差する

検察官の遺言 紫金陳 

中国での官僚と成り上がり企業家と警察による幼児強姦と巻き込まれ亡くなった教員の復讐を図る監察医、警官、検察官、弁護士の仕組むコンゲーム

 

社会の分断・格差やいじめをテーマとした社会派

法廷占拠 爆弾2 呉 勝浩

スズキタゴサクの法廷にて爆弾人質事件、2人の主犯と匿流犯罪、身代金と復讐の2つの真相がからむ、解き明かす類家と逃げるタゴサクの三つ巴

少女が最後に見た蛍 天祢涼 

巡査部長の仲田蛍がいじめや虐待事件を深い洞察から解決する連作、そして自身がかかわったいじめ事件の真相を暴く最終の作が圧巻

未明の砦 太田愛 

4人の非正規社員が組合設立、企業と政治家との癒着、公安の妨害などを経て、正規社員も巻き込み達成に至る、「自己責任」と「迷惑」は確かに伝統

 

ミステリの秀作、ほのぼの

奇岩館の殺人 高野結史 

探偵のために仕組むリアリティ殺人を行う企業、その1作に巻き込まれたフリーターの佐藤、探偵とシナリオライターの2面のどんでん返しとコンゲームのような結末が秀逸

怪談刑事 青柳碧人 

笑える、只倉刑事と怪談師炎月の組合せ、つながりが解明された犯罪にびっくり、落語的

魔女の後悔 大沢在昌 

魔女への地獄島での恨みと韓国がらみの隠し金が裏にあり、実の子かもしれない誘拐された少女を助ける、そして養子縁組へ、面白く楽しめる

和める明治の文学界

POP FICTION     堂場瞬一 

大正から昭和初期の時代、編集者松川は市民公論、文芸四季、そして100万部突破の雑誌ACEの副編集長に、主幹を殴り編集長をなじり、癖ある作家を手玉に生きる、世界不況の足音とラジオの普及初期

 

くらまし屋やぼろ鳶など色々読んだ今村翔吾、風呂敷広げすぎの展開が多いが

じんかん 今村翔吾 

松永久秀の一代記、みなしご兄弟から本山寺、三好元長に堺で見初められ、三好家に尽くすがお家騒動、最後に信長と出会う、宗教や力より人間(じんかん)に重きを置く

 

京都宗教ピカレクスロマンという新分野

虚の伽藍 月村了衛 京都仏教ピカレススロマン、バブルの時期から語り、親友・女、フィクサー・ヤクザも使い、最後に伽藍で自分を振る帰る

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第3回御所・離宮庭園セミナー:御所透かしなど剪定の手法を学ぶ

2024-12-19 02:57:43 | 趣味

 修学院離宮のテーマから離れ、御所透かしなど技術承継に重きを置いていたセミナーは3回連続(各2千円)の最終

 修学院離宮がテーマだったはずだが、御所・離宮の庭園管理にテーマが変化、参加者も庭園管理の実務者・関係者が多いようだ

 川瀬昇作さんの実演を交え、庭園管理の実務と問題点が分かり面白い、結構な知見があった、なお下記内容は川瀬昇作さんと藤津紫さんのご指導を受けており、お二方に感謝致します

1.御所透かし

・整姿が御所のやり方(自然美に近い形)、対して一般は整枝剪定(枝を切る)

・御所の建礼門左右の違いは左が自然樹形のまま、右は何かの理由で頭(芯となる枝)を取ったこと、そして右は値打ちのある木である可能性はありますが、どちらも御所透かし( https://sankan.kunaicho.go.jp/multilingual/kyoto/place09.html )

・御所透かしはお馬車道の赤松の手入れから(明治)赤松は年2回手入れ

・黒松は毎年芽がでるが4年目で落ちるため4年毎に手入れ

・秋は新芽が伸びないため手入れに良い時期

・木によって手入れは違う、修学院中離宮の赤松の大木は野木に近い手入れ

・枝を折るのは上と下に2つの刃がついた長柄鎌( https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/common/001552370.pdf )により下から傷をつけ、上から折るという手法

・現在は安全対策のためクレーン利用となり外側からの手入れになり折取るのが難しくなっている(前は幹からの作業)

2.剪定の考え方

①平面は扇型にする

・下に向かう枝の形とする(葉の裏を見せない)

・芽摘みは前に出る葉のエネルギーを止め、根本の葉の活力を守る、若い上に伸びる枝も切る

・飛び出る葉も切る

・枝と枝の間を密にしない、奥にも光が届くようにする

②立面は頂部を疎にし、底部を密にする

③実をつけすぎない、木の体力を消耗する

 

3. 根締類の割り物

①満天星、サツキ、アセビ、など

②中に割を入れ、間を空けるふところを作り内部の風通しや日当たりを改善する

③上向きの葉・枝を取る

4.桂と修学院離宮

 33年室戸台風による倒木と黒松・赤松の松くい虫での枯死により植生が変わった

①桂離宮

・シイを植え大木にした(野木で三角の樹形)、松琴亭の裏など

②修学院離宮

・山にモミノキを植えたが、育ちすぎ間引きした

・昔は、ミツバツツジは柴として利用され、再生と収穫を繰り返した里山の風景があった

③松

・良いのは桂離宮の衝立の住吉の松と修学院離宮万松塢の千貫の松、訪問者の目に触れることの多い主要木なので葉むしりも行い、手間をかけて維持管理している。(94年に枯死)

⑤樹形

・ヒサカキ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%B5%E3%82%AB%E3%82%AD )サカキ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%AB%E3%82%AD )は三角の樹形

・桂の御殿の前にあるモミノキは枝が下に向かい、葉の裏をみせていない

 

⑥参考:私見だが

桂離宮は閉じられた世界

・灯籠がある夜の月や灯を楽しむ

・飛び石が足の裏から語り掛ける

・船も活用

・生活できる建築

 

修学院離宮は外を見る

・昼間の遠景、日帰り

・窮邃亭は御所を眺める視点

・隣雲亭は夏至の夕陽(西方浄土)を眺める視点

・手前の借景が浴龍池

(参考意見)

・寿月観など月を意識した建物

 

よく歩いた、テニスとあわせ、洛中からの自転車もあり12,800歩、1940kcal

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南禅寺 三門の楼上に登る、金地院を拝観

2024-12-07 02:06:45 | 趣味

 朝からTerra(MTB)に乗り、三条から左に折れ瓢亭の前を通り南禅寺の参道を登る、観光客が多い、8:40に三門の拝観が始まるためゆったり周りを歩く、快晴のため空が碧いが紅葉はまだら、枯れているようにも見える、南禅寺( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E7%A6%85%E5%AF%BA )は庭が良いのが多い臨済宗の南禅寺派大本山だ

 口開けで三門( https://nanzenji.or.jp/equipment/sanmon )の楼上に登る(600円)、山廊で靴を袋に入れ持って急勾配の階段を登る、石川五右衛門の「絶景かな」で有名だ、四方の見晴らしはとても良い、正面が西となり愛宕山が遠望できる、南の天授庵に行列が見える、特に東側の松が光を受け反射と滲みだしのある姿が良かった、山並みの重なりも透き通った空気の遠近でちょっとかすむ風情が楽しめた

 1628年藤堂高虎( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%A0%82%E9%AB%98%E8%99%8E )による再建であり、しっかりした造りが特徴、放射垂木や軒先の3つの持ち出しなど力強い、特に階段のある山廊の屋根なども力を感じる

 9:30に金地院の特別拝観(1,200円:特別拝観700円が上乗せ)の予約を入れているため、9:10に行き方丈で待つ、金地院( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%9C%B0%E9%99%A2 )は南禅寺再興の「黒衣の宰相」と呼ばれた以心崇伝( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A5%E5%BF%83%E5%B4%87%E4%BC%9D )の住居であり、徳川幕府の支援か名画や庭園・茶室が豪華だ、後に家康の新号事件( https://www.touken-world.jp/tips/112046/ )で権力は衰退したようだ

 方丈の構造は力強い江戸期のものだ、建具も高さが高い、縁側も広い、天井は高い、室礼は簡素だ

山岡鉄舟の「布金道場」というのは神仏分離令にかかる寺ではないという証、「上段富貴の間」など当時の権勢が分かる

 案内ツアーは45分程、4人の参加に解説の若い女性が早口で解説、室内の写真は禁止、荷物はロッカーに全部入れる

 まずは正面の鶴亀の庭、蓬莱(道教 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%93%AC%E8%90%8A#:~:text=%E8%93%AC%E8%90%8A%EF%BC%88%E3%81%BB%E3%81%86%E3%82%89%E3%81%84%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%81%AF,%E8%AA%AC%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82&text=%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%80%81%E5%9B%9B%E9%9C%8A%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A7%92,%E5%B1%B1%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82 )を表す、右に鶴(抱卵している姿)と亀(真柏(しんぱく)がある)、遥拝石と奥の東照宮の関係を重んじるあたりは小堀遠州らしい、蓬莱石組・船石が並び後ろに木の茂る蓬莱山、真ん中に灯籠と三尊石(または石で蓬莱山を示すか、仏教と灯籠には違和感もある)も配されている

 梟(フクロウ)と烏の水墨画や鳥の水浴びの水墨画もあったが、老松図 6面・猿猴捉月図 4面 長谷川等伯筆は圧巻だった、猿は竹の筆による毛の表現が緻密だ、しかも近接して鑑賞できる、もとは大徳寺にあったとの解説で等伯の絵がここにあるのが分かった

 方丈は南向き、この奥の坪庭を挟んだ棟に西が茶室など、東は庫裏、更に北に六角堂がある、今回拝観は西側の棟のみ

 等伯の絵の隣の部屋に八窓席( https://note.com/sakurada_wa/n/n35f94be6010e 1628年と言われる)は遠州作、三畳台目、八つの窓があったらしいが今は六つとのこと、図面( https://mizumakjt.exblog.jp/25746183/ )裏の6畳は茶室の床の奥を使い、棚や床として使っている、気になったのは改造のためか茶道口はあるが、奥の水屋から給仕口がない(併用は無いと思うが、大回りし躙り口から入ったのだろうか:先日拝見した庭玉軒も同じく併用だが)

 窓が多く、きれい寂を感じる、庭から躙り口に入る露地の動線には蹲踞もある(どこから庭に下りるかは不明、恐らく六角堂のあたりか)、なお貴人口の方向には坪庭の広縁にも高い円筒形の手水があった、2つの動線と楽しみ方がある

 8畳の間には西側に桂離宮新御殿(1622年)の櫛形窓の付書院(南西向き https://kyoto-gosho.kunaicho.go.jp/building/2A29 ) とそっくりなものがある、小堀遠州の手法であり、桂離宮に影響を及ぼし、その後に自らこちらに作ったと考えられる、但し下に足を入れられる構造ではなく棚もない飾り棚として使ったのだろうか

 さらに桂離宮松琴亭の茶室も三畳台目( https://note.com/sakurada_wa/n/n14403afce8e8 )、風炉先窓の反対側を二の間の棚として活用しているのに似ている( https://mirutake.sakura.ne.jp/2021/taut003/taut003.htm )遠州好みの継承を感じる

 楽しめた、写真が無いのが残念だが記憶に入れておくのが良いだろう

 桂・修学院をあわせて二百回拝観し庭と数寄屋を見る基礎体力がついた、今は「新たな」庭・建物・茶室の拝観を継続し、種類を広げてみよう

 小堀遠州の庭と茶室を見て、「気」を感じた、これは歴史を経ても伝わる作家のコンセプトが乗り移るようなものか、清々しい感じが残った、気分が良い

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新しい自転車を迎え、古い自転車を新しいところへ

2024-12-05 02:05:26 | 趣味

 へんしんバイクC14を孫に買い、6台の自転車では空気をいれるのも大変になり、47年乗った Promenada( https://www.eonet.ne.jp/~n7ohshima/P1010545.jpg )を甥に託した

 この自転車は杉並区和泉で買ったブリジストンが大元だが、高井戸の並木サイクルにて、車輪(Mavic 650B+Shimano600セット)、ハンドル、CLBのインベルセ(なぜかMafacは無かった)、Simplex Chenring(旧 アダプター 外側は削り落としチェインガードに)、Sugino PX と変更した

 当時は夜中でも西永福の友人の下宿に行ったものだ、ベルソー型のフレームはまたぎやすく、5段のポジトロンⅡ( https://www.shimano.com/jp/100th/history/products/16.php )はきっちりシフトができた

 杉並の下宿に置かせてもらい、途中休止の期間が6年程あったが、大阪で走り、京都では前のかごに絵の道具と折り畳み椅子を入れて絵を描きに行くのが20年続いた

 タイヤもミシュランから色々、最近はユッチンソンのレプリカのグランボア リエール 650×36B(パナレーサー https://cyclesgrandbois.com/SHOP/T650_F35_SS.html )を使っているが快適だった

 47年は想い出がある、最近は安全のためダイナモ・ライトをLEDに、ブレーキを2ピボットに換えた

 しかし、いまではスポーツの4台の面倒を見るのも手間だ、しかも新しい孫の自転車もある

 まだまだ乗れる自転車だ、いい人に愛されて乗ってもらうといいな

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大徳寺 真珠庵を拝観、色々新しいのを見る

2024-12-01 02:40:09 | 趣味

 11月20日頃はいつも桂離宮を拝観する、今年は電話して聞いてみると「青、赤、枯れたの、日焼けなどモザイク」と聞き止める、120回も行けば充分、他の庭にしようとTerra(MTB)で走ることにしてまずは大徳寺 真珠庵 ( https://kyotoshunju.com/temple/daitokuji-shinjuan_temple/ 2,000円)にする、茶室などは撮影禁止(絵葉書3枚300円を購った)、その他は携帯の写真のみ可、荷物は預ける、案内の方は多い( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E5%BA%B5#:~:text=%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E5%BA%B5%EF%BC%88%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%82%E3%82%93,%E3%81%AF%E9%9D%9E%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82 )

 入口の「真の延段」がきれいだ、全体に苔がきれいであまり焼けていない

 朝9:30に着くと50分からのガイド・ツアーをはじめ、近代の絵師や漫画家の作が多い、源氏物語にも興味がないため建物と庭に集中して拝観する

 方丈は真ん中に一休宗純禅師の木像が祀られている、珍しいのは檜皮葺きと格が高い、襖絵は色々、裏口への長細い石、丸い石、四角い石のななめ遣いなど工夫がある、角の実置物、5つの輪を抜いた意匠など

 方丈東庭「七五三の庭」は軒先の庭、石畳のエッジと対比、よく見れば面白い、立てた石、どっしりした石、北から見ると波が縦に起こり、斜めになり2つの波があるようにみえる、苔と白砂で模様ができている

 この先に「紫式部産湯の井戸」がある、紫野で生まれ育ったようだ

 奥の書院の東にある( https://kyoto-addict.com/shinjyuan-tokubetu/ )茶室 庭玉軒( https://note.com/sakurada_wa/n/ne0dc2b2c307a )は内露地で有名、内露地と茶道口・給仕口(2枚襖)から拝見する

 中潜り(躙り口)から貴人口までの間の内露地は、敷地が狭く露地が取れなかったためだろうが面白い、丸い石にくりぬいた水鉢が面白い

 二畳台目の客畳の後ろにはそっけない連子窓(御所張りのようだ)、点前座には後ろに2つ(連子・下地)、横に1つの窓(風炉前)があり、外側の連子や下地の影が変化して面白い、中柱は皮つきのゆがんだもの、天井は良く分からなかった、茶道口・給仕口(2枚襖)の左に水屋があったようだ

 別に、庫裏のあたりに大きな井戸と雲版もあった、丁寧な案内で楽しめた

 ここから、東山の南禅寺まで走る、金地院 茶室八窓席は13:30~のこと(6回/日)次回にする

 水路閣と疎水を楽しむ、観光客が多い、車も多い

 帰りに白川あたりを見る、横山歯科の隣の夢工房は表が面白い、ホテル The Shinmonzenはテラスのカフェがおしゃれだ

 横の露地を抜けると辰巳大明神のお火焚祭(八坂神社の末社だろうか https://kyotokeikan.org/2018/12/11/1261/ )御所の南東のため辰巳なのだろうか、地元のご刀自と話し、お参りと護摩木(100円)を奉納

 三条のTime’sビルでルイ・ヴィトンのイヴェントが開催されているのか黒服が目立った( ポップアップストアらしい)

ゆったり姉小路を通り帰る、平野豆腐は営業中だった

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11月は忙しい、一泊トレッキング旅行、イヴェント参加2日、会食2回、庭鑑賞

2024-11-21 02:11:50 | 趣味

週二回のテニスに加えての活動が11月4日の週に一泊トレッキング旅行、会食2回、イヴェント参加2日と多かった、これにテニスを加え5日活動すると疲労を感じた

さらに、今週は2回の会食を予定しており、秋の食欲と美味しいもの(松茸、鱧、牡蠣など)、久々の会話の楽しみなどもある
 さらに、例年なら11月20日の盛りが遅れているが、紅葉鑑賞に桂・修学院離宮など予約済み、その他の社寺も見て回る

 テニスでは11月半ばなのに汗をかく、紅葉が始まる兆しもない

出かけてばかりだと、未読の本が溜まるのが難点、その上、原稿の依頼も来た、サクッと片付ける

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洞川温泉に宿泊・探訪

2024-11-17 02:53:50 | 趣味

 近鉄の洞川(どろがわ)温泉・みたらい渓谷散策きっぷ(@4,980円)と特急指定券を買い、洞川温泉 花屋徳兵衛(@25,700円)に一泊した

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のうち天川村は霊場「大峰山寺」と「大峯奥駈道」( https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/world_heritage/  https://www.sekaiisan-wakayama.jp/know/outline/ )があり、その中でも洞川温泉は役小角( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%B9%E5%B0%8F%E8%A7%92 )の修行と従者の後鬼( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E9%AC%BC%E3%83%BB%E5%BE%8C%E9%AC%BC )の子孫の里として洞川温泉( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%9E%E5%B7%9D%E6%B8%A9%E6%B3%89 )は大峰講(https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E5%B3%B0%E8%AC%9B-3132146 )の信者や行者の宿場として、「霊気宿る里」とされる、宿には足を洗う縁側が特徴だ( http://www.dorogawaonsen.jp/news/512/ )

 その中でも、花屋徳兵衛は500年を誇る歴史と、温泉街のシンボル建物だ、

 後ろの増築部は2010年の竣工、京都二寧坂のパーク・ハイアットに似る、8室のお宿でほっこり

 M3階の談話室にはMcIntosh MC2500とJBL4333+Super Tweeter JBL UT-505が鳴る、1980年代の定番豪華組合せだ、懐かしい音だが定位や音像の立体感がいまひとつ

 人手不足もありヴェトナムからのスタッフもかいがいしく働いている

 

 4階の東の部屋からは北の山並みが見渡せ、前には枝垂桜が春にきれいだろう、24時間は入れる青い陶器の内風呂がありゆったりとしている

 温泉はアルカリ性のすべすべ、男湯に2回、内風呂に2回入って満足、荊妻はもっと楽しんでいた

楽しみの食事、夕食は奈良の名産を集めたものだったがいまひとつ、しかし朝食は良かった( https://tabelog.com/rvwr/000461992/rvwdtl/B495097631/#195463056 )

 

 地形・地質として「洞川地区は太古の造山活動により石灰岩の地層が隆起してカルスト地形がつくられ、そこへ花崗岩質のマグマが貫入して独特の地形を形成した場所」とある、そのため水質が良く、洞窟や鍾乳洞がある http://www.dorogawaonsen.jp/sightseeing/177/#:~:text=%E6%B4%9E%E5%B7%9D%E6%B9%A7%E6%B0%B4%E7%BE%A4,%E3%82%92%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82 

 

 初日は朝7時前の地下鉄、京都から近鉄特急を橿原神宮前で乗換え、下市口駅に着き、すぐバスに乗り山道を1時間程登り、天川川合に10:14に着く、たっぷり3時間、秘境の先の秘境だ

みたらい渓谷散策( https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/modelcourse/mitarai/ ) ここからトレッキング・シューズと荊妻は登山靴で6㎞、目安2時間15分という山道を歩く、途中の滝の姿は見とれるが、メッシュの床(下は排水路のようだ)、吊り橋、階段、ガレ場みたいな山道など多様だ、3,000kcalは消費した、途中追い越したシニアのグループには過酷な道だ

 観音峯登山口から先は県道21号線を歩いた、というのも杉の中を歩くのより山が楽しめると思ったからだ、汗で濡れた体が冷やされ洞川温泉のバス停と観光案内所に立ち寄る

 横の蕎麦屋で13時前にお昼、夜が楽しみなため控えめに

 出てふと横を見ると面不動鍾乳洞( https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5163/ )の案内、林業用モノレール(https://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/kouho/ippan-koukai/panel/2001/7.pdf ) を活用したドロッコ( https://kids.rurubu.jp/article/91093/)で登るのが楽しい(片道300円)、入洞料は450円、中には大型の円形回遊路があり、形にちなんだ名前もあり面白い、照明の色が秘宝館のようだ

 この鍾乳洞など洞川財産区の管理運営となっている http://www4.kcn.ne.jp/~zaisanku/page002.htm 

 

 チェックインの15時を過ぎたため、旅館に入り早速温泉で疲れをいやす

 もみじ祭の前のイヴェントとして18時からライトアップがあり龍泉寺や温泉街「行者さん通」の提灯などを楽しむ、川の水の音も聞こえない静寂に和む、京都の騒音と人混みとは違う、なおコンビニも見当たらない

 19時から夕食を楽しみ、それからまた温泉に浸かる、ゆったり、アメリカ大統領選挙の速報を見る

 うとうと寝てしまう、24,400歩

 

 翌日は5時に目が覚め、景色を楽しみ、宿の階段、手すりの建築内装と帳場や待合の歴史・霊場・行者関連の室礼を写真に撮る

 内風呂を2回楽しむ、疲れが癒され8時に朝食、4杯飯となり満足

 花屋徳兵衛に荷物を預け、9時から大峰山龍泉寺( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BE%8D%E6%B3%89%E5%AF%BA_(%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%9C%8C%E5%A4%A9%E5%B7%9D%E6%9D%91) )を訪れる、本堂横の五色幕は真言宗だが、境内は池と丹塗りの反り橋と神社(神道)を感じる、また、行者の修験門が総門の東西にある( https://ohminesan-ryusenji.or.jp/guide/ )、昔は女人禁制だったとある、池の水行場、龍之口や女性のための龍王の瀧など禊のための施設がある

 真言宗と天台宗は山岳密教であり、特に醍醐派は修験との相性も良かったため寺となったのではないだろうか

 原始神道と仏教の習合を感じた、参詣道の拠点なのだろう、錫杖( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%AB%E6%9D%96#:~:text=%E9%8C%AB%E6%9D%96%EF%BC%88%E3%81%97%E3%82%83%E3%81%8F%E3%81%98%E3%82%87%E3%81%86%EF%BC%89%E3%81%AF%E3%80%81,%E6%9D%96%E3%80%81%E9%87%91%E9%8C%AB%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82 )にある3つの輪が寺紋となっている

 夫婦でなで石を持ち上げ、「たたくと重くなるな!」( https://gendai.media/articles/-/73037 )と確認しあう、朝の冷え込みもあり紅葉がより深くなっている、霊気を感じる寺だ

 

 洞川自然研究路( https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/modelcourse/kenkyuro/ )を散策する、甘く見ていたが結構な高低差、階段がある、吊り橋は確かに眺めが良い、エコ・ミュージアム・センターに行くが水曜は定休日、残念

 気をとりなおし五代松鍾乳洞( https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5164/ )、(林業用)モノレールが改修され、登りも下りも急阪が楽しめる(往復600円)とのことで、ヘルメットを被り早速楽しむ( https://yamatabito.com/0826tenkawamura2/ )、35度近い急傾斜と苔が見事であり苔寺(西芳寺)を思い出した、ヘルメットのまま案内のおじさんとともに鍾乳洞(450円)へ4人で入る

 中は狭いくヘルメットが必要なのが良く分かる、おじさんの解説が面白い、奇岩が多く楽しめる、これは良い、手作りの良さがある

 下りのモノレールは、前に座ると怖い、エンジンがバックファイアーを繰り返していた、大規模な商業主義のテーマ・パークではない村の観光施設なのが良い、閑散期に来て良かった

 

 このあとごろごろ茶屋でコーヒー、水を汲みに来る有料駐車場は大阪や和歌山のナンバーが多く、商売に使うのかと思うくらい水をくんでいた、近くに「ごろごろ水」の工場もある

 役小角の修行場と言われるこうもりと燈籠の岩屋(横穴・洞窟)を拝観した、空海が土佐の室戸岬にある御厨人窟( https://www.city.muroto.kochi.jp/pages/page0300.php )で悟りを開き「空海」(空と海)となったのを思い出す

 お土産を何かを思ったが、陀羅尼介も要らないため、干物や青物を狙ったが観光案内所に聞いてみてもそういうお店がないとのこと、道の駅みたいなのがあると良いな

 再度、龍泉寺と天川村立資料館のギャラリーでゆったりする、花屋徳兵衛に荷物を取りに行く、バスに乗るが1時間11分と時間がかかる、疲れて下市口駅に着く

 1時間程特急待ち駅の北にローソンがあるが買いたかったサンドイッチは全部売切れ

 街をぶらつくが人が見えない、シャッター商店街( https://ameblo.jp/moriyasu-kitamura/entry-12499889008.html )、かろうじて開いている薬局は接客中、八百屋・床屋は暇そうだった、近年閉店の張り紙が多い

 その先に 廃屋のような40年閉ざしている「下渕マーケット」は崩壊寸前

https://www.syoutengai-sanpo.jp/all/shimoitiguchi-shimobuchi/ 

https://www.ktv.jp/news/feature/230530-akiya/ 

 大淀食堂街も閉店の様、その向かいの来来飯店 大淀店 も移転しており店だけ残っている

https://www.syoutengai-sanpo.jp/all/shimoitiguchi-oyodosyokudougai/ 

 

 結局、橿原神宮前駅にてパンを買い車内でゆったり食べた、京都駅の飲食と地下鉄は観光客で大混雑

 20時前に帰洛し22,100歩、家のお風呂もゆったりする、トランプが大統領との速報、急に世の動きを感じる

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自転車に大喜びの孫は、ずんずん乗る

2024-11-13 02:50:07 | 趣味

 自転車を見て大喜び、付属の空気入れでタイヤを膨らませる体験からはじめる、うまい仕掛けだ
次に、シート高さとハンドル高さを調整する、特にベルの「チーン」がお気に入り、まずはペダルなしのキック・バイクにしている、後付けでペダル式にできる

 当方は「京都モダン建築展」に、荊妻と孫はまずは御池通(自転車ゾーンが歩道にある)から市役所の前の広場に、たまたま知合いの子供たちも自転車練習、それを見てキックで走る

 それから鴨川に下りる、高瀬川取入れ口まで走る、ここで、当方も合流し一緒に遊ぶ
取入れ口の坂から禊川分流(段々になっている)を登るのが大好き、分流の仕組みを問われ教える
 禊川には孫が「何?」と言っていたカワニナが見える、蛍の幼虫の餌となっているため成虫の蛍の飛ぶのが楽しめる

 帰りは、先に当方は帰り、「らくたび京町家」を見てから「三条遊んでみよし」のYMCA前、道路にチョークでお絵かきをしている孫と再合流、ズボンがチョークだらけなのはご愛敬
混雑する三条通を西に、三条の東洞院の先でクレープ(100円)を買う、自転車を駐輪場に置く

 荊妻は1万歩というから、孫もそれ位自転車にずっと乗りお昼も乗りながらおにぎりとのこと、朝の10時半から16時前まで5時間とは

 帰って風呂に入れると孫はまだまだ元気、どんどんしゃぶしゃぶの肉も食べる、急に疲れたのか20時前に眠ってしまう
 結構疲れたが、楽しかった

 この自転車も成長と買換えにより今後大きくなるだろうため、47年乗ったPromenadaは自転車好きの甥に譲った
杉並和泉からの付き合いに感謝する(11月7日)

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桂の西羽束師川の柿:亡義母の生家の近くを描く

2024-11-03 02:17:59 | 趣味

 この2月に逝去した義母の生家の近傍には大堰の桂川用水( https://agua.jpn.org/yodo/katura/kcanal.html )を源流とする西羽束師川(ニシハズカシガワ https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000070771.html  https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860604/8606040180/ ) が流れる。

 川を北に見ると柿の木と、手前に蜜柑の木、そして川の上を渡した床の上に作った庭園がある。

なお、似たものは浦安境川の風景( https://www.eonet.ne.jp/~n7ohshima/urayasunosuimenn_1.jpg )にもあった。

 右の水路は分水だが水が先にある可動堰で止められ、上に鉄板が敷かれている。川自体、今は農業用の利水ではなく、豪雨時の治水管理が目的となっているようだ。

 風の強い日だが暖かい秋の陽射しの中7:30か描きはじめ、10時に下書きとインキングが完成、11:30に水彩色鉛筆と透明水彩で仕上げる。風で水入れが倒れたのは始めて。

 家族を奥にある家屋のヴェランダに描いたのは、亡義母の実家を眺める方向を見ている様子とした。

 春と秋の「桂の絵」を奉げる

 https://www.eonet.ne.jp/~n7ohshima/IMG_20241021_0001.jpg 

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秋の音楽の楽しみ:まずはクレンペラーとクライバーから

2024-10-28 02:14:08 | 趣味

 やっと音楽を聴く気温と湿度になった、空が高い

 解釈、計算された、快速の展開のクライバー
ねっとり、ねっちり、思いを込める、鈍足のクレンペラー

 ベートーベン7番はクライバー 作曲したのだろうなと思わせる、オーケストラを完璧にコントロールしている

 ブラームス4番はクレンペラー ブラームスの苦悩が波のように押し寄せる、深い演奏に配下のオーケストラもこたえている

 印象派の絵で言うとセザンヌとファン・ゴッホみたいなものだ

 そして、モーツアルトをイタリアSQで、バルトークをボストン・小澤で楽しみはじめる、どんどん聴きたい曲が広がっていく

 秋の夜、やっとゆったり

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スライド・フィルムのデジタル化

2024-10-18 02:07:18 | 趣味

 90年に作成した留学時代のまとめスライド140枚(カルーセル1巻)を発見した

西院のキタムラ(歩くと西院駅から15分位)にデジタル化(jpeg)依頼するのに、20枚入るスライド・シート7枚を購い、番号をつける(送料含め千円程)

 10日ほどにて、DVDとCloudで完成。9,350円となった

 内容は

①ボストン・ケンブリッジの風景、MITなど

②四季の風景

・春:ボストン・マラソン、ヴァレンタイン

・夏:ウォーターフロント、独立記念日

・秋:紅葉・黄葉、ハローウイン

・冬:雪景色、凍るチャールズ・リヴァー、クリスマスのイルミネーション

③住居と生活:郊外BelmontとMIT East Gate(今は取り壊された)

④旅行

・近郊:ボストン観光、セーラム、ロウエル、オールド・スターブリッジ・ヴィレッジ

・国内:ディズニー・ワールド、ミスティック・シーポート

・国外:ロンドン、パリ、トロント(ナイアガラの滝)

 34年前だけに夫婦とも若い。子供に見せると「うわ!」

特に生活の用品に、MacSE/30( https://en.wikipedia.org/wiki/Macintosh_SE/30 )とドット・プリンター、当時のTVや小物など懐かしいのが多い

 あの頃は、国際FAXが最新鋭の図面や書面送付手段だった、MITの中では試験的にインターネットもあった、フロッピー・ディスクが最新鋭だった

 

 夫婦ともMBAを取得したが、呆れる程参考図書(Reading Assignment)やCase Studiesが多く、夜遅くまで読み込み、考え、レポートも書いた

 家事は、週1回の買出しとテニス、料理(安いジャガイモと玉葱を炒め豚汁・カレー・スープに転用や韓国食材での薄切肉とクレソンのしゃぶしゃぶ、ニンニク・ステーキなど)をこなした。

 CIVIC( グランドシビック 3ドア $10K)は故障もせずトロントなど行ったのが懐かしい

 35年程前、留学時の荊妻は今の子供たちより若いのに驚く

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孫への夏の工作:第二弾はエレヴェーターがまたも大うけ

2024-10-06 02:27:23 | 趣味

 先日の風力発電(絵本も買い、風が電気に変わる仕組みも理解)、そして今回はエレヴェーターにピタゴラスイッチ風の迷路付きのキット( https://www.yodobashi.com/product/100000001008553682/ )を作る。

 4枚程のべニアをレーザーで切り込みを入れてあり、夜店の「型抜き」を思い出す。うまく部品を配列しているのに感心する。

これを組み立てるのに2日で3時間、老眼にはつらい。入れるのも、構造部分の押し込みなどあり、一度入れてから変形させて再度入れるなどのテクニックと、ピンセットやニッパーの活用により効率的に対応する。

 結構面倒、しかもエレヴェーターの鉄シャフトの滑りやギアの回転軸の滑らかさのため、自転車用シマノのグリスも活用する。球がうまく動くよう、要所要所をやすりで削り、通り道の角度や傾きの調整をする。ぐるぐる取っ手を回すと球がエレヴェーターで上がり、4階から仕掛けの通路を落ちてくる。

 組みあがってから、隙間に付属のホワイト・ボンドを流し込み接着し強度を増す。はみだしは水を含んだ布や綿棒を使い取り去るのがテクニック。

 2日と乾燥で完成、夕方来た孫が目ざとく見つける。動かすと目が点でになり大喜びがさく裂。「なんで作ってくれたん」とわざと荊妻に聞く。

 作って良かった、次は間を開けてからエスカレーター・キットの工作にしようかな

 動かしていると、15㎜長さの軸(φ1㎜)をとめるプラスティックの輪が外れる、壊れても直せるのが良い、孫に尊敬される

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孫に風力発電模型を作ると大喜び、LEDの光るのが受ける

2024-09-12 02:02:38 | 趣味

 市役所の前に、タワー2基があり、それぞれ太陽光発電パネルとサボニウス型風力発電が組み込まれている。

 このサボニウス型発電の動画( https://www.youtube.com/watch?v=-9piFZWD6zY (交流をダイオードで+-の直流変換、ブリッジ回路ならLED1個も可能だが))がある。孫は風力発電により赤・青のLEDが光るのを見るのが大好きだ。

 そこで、風力発電キット(842円:https://www.yodobashi.com/product/100000001001547793/ )を買い、さらにサボニウス型風車も段ボールと紙コップ、ペット・ボトルで作った( https://www.youtube.com/watch?v=yMc3_qg8Xes )、あわせてペット・ボトル風車も作った。

 ヘア・ドライヤーなどで風車を回すと、直流モーターを回し発電、電力で赤いLEDが光る。孫は興奮して「よろこびの舞」と走り回る。「作ってくれて、ありがとう」と言いに来る

 特にサボニウス風車が好きだ、回るとは思えない形からだろう

 昔取った杵柄だが、カッター・マットを敷いて、円や直線を引き、カッター(いまだに数種類ある)で切るのはお手の物。ペーパー・セメントで接着も久々。(1982年T工務店入社時代には梅田のヒルトンの模型(1/500)をいくつも作った覚えがある、それからPPTが出るまでは切り貼りで資料を作成していた、カッターと糊の手作業だ)

 トンカチ仕事は楽しい、孫が喜ぶのはさらに嬉しい

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