都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

京都の桜と人出

2010-03-31 22:17:07 | 京都

 桜が咲いたら、あらら人出が多い。久々に寺町のスマート珈琲でランチと思ったらガイドブック片手に持つ長蛇の列。1時間は待つ様なので諦める。これでは山元麺蔵と小宝も駄目だろうと思って近くの地味なところでお昼を。3日続けての雨上がり。空気が澄んでいる。テニスのガット張り替える。60ポンドから57として今回は54ポンドにする。硬いラケットなのでこれで方向安定の上、飛ぶかな。<o:p></o:p>

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弥生の末の雪

2010-03-30 08:48:46 | 京都
昨晩は洛中に雪が降り、4月目の前と思えないくらい寒かった。 今朝は東山も桂川の西山も雪がかかり白く、霧にけむっていた。 梅と桜と雪が一時にあるというのは珍しい。 きっと、雪の金閣寺など日の出も早くなったのでカメラの砲列となっていただろう。 これから春を迎える山の木々はだんだん膨らんでいる。笑う準備だろう。 桜、菜の花、新芽の緑を迎え、竹の子、青豆、空豆に思いを馳せる。 今年の春の絵はどこにしよう。
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洛中に「自転車は一旦停止」の看板

2010-03-29 20:04:54 | 京都

 六角あたりに看板を見た。一方通行の逆側の表示なので、事故など多いのだろう。(車も一旦停止しないのも見かけるが)左側に設置してあるのは良い。次に、左側通行と無灯の指導の看板が欲しい。(最近はオートバイまで一方通行の右を走る、責任者出て来い!(古いな))<o:p></o:p>

 自転車では楽しくお互いに。最近レーサーで危ない追い越し、運転を見かける。降り方も、右足を上げて止まる。長く自転車をやっておられる方は必ず左足をリリースして、サドルの前に体を移し、左足を着いてから止まり右足を上げる。右足上げはバランスが崩れるのと、今度走り出す場合に揺れなく右から踏み込めないのでお奨めできない。(買物自転車はこの限りではなく右足(前)下しで充分だ、レーサーなどはヘッド・シート角度の立ち、タイヤ幅の狭さか等 違う)<o:p></o:p>

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スエヒロⅡ 堂山町 懐かしのハヤシライスとビフカツ

2010-03-28 07:47:21 | 食べ歩き

 堂山町の地下にあるお店。天満のスエヒロの支店らしい。正統派で半月玉葱を炒めてから肉を加え、その後お酒をさしてドゥミグラス・ソースを入れて、隠し味に加えるケチャップとソースがご愛嬌で完成する。トマトの旨味で店屋の味に昇華する。<o:p></o:p>

熱いソースが迫力を持っている。しゃきしゃきの玉葱が多く肉は少ない。シャンピニオンと玉葱の焦げ味、バターの香りは古典で懐かしい。ご飯の量は少ない。付け合せは福神漬けちょっぴり。キャベツのサラダはドレッシングが美味しい。850円 ソースの値段だ。<o:p></o:p>

次に食べるなら揚げてからフライパンで焼き上げていたビフカツだろう ご飯は大盛が良いようだ。久々に深みがあり甘みも無く嫌味がないドゥミグラス・ソースを楽しんだ。<o:p></o:p>

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さて、再訪しビフカツは1,050円、肉を叩いて伸ばしているのでえらい大きく、薄い。今はなき新京極錦のムラセを想い出す。ドゥミグラス・ソースがたっぷりかかり、その下のキャベツを蒸らしている。ポテトサラダとスパゲティがお供で懐かしい構成。ナイフで切るが、結構肉は固い。衣は厚く香ばしい。肉そのものを味わうのではなく肉の香りの衣とドゥミグラス・ソースを味わう料理だ。なんとも美味しい。<o:p></o:p>

それにしてもこのあたりはア・ラ・カルト、倶楽部キュイジーヌなど洋食の名店が多い。かつてテレビ局もあったからか。<o:p></o:p>

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再再開発の時代 宝塚南口のタワーマンション着工

2010-03-27 13:51:42 | 都市開発

 1974年竣工 サンビオラの3番館建替え 40年足らずの運営期間かと思うと複雑だ。駅前の用途が商業から住宅に変容した。また権利関係がまとめられ、さらに単純化し売却され、今度はマンションでまたまとめられたうえ細分化される。長期的な用途と権利関係の波を感じる。なにが良い開発かは、社会の価値観により変動する。<o:p></o:p>

 建築はProduct(製品)であり芸術ではないという。たしかに美術(Fine Art)は純粋で、あっても邪魔というのは少ない。建築は使い勝手や景観などの不適合で使わない(例えばSyntax,、道頓堀キリン 等の取壊し)とか、施設の寿命や社会背景の変化で建替えは避けられない。だから、製品であるというのも分かる。ただ、製品にも記念碑的なものもあり、また都市のシンボルや資産となる建築もある。それは独自性や記憶に残るものだ。<o:p></o:p>

 開発とは、建築とはなにかを考える。かといって時代や流行に迎合したものが良いというものではない。<o:p></o:p>

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美億めぐり 伝えたい本寸法の味(山本一力) :昔の思い出と味と再訪

2010-03-26 22:03:45 | 食べ歩き

 本寸法とは本格の意味であろう。池波正太郎と生い立ちや苦労を、そして直木賞をなぞらえているようにも思える。<o:p></o:p>

想い出の情景とともに食べ方や店の佇まい、時代を書いており大変楽しめる。「そうそうあの店は」と思える方には好適だ。<o:p></o:p>

上手い文章だが好みとして「食する」は頂けない。別の話だが散見する「食わせる」も好きではない。「する」というのはもともと動詞がないので、名詞につけるものだ。食べる、頂く、頂戴するで文書はまとまる。「食わせる」は明治に流行ったようだ。結構見かけるが、「料理を出す」と言えば言いと思う。閑話休題<o:p></o:p>

懐かしいお店には天龍がある。酢醤油、ラー油と書いてあるが辛子も入れると美味しい。(お土産には入っている)この大ぶり餃子の描写の上手なこと、美味しそうなこと。<o:p></o:p>

京都でも2店ほど紹介されているが、スマート珈琲での快食は本領発揮だろう。(ホットケーキ、コーヒー、定食にオムライス)<o:p></o:p>

気に入っているのはカレーのところで、作者の幼少時代「だれんくがカレーを作りゆうがぜよ?」とあると「おれんくやき」と晴れがましくこたえる情景だ。紹介されるお店も街場にあり今までに無い観点だ。これに、池波のようなさっぱり晴れた味覚の基盤と主張があれば更に良い。

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携帯が壊れた、シェーバーを買い換えた

2010-03-25 19:43:39 | 趣味

 4年半使ったお気に入りの携帯、パナソニックのProsolid Ⅱのフラップ機構が壊れてしまった。締まらないのでなんとも使いにくい。新しいのを求めに行ったら、5万円という。パソコンが買える。カメラなどは要らないので、なくても良いというとそんなものは無いと言う。音楽も聴けて、テレビも見えるという。色々見たが、安いのはヒンジが弱く、躯体もたわむものが多い。(エンジニアリング・プラスティックのみで厚み不足、可動部の設計と強度に疑問)気に入ったのは重いがステンレスを使っているもの。しっかりしている。だが高い。赤貧を洗っている身には辛すぎる。電話とメールで、躯体が金属で10年もって2万円位のを作ろうという会社は無いのか。大体、デジタル・カメラも持っているのに中途半端なカメラなぞいらない。(盗撮と勘違いされるリスクもあるぞ) 音楽もIpodで聴くので要らない。テレビは余程のことがないとまず見ない。<o:p></o:p>

 基本機能だけのものを売っていない携帯業界は、本当に「ガラパゴス」かキツネザルのいる「マダガスカル」かも知れない。吉野屋でもれなく玉子、御新香、味噌汁、サラダがつくようなものだ。<o:p></o:p>

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5年使っている充電式のシェーバーが動かない。電池の寿命だそうで、買い換えた方が安いとのこと。お店で1万1千円(10%ポイント付き)だが、ネットで送料込み8千円(カード払い)なので注文したら、翌晩届いた。刃は同じなので古いのを取り置いた。電池が交換できるようにするのが本道だろう。それくらいの設計ができないものか。なお、廃棄には電池を外せとある。なにかおかしいそ。同じ会社の乾電池式のものは旅行用に30年近く使っているが未だに動く。<o:p></o:p>

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のらくろ 下鴨 でカキフライ

2010-03-25 00:11:21 | 食べ歩き

 3月半ばなのにカキフライ1,200円(大盛ご飯+50円)があったのでこれにする。タルタルが別皿で、チューブのトマトソースも出てくる。<o:p></o:p>

 カキフライは5個。牡蠣をあわせて揚げているようで大きい。揚げ油はラードのようで衣はカラリとしている。牡蠣は中が冷たく、磯の香りがきつい。なるほど、生牡蠣を頂くようにトマトソースがあるわけだ。個性的なお味で、生、磯の香りが好きな方向けだ。付け合せのキャベツも丁寧。ご飯は御釜型で型抜きだろうか。福神漬けが紙のカップに入って横にちょこんと。珍しい。<o:p></o:p>

 年配の方が多く、「いつもの」という注文も多い。歴史がある。<o:p></o:p>

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黄砂の洛中と暖簾の染め色

2010-03-23 20:15:42 | 京都

 朝から黄砂が広がった。空の景色が本当に黄色い。車はウインドを洗って、ワイパーを動かしていた。東山がかすんでいた。午後から晴れて、御所の枝垂れ桜が咲いたようだし一杯やりながらお弁当を楽しもうとほくそ笑んだが、生暖かくざらざらの空気。どこもかしこも黄色い砂が覆っていた。風情を楽しむ前にくしゃみが。<o:p></o:p>

 洛中の油小路の本能館で「おいでやす染のまち本能」を見る。萌黄色とか和の色で染めた暖簾が道筋に掛かる。マップ・ラリーの用紙があって、その色のスタンプを集めると色の読みが分かる仕組みだ。府立大の宗田研と立命館の乾ゼミの学生が協力している。なかなか楽しめる。昔、カラーチャートの本があってグレイッシュや和の色があったのを思い出す。これこそ実物の強みだった。今で言うなら、PnantoneDICのチャートかな。<o:p></o:p>

 桜は諦めたがいがらっぽい。<o:p></o:p>

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翌日、御所を散策すると、梅と枝垂れ桜が花盛り。人でも多い。近くの肉のはふうも満席でした。<o:p></o:p>

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中ノ島バンクス 賑わいがないのは当然

2010-03-22 06:38:03 | 都市開発

新聞によると自民市議が「幽霊やしきのようだ」と発言しているようにテナントがつかない状況だ。これは当然であろう。一つに周辺に来訪者を誘引する集客施設くクリティカル・マス(集積効果)がない。次に、堂島川の北側に特に優れた都市景観があるわけではない。つまりマグネットがない。最後に、施設がレストランやギャラリーであり、目的的に訪れるには差異が明らかでなく規模が小さい。同じような公園のレストランでも最近、破綻しChapter11適用のセントラルパークのタバーン・オン・ザ・グリーン(Tavern on the Green : http://en.wikipedia.org/wiki/Tavern_on_the_Green )などは数百席の規模だったはずだ。しかも、デザインや内装が凝って名物となっている。中ノ島バンクスはウォーターフロントに向かって開けておらず、目立たない外観でもあり、規模や特徴からも何を狙ったのか良く分からない。ウォーターフロントの建築は、豪華に目立つか、安くても雰囲気があるか(ボルティモアのハーバー・プレイス 設計はBTA)のどちらかにした方がよい。更に、エスプラナードや後背地の施設連携が見られない。<o:p></o:p>

 府の実験的ウォーターフロント活用コンペであるというが、利用者の観点や施設連携ルートの構築に課題が多い。中ノ島公会堂の周辺でのギャラリーとレストランのコンペも建設に向かっているのだろうか。<o:p></o:p>

 ウォーターフロントでは、集積のクリティカル・マス、マグネット、施設の規模と差異、連携とルートが兼用である。(古いが拙著 ウォーターフロントの開発とデザイン 1992)を御覧頂きたい。<o:p></o:p>

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ふわふわ春だ

2010-03-21 08:19:41 | 京都

 テニスも上下夏と同じで楽しんだ。汗が出ないが陽射しはきつい。これ以上、焼けたくないので日焼け止めを薄く塗る。東山が霞んでいる。桜はほころんでいる。賀茂川で一杯と思ったが所用で断念。中州に寝転がると気持ち良いのにな。<o:p></o:p>

 洛中ではアート・フリーマーケットが催され見て歩くと楽しい。ウイングス(東洞院蛸薬師)の前にある傘やシャツのガラス小物が可愛かった。サンド・ブラストで小粋に仕上がっている。一回、ペンギンとアザラシの焼き物でも作って出してみたいな。<o:p></o:p>

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春のお菓子

2010-03-20 07:27:12 | 京都

和菓子が好きで、駄餅屋(安価な餅などを扱う街場のお店)が特に良い。春といえば桜餅(関東の道明寺)を出町のふたばで購った。食べる前にも桜の葉の匂いが良い。手にくっつくので食べ方が難しいが半殺しの餅と餡子、桜の香り、しおっぱさはなんとも言えない。<o:p></o:p>

 桂の中村軒のも美味しい。桂離宮見学のお土産に最適だ。<o:p></o:p>

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今ウェブは退化中ですが、何か? 中川淳一郎 :ネットの本音

2010-03-19 20:36:08 | 世情

ウェブは暇つぶしなのに儲け・期待・洗脳で流行るとある。さらに罵倒したい願望があり、クレーム対策が要点と指摘し、更に「お客様は神様です」の三波春夫の真意は講演での聴衆であり、神に見立てて芸を見せることで商店、飲食店のお客のことではないと結論づけている。ウェブの利用者は本を読まないからだというのを、本書に書いてあるのは面白い。(だから、この本の内容はウェブで批判されないだろうとある)<o:p></o:p>

最後に、実世界のリアルな付き合いが創造的で想い出になると結んでいる。誠に真っ当なのだが、このブログは気楽にやっているし、表現が無料だし、すぐ出来事について意見がかけるので便利だとも思うが。また、本も読んだほうが良いだろう。ウェブは楽すぎる。<o:p></o:p>

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ホッピーとやきとん

2010-03-18 19:30:58 | 食べ歩き

四条室町と新町の間を上がった露地にある名古屋からのチェーン 「大黒ホルモン」で軽く一杯。  90円のシロとテッポウとホッピーで500円と少し。なかなか手軽で楽しめる。<o:p></o:p>

ホッピーは関東のやきとん屋に多い、焼酎のビール風味。先日読んだ「夜食の文化史」西村大志編の中にも焼鳥もどきとやきとんは紹介されている。更に未読だが「最暗黒の東京」にも詳細があるという。 <o:p></o:p>

やきとんは懐かしい。東京を想う。よく行った森下の山利喜では口開けにテッポウとタタキ(なんこつ) が美味しかった。(本店は改装したようだ)その後、煮込み(牛)を食べて、その煮込みダレにシロ(豚)を入れ七味をわんさかかけたものはよかった。空豆と茄子の浅漬け(塩出ししたほうがよい)も美味しい。 

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負の開発は、需要予測の責任が防ぐ

2010-03-17 22:58:15 | 都市経営

新聞によると建設省の関係団体が空港の需要予測をしているが、建設ありきの予測と天下りがあったという。茨城空港開港もあり、需要予測のあり方が問われている。 <o:p></o:p>

インフラは作ると使わざるを得ない。大目の需要予測で開業すると利用者、開発関連、都市の面子もあり閉鎖は難しく、経営赤字が負担になるケースがある。建設関連の工事や空港運営の関係者の利益を税金で補填するようなものだ。需要予測に問題があったなら、相応の責任は負うべきであろう。また、それを信じた自治体、開発セクターにも責任はある。例えば、建築設計に瑕疵があった場合、設計会社はその設計料の範囲だけで責任を負う訳ではない。コンサルタントとはそのようなものだ。<o:p></o:p>

 特に、文化施設、娯楽施設、交通施設等は運営費が大きく損益分岐点も高いので、慎重な調査且つ内容の開示が必要だ。需要予測はコンサルタントとして説明のできる内容(フロー、要素の検証、事例証明 等)が当然あるからだ。<o:p></o:p>

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