都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

麺房すずめ(三宮):ひやかけは美味しい

2012-06-30 05:55:44 | 食べ歩き

 節電の夏だ。ふらふら歩いてひやかけと天ぷらにしようと思ったが、天ぷらは油切れが悪そうであり、きつねにする。530円で、きつねは油ぬきが曖昧だがかえって野性味があり厚いのも良い。お出汁はイリコで鹹めだが、もちもち麺が美味しい。博多葱の小口切りたっぷりも良い、薬味は七味と麺につける柚子胡椒が良い。<o:p></o:p>

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夏はこれだな。大盛にしようかな。<o:p></o:p>

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別館牡丹園(神戸元町):焼きそば(ソフト)は独自の美味しさ

2012-06-28 06:06:25 | 食べ歩き

 焼きそばは硬いの(餡かけ細いフライ麺)と柔らかい(炒め)がある。840円で、柔らかいのはゆでめんと肉、海老、キャベツでオイスターソースなどのお味であっさりの様で結構濃いお味。酢を卓上の7割はかけ、辛子も一瓶使う。美味しいし、懐かしいお味だ。<o:p></o:p>

 できればお昼にはスープとご飯を安くつけてもらえるとより楽しめる。ザーサイも欲しいな。<o:p></o:p>

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 安心できる元町の中華だ<o:p></o:p>

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そろそろ祇園祭:今年は人出が多そうだ

2012-06-27 00:02:09 | 京都

 お菓子の水無月の三角形を見ると梅雨を感じる。コンチキチンの練習も始まる頃だ。今年の祇園祭は屋台も少なくなるようだ。新町、室町が片側になるのであれが良い。歩く幅が広がるし、風も通る。人ごみのなか、それでなくても暑いのに揚げ油やの鉄板の前を通ると暑さがひとしお。混みすぎるから鉾を見たいが敬遠している。府警によると安全の課題もあるようで、いつも府警の誘導(一方通行管理)や安全管理にはお疲れ様と感謝する。烏丸通りは更に屋台が多い。ここは比較的歩きやすく屋台を見て楽しめる。<o:p></o:p>

 名物の屋台では前田のベビーカステラ(室町四条の角)や串焼き(六角烏丸の角)が有名だ。室町、新町も歩き安くなったらぶらぶらしよう。<o:p></o:p>

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鉾や山の祇園祭、街の旧家の屏風祭をゆったり楽しめるほうが良い、人ごみが多すぎると縁日だ<o:p></o:p>

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珉(二条新東洞院):路地裏の美味しい中華、安い

2012-06-26 05:25:03 | 食べ歩き

 下町探検シリーズ。中華と焼肉のお店。二条の路地を上がった角にある。油くさくない清潔な店内。イカ天定食は680円でスープ、ご飯がつく。イカ天は10個もあり柔らかくからり。練りからしの皿がつき、醤油とあわせた。スープは古風。漬物は塩っぱいが美味しい。<o:p></o:p>

 焼肉定食(880円)がお職のようで、鉄板に乗せて焼いてでる。焼肉のホルモン(600円)で昼酒なんかも渋いかもしれない。<o:p></o:p>

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 ゆったりするし、すっきりした後味だ<o:p></o:p>

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チェーン店の陥穽:あらら

2012-06-25 05:38:06 | 食べ歩き

 久々にチェーン店で天ぷらつきのそばとネギトロ巻きのセットを食べた。そばは冷凍か茹でおき、汁は市販もの、わさびも市販のチューブもの、葱はカラカラ。ネギトロは巻物のご飯が多いが味はまあまあ。天ぷらは、海老の背わたも取っていないし、生臭いし衣が厚くくどい。衣を落としてみると大量だし油の量も多い。味、カロリー、楽しみを考えると、これで千円近いとは。<o:p></o:p>

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 チェーン店ならからりと揚がる粉とか使っているのが普通だ。色々ありますが、これではどうか。味にはもっと謙虚になるべきだ。<o:p></o:p>

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 まずは、体に良いものが食べたい<o:p></o:p>

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清華園(京都 塩小路五条):下町中華は和めます

2012-06-24 06:34:24 | 食べ歩き

 久々の下町シリーズ。ちゃんぽんは東京のタンメンに近い。辣油と酢を盛大にいれる。テニスのあとで癒される。麺が東京の縮れ幅広でなく細いのが残念だ。<o:p></o:p>

ギョーザも皮が焼きこんでありぱりっとして美味しい。酢を大目、辣油を沢山で醤油は少しが好みだ。ちゃんぽんの麺が細めのもの(太い縮れ麺が好き)が今ひとつでもあり中華丼も頼む。スープがついてくる。胡椒をかけて大目の餡を楽しむ。ご飯は少しにする。これで1,730円になった。大食い選手権みたいだ。<o:p></o:p>

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次は同じような内容で安くつく野菜炒め、ご飯、餃子にしよう。<o:p></o:p>

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街の入替り:商業の交代のサイクルが速い

2012-06-23 05:28:31 | 都市開発

 三条通をふらふら歩いていると、トミー・ヒルフィガー・ガールがなくなったり、マクドナルドが撤退したり、その反対に烏丸のトミーの跡に大きなマクドナルドができたりしている。<o:p></o:p>

 京都のラーメンや洋食の古い本があり、つらつら眺めているとこの15年で3割は閉店している。老舗が多いからこの割合だが、新店で閉店したラーメン店などとても多い。親切に閉店情報の載っているラーメンサイトを見てみると、中京区でもとても多い。( http://www.tcn.zaq.ne.jp/tosimune/ramenframe.htm )比較的に長く営業しているのは、京都の地場のチェーン店が多いように思う。または地場でしっかりお客を掴んでいる老舗の個人店だ。二極化の進行だろうか。<o:p></o:p>

 特にラーメン店は居抜きが多いのか、開店、撤退、新店のサイクルが速い。新しいお店であたりは殆どないように思う。そばも同じく多いが、高く少ないからあまり詳しくない。うどんは、チェーンと個人のせめぎあいがある。贔屓は山元麺蔵、岡北、えいじなど地元京都でカレーうどんが美味しいお店だ。<o:p></o:p>

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 店の入替りが速い。お味で勝負するか、目新しさかなどもあるが、新しいお店は老舗との比較優位が必要だ。また、短期の回収も多いようだ。街づくりもかわってくる。<o:p></o:p>

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魚菜えぼし(京都 押小路小川):穴子と海老の天丼は好みの対極

2012-06-22 05:29:20 | 食べ歩き

 天ぷらの海老は鞘巻きをよしとして、穴子もめそみたいな小さいのが好きだ。衣は薄めで、丼汁(どんじ)も軽めの少なめが良い。<o:p></o:p>

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 えぼしの天丼は1,000円で衣が厚い、丼汁は濃くたっぷり、海老は大きく、穴子は伝助みたいで烏賊かと思ったくらいだ。好みではない。お吸い物は軽やかで良いのだが、丼の味との釣り合いが取れていない。<o:p></o:p>

 調理場の横の席に案内された。えらく暑いし、ご主人が何故か厨房の機器を足でけっている音もする。揚場の周りは清潔とは言いがたい。女将さんは遠慮がち。もっと美味しくお客に楽しんでという気配りやもっと高みを目指すという感じがしない。俺の料理を食べてみろというサプライ・サイドのお店ではないか。なお、伊根の舟屋のポスターがあり、お魚はそこからのようだ。<o:p></o:p>

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京都、下町の天ぷらは行きつけの高倉仏光寺の よしおか が偉大だとよくわかった<o:p></o:p>

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台風一過:緑が濃い

2012-06-21 00:03:30 | 京都

 久々に台風が関西に。台風となると、気圧が下がり、締め切った湿度の高い部屋で、風のゴウゴウとした音を聞く、となぜか気分が高ぶる。昔の台風準備などは雨戸を打ちつけたりと、家が要塞みたいな感じになったからだろうか。<o:p></o:p>

 今回、京都はあっけなく台風が掠めたに終わり、夜半には風も穏やかになった。明けた朝、西山から大山崎にかけての山並みに薄い雲がたなびく。緑が更に鮮やかに、深くなっている。水を張った田んぼの苗も喜んでいるようだ。<o:p></o:p>

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すっきりするが、次の台風もあり晴れ渡らないのが残念だ<o:p></o:p>

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イタリア食道 コロンボ(京都 河原町丸太町):タラコ・パスタは独自で美味しい

2012-06-20 05:41:45 | 食べ歩き

 お昼は1,200円。パスタ(80g)を大盛にすると200円アップ。まずは盛り合わせが出てきてなかなか美味しい。胡麻のパンは熱々でオリーブ・オイルは頼めば出てくる。店内は落ち着いている。タラコ・パスタはクリーム仕立てでカイワレの葉がのる。嫌味がなく和風のような洋風のような独自のお味。楽しめるなあ。ソースを新しいパンでぬぐって楽しむ。食後のエスプレッソも、焼菓子とともに楽しめた。<o:p></o:p>

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真っ当な料理で食後感もすっきりしていて、感心した<o:p></o:p>

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街と水:デザインは難しい:管理、水質、効果

2012-06-19 05:25:16 | 都市開発

 建物に水を取り込んだのは阪急三番街が有名だ。中之島ロイヤルホテルのロビーを流れる小川もなんともえない。<o:p></o:p>

かつて池田駅前にあるせせらぎモールの企画と基本設計に関わった。下水の高度処理水を駅前に流すというもので、水深は5cm以下、流速は1m/秒を超える速さでしかも磨きの石を床として苔など生えない条件とした。このときの与件は<o:p></o:p>

①溺れることのない深さ:水深は10cm以下(児童だと5cmでも溺れる可能性があるとのこと)、若しくは安全管理<o:p></o:p>

②淀まない流速:夏の臭いや苔の発生を防ぐ<o:p></o:p>

③爽やかさ:冬でもすがすがしさがある、または流水をやめても見栄えがする<o:p></o:p>

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 当時はフラワーロード横のせせらぎや江戸川区の小松川・境川親水公園、前述の三番街など調査したものだ。海外ではサンフランシスコなども留学の折調査したが、どれも常軌の要件は満たしていた。<o:p></o:p>

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 一部の大型開発にも流れる水は組み込まれているが、流れが淀んでいるもの、安全管理に問題があるもの、水の効果が発揮されないものが散見される。水を安易に導入するのは良くない、また設計に十分考えがないと逆効果で維持費用もかさむ。むしろ緑に替えるか、湿地の生態系(ビオトープ、杜若など)にするのが良い。<o:p></o:p>

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三番街の成功は関西の記念碑だが40年前だ、今からやるならパソナの都市菜園のようなビルへの自然の導入ではないか<o:p></o:p>

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洋食の朝日(神戸):ビフテキはなんとおいしい

2012-06-18 05:29:30 | 食べ歩き

 ひさびさに洋食の朝日に、とある記念日でもあり、ついに最高額(1,500円)のビフテキにする。お肉はフィレで切ってあり醤油だれとフライド・ガーリックがのる。お供にマスタードとグリーンとポテトのサラダも。<o:p></o:p>

 お肉は柔らかく旨味があり、醤油のソースが美味しい、マスタードとガーリックでうっとりする。街場のビフテキはこうでなければ。試したタバスコやウスター・ソースもいまひとつ。お肉の両面はカリカリでしっかり焼いたあとオーブンか蒸焼だろう。ご飯になんともあう。口直しには取り放題の沢庵が良いな。ご飯も粒立ちが良い。グリーンサラダの水菜、レタス、キャベツその順に食べる。タレの染みたキャベツはたまらない、お肉にのせて最後に楽しむ。ポテト・サラダは出番がないためマスタードを混ぜて、卓上のマヨネーズを足して、ウスター・ソースを混ぜておかずにする。ごはんにたまらんですぜ。<o:p></o:p>

 ご飯が進む。第四楽章の仕上げには合いの手に、沢庵の歯ざわりと煮干出汁の味噌汁の潤いがおいしい。(どことなく食べていてBeethoven Symphony N. 5を感じた)<o:p></o:p>

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なんともおいしい。ここではビフテキがお職だ、それにしても値段で味と満足度のわかる分り易いお店だ。ステーキは三宮の みやす にも行かんといかんな<o:p></o:p>

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効率と公平を問う(小塩隆):データは多いが論旨が不明で、まとめが論文調

2012-06-17 06:34:52 | マクロ経済

 効率と公平がトレード・オフと規定しているがそうだろうか。スティグリッツの「公共経済学」にも同様の論旨はあるが、あくまで「選択」とあり、効率と公平がいつもいつもトレード・オフとはなっていない。筆者は経済企画庁出身でありデータは多いが、論旨が分からない。マクロな公平性を論じているのか、マイクロなケース・スタディか不明だ。<o:p></o:p>

 終わりに「本書のメッセージ」として各章のまとめがあるが、博士論文のまとめみたいだ。章毎にテーマが色々あり、どうして着目したのか、論文のフローはなにかがよくわからない。各章の内容はよく知られた内容のデータ実証のようであり、そこは読むに足る。<o:p></o:p>

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「効率と公平」の入門ならスティグリッツの「公共経済学」が良い。この著作は「本書のメッセージ」を読めば充分だ<o:p></o:p>

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きまい(神戸 弁天):固いが旨味が

2012-06-16 06:35:27 | 食べ歩き

 三宮の麺房すずめは柔らかめ。きまいは固いとのことで訪問。こぶうどんと稲荷のセットが680円。こぶうどんのこぶはオボロととろろ昆布の間みたいでどうも昆布臭い。麺も固いようだが粘りと弾力が乏しく打ってから時間が経ったような麺。出汁も鹹めでイリコ味で素朴。紫蘇の葉の天ぷらがのる。おろし生姜がつくのは親切。<o:p></o:p>

 稲荷は醤油味が濃い。全体に高校時代の学校の裏にあったうどん屋のお味を思い出した。なお、天ぷらが有名なようだが厨房は今ひとつ清潔ではない。<o:p></o:p>

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近所の馴染みの会社員が多く、煙草嫌いも要注意。<o:p></o:p>

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庭「にわ」を読み解く (白播洋三郎):概論と事例は使いやすいが地図、図面が少ない

2012-06-15 06:20:21 | 京都

概論と京都庭園の事例紹介の2部構成となっている。<o:p></o:p>

知見は多く、奈良の寺院が平地、京都の寺院が山麓、都市仏教から山林仏教の変遷と関連するとある。<o:p></o:p>

「地亭記」(慶滋保胤 天元五年(982年)が浄土庭園の起こりの時期にあたる。<o:p></o:p>

庭園のもととなる「庭」(平たいところ)と「園」(植物が植えられているところ)の違い。大伴家持の歌「我が園の 李の花か 庭に散る はだれのいまだ 残りてあるかも」を区別の事例としている。<o:p></o:p>

 これに対して西洋には庭園に殆ど関心がないのはキリスト教が一神教であり、日本の自然崇拝との対比とある。そうではなくて、幾何学的庭園が多いのは自然を支配するという概念ではなかろうか。(大昔、木村尚三郎あたりで読んだ覚えがある)<o:p></o:p>

 事例で面白いのが、京都の庭のモデルとなった西芳寺と銀閣寺にある建物の名前の本歌取りだ。更に、平等院の復元とイメージの想起で地味な小石の州浜と派手なパビリオンである鳳凰堂の対比は面白い。竜頭鷁首の船や鶴、鶺鴒のつくりもの、幔幕、雅楽というイベントにも想いを馳せている。<o:p></o:p>

 事例に周辺地形の分かる地図や庭の平面図などあるとさらに使いやすく理解も進む。<o:p></o:p>

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 京都の庭の入門から、お庭めぐりまで役に立つ著作だ<o:p></o:p>

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