伊勢神宮は初めて。詳しい方に助言と丁寧な資料をもらった。
愚妻と近鉄に日帰りで乗車。(切符が、「まわりゃんせ」だったが、間違いに気づいて「伊勢神宮拝観切符」に取り替え、名前が紛らわしいような)近鉄は車両が古く、トイレの臭いがしていまいちな環境で2時間かかる。なお、この切符はバスや志摩方面の周遊も無料であるが、やたらに切符が多く面倒だ。
外宮は1時間、内宮は1.5時間で桂離宮と修学院離宮の拝観時間と同じ。(なお、年齢層もシルバーが多いのは同じ)この間はバスで移動。途中、猿田彦神社も立ち寄る。雨でもあり、傘と足元に疲れた。
外宮、さすがに規模が大きいと思った。猿田彦神社は、子供の運気をお願いして絵馬などしたためた。
一休みに立ち寄ったおはらい町とおかげ横丁(赤福の開発 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%92%E6%A8%AA%E4%B8%81 )は賑わいもあり、しかも、どのお店が順番を管理しているのには驚いた。観光客のピーク対応がしっかりしている。おかげ横丁は日本屈指のお土産スクエアであり、フェスティバル・マーケット・プレイス(観光商業)を日本に移入した成功事例だ。建築も板が横貼りであり、京都の縦張りとは違う(台風対策だろうか、一般的な雨仕舞だ)、虫小窓や土蔵の塗りの扱いも独自で耐火というより意匠のようだ。
お昼は すし久 で てこね寿司(ズケにした鰹 1,150円)にした。順番、下足番は混乱の様子、しかし注文はハンドヘルドの端末でしっかりしているが時間がかかる。その間、意匠や階段まわりの看板など楽しめた。そのあと、おかげ横丁などで買い物、財布のひもがゆるむ。愚妻がみたらし団子(100円)、松坂肉の串(650円で4切れ)は旨かった。
内宮には圧倒された。入口にある橋の反りの演出と川の景観の組み合わせが見事だ。森の杉林の高さ、緑の静謐さに「力」を感じた。山を背景に川に至る庭園としても排水処理が溝から小川に、そして橋にとリズムがある、崖の石組みと土と木が一体になっている、大きな青石(三波石らしい、阿波にも青石がある)や石段の青石、雨に濡れた石や木の質感、川に棹する流木止め、遠望する山並みなど秘めたるデザインがしっかりとある。
もちろん、内宮の建物、結界の素晴らしさは言うまでもない。これが日本建築の授業の始めに習った神明造かと実物をしげしげと眺めて飽きることがなかった。軒を2本の柱で支えるのは、鳥居と同じ構造だ。棟を支える2本の柱の象徴性を考えた。神社は檜皮葺と思いこんでいたが伊勢神宮は茅葺であった。重さのある屋根に鰹木が乗る様は独自だ。千木の削ぎ、鰹木の数は陰陽で男女を表すと昔習った。
帰りは、近鉄の伊勢市から、一杯楽しむかなと思うと、おつまみになる駅弁がないのは残念。近くの商店街もお土産が多かった。愚妻と和田金の出店や先ほどの松坂肉の串でもあると良いのにと話ながら駅弁の天むすを分け合った。
もう一度、晴れの紅葉の頃行ってみたい
愚妻と近鉄に日帰りで乗車。(切符が、「まわりゃんせ」だったが、間違いに気づいて「伊勢神宮拝観切符」に取り替え、名前が紛らわしいような)近鉄は車両が古く、トイレの臭いがしていまいちな環境で2時間かかる。なお、この切符はバスや志摩方面の周遊も無料であるが、やたらに切符が多く面倒だ。
外宮は1時間、内宮は1.5時間で桂離宮と修学院離宮の拝観時間と同じ。(なお、年齢層もシルバーが多いのは同じ)この間はバスで移動。途中、猿田彦神社も立ち寄る。雨でもあり、傘と足元に疲れた。
外宮、さすがに規模が大きいと思った。猿田彦神社は、子供の運気をお願いして絵馬などしたためた。
一休みに立ち寄ったおはらい町とおかげ横丁(赤福の開発 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%92%E6%A8%AA%E4%B8%81 )は賑わいもあり、しかも、どのお店が順番を管理しているのには驚いた。観光客のピーク対応がしっかりしている。おかげ横丁は日本屈指のお土産スクエアであり、フェスティバル・マーケット・プレイス(観光商業)を日本に移入した成功事例だ。建築も板が横貼りであり、京都の縦張りとは違う(台風対策だろうか、一般的な雨仕舞だ)、虫小窓や土蔵の塗りの扱いも独自で耐火というより意匠のようだ。
お昼は すし久 で てこね寿司(ズケにした鰹 1,150円)にした。順番、下足番は混乱の様子、しかし注文はハンドヘルドの端末でしっかりしているが時間がかかる。その間、意匠や階段まわりの看板など楽しめた。そのあと、おかげ横丁などで買い物、財布のひもがゆるむ。愚妻がみたらし団子(100円)、松坂肉の串(650円で4切れ)は旨かった。
内宮には圧倒された。入口にある橋の反りの演出と川の景観の組み合わせが見事だ。森の杉林の高さ、緑の静謐さに「力」を感じた。山を背景に川に至る庭園としても排水処理が溝から小川に、そして橋にとリズムがある、崖の石組みと土と木が一体になっている、大きな青石(三波石らしい、阿波にも青石がある)や石段の青石、雨に濡れた石や木の質感、川に棹する流木止め、遠望する山並みなど秘めたるデザインがしっかりとある。
もちろん、内宮の建物、結界の素晴らしさは言うまでもない。これが日本建築の授業の始めに習った神明造かと実物をしげしげと眺めて飽きることがなかった。軒を2本の柱で支えるのは、鳥居と同じ構造だ。棟を支える2本の柱の象徴性を考えた。神社は檜皮葺と思いこんでいたが伊勢神宮は茅葺であった。重さのある屋根に鰹木が乗る様は独自だ。千木の削ぎ、鰹木の数は陰陽で男女を表すと昔習った。
帰りは、近鉄の伊勢市から、一杯楽しむかなと思うと、おつまみになる駅弁がないのは残念。近くの商店街もお土産が多かった。愚妻と和田金の出店や先ほどの松坂肉の串でもあると良いのにと話ながら駅弁の天むすを分け合った。
もう一度、晴れの紅葉の頃行ってみたい