すっかり晴れに。
ガウディの建築は、見ていないCasa Calvet(非公開、1階はレストラン)をお昼に前を通った。これで主要なのはすべて見た。あまり好きではないが、面白かった。
朝からBarrio Gótico:ゴシック地区(バルセロナの都市が発祥したエリア 幅員は狭く、京都と同じかそれ以下の4~8m程度)へ、ディアゴナールからてくてく歩く。並木大通りのPasseig de Gràcia( https://en.wikipedia.org/wiki/Passeig_de_Gr%C3%A0cia,_Barcelona ) 幅員は60mで御堂筋の44mより広い。
と 線状の緑地のLas Ramblas ( https://en.wikipedia.org/wiki/La_Rambla,_Barcelona )は幅員30m程度で、銀座通(25m)より広いと感じた。似顔絵かきが多い。夜は、プロのおねいさんとスリで有名の様だが、見なかったし被害もなかった。
近くのMercat de Saint Josep という市場を見る。市場とちょい食べができるFestival Market Place に近い。生鮮と総菜の両立で、組み合わせるサラダの店などが流行っている。西にあるMercat de Santa Catarina は大胆な構造、横に史跡がある。
Barcelonaは市場が多く、都心居住に便利だ。しかし、物価は高く、ランチで€10を超える。日本の倍と思えばよい。
Barrio Gótico:ゴシック地区を探検すると、これがすごい
SANTA ESGLÉSIA CATEDRAL BASÍLICA DE BARCELONA:大聖堂で圧巻( https://catedralbcn.org/index.php?lang=en )無料で内部にびっくり、横の別堂もある
その横に、Place del Roi : 王の広場 色々あり歴史を感じる。その一角に
Museu d'Història de la Ciutat (MUHBA) (http://www.totteokiinfo.com/turismo/detalle.php?id_turismo=14 ) :市歴史博物館( €4)見ごたえある歴史遺構の地下保存と昔の城壁と港の都市バルセロナの模型など。大変面白い。バルセロナが城郭都市に港があり、その頃の保存用の甕や、排水溝まで見える。遺構の要所要所に柱を建てて見学用のルートを整備している
ここでバッテリーが上がる (この日は250枚も撮っていた、色々エコ・モードに変更)そのため、ホテルにまた、歩いて帰る。街並みが楽しいが上り坂。
地元のデパートでお土産にエコ・バッグを探すがない
ついでに、Furla で買い物、日本人女性二人のお買い物に相乗りで、意見を聞いたり雑談。
ホテルに帰り、充電し一休み、最後のどん兵衛をお昼として食べる。(朝夜の二食が多く、朝はブッフェで肉、野菜、果物、ヨーグルト、トースト・パン、卵の黄身などしっかり食べる)
例により、世界の麻婆豆腐探検をしようとしたが、近くの担々麺は€16で止めた
お土産にVeritus(自然食品のスーパー・マーケット)でドライ・トマト€2.50を8つ購う
休んで出直す
ウォーターフロントに
得意分野でもあり、コロンブス記念塔を楽しんで、その先に。驚くのは水辺に柵がない。自己責任で、端っこに座って足をぶらぶらしている若者も多い。大きな商業施設があるが、面白い店はなくチェーンが多い。1階のカフェでカラマリでもと思うとない、ホタルイカの天ぷらはあるのだが。しかも高い。
反対側はヨット・ハーバーで高そうなヨットが多い。カタマランもある。
こ の近くにはL'Institut Municipal del Paisatge Urbà i la Qualitat de Vida (IMPUQV http://www.happytraveler.jp/2015/11/ruta-del-modernisme.html )という近代建築があるが、ねじり面で上に展望施設もある。誰の設計か分からない。この前を通っていると、雰囲気が悪い(都市計画での直感だ)
このあたりはEl Raval : 治安が問題な地区のようだ。モスクが多くイスラム関係、アジア系も多いという。ガイド・ブックには夜立ち入るなとある。実際歩くと、警官の取り締まりが多い。壁面スプレー・ペインティングも目立ち、安いお店が多く、殺伐とした雰囲気も。再開発など多く、アメリカでの低所得者住宅のような団地が目立つ。歴史保存がLas Ramblas の中通り公園であると、西側のこの地区は、地域再生だろうか。歩いていると、60年代の昔の近代建築が多く楽しめるが、周辺の雰囲気と人影に危険も感じた
地区再生を図るためか、また近くにUniversitat de Barcelona ( https://en.wikipedia.org/wiki/University_of_Barcelona )もあり、大学との連携もあるためか文化施設の配置がある。
Museu d’Art Contemporani de Barcelona (MACBA)
NYのMOMAとも連携、前はスケート・ボーダーが練習。リチャード・マイヤーの設計で「白い」。周りの雰囲気と合わずに、「掃き溜めに鶴」を感じた。北に上がる地形であるうえ、舗装が石張りの街のため、スケート・ボードが多く、電動も多い。マイヤーはあまり好きでもないため、通りすぎる
この地区を上がると大学地区で色々なものが集積、安いレストランや古書店、いいな。
その他には;
Centre de Cultura Contemporània de Barcelona (CCCB):バルセロナ現代文化センター( http://www.cccb.org/es/ )、Biblioteca de Catalunya:国立図書館がある。
このまま、裏通りをホテルまで歩く。歩くのが都市計画の基本だ。都市として、文化としてのバルセロナを堪能した。いい街だ。
帰りに、Casa Millaの屋上にある造形群が西日を受けて、きらきら光っている。ランドマークにはなっていると思った。
バルセロナの都市開発について参考( http://web.kyotoinet.or.jp/org/gakugei/judi/semina/s1205/index.htm#Mabe006 )
こんなに良いとは思わなかった、日本からの直行便が欲しい